<キャスト・キャラクター紹介>

クレイン 14歳 男 Clain(声:小林ゆう)
のんびりとした辺境の島にひとりで住み「フラクタルシステム」の恩恵を受けて生活している草食男子。
ヴィンテージマニアで古いIT機器をいじるのが好きだが、サイクリング好きで活動的な部分も。
何者かに追われるフリュネを助け「一目惚れ」したことから、事件に巻き込まれることに。
フリュネ 16歳 女 Phryne (声:津田美波)
「フラクタルシステム」を管理する“僧院”の若き巫女。
生まれた時から“僧院”で過ごし外界を知らないため、育ちは良いがちょっと世間からはズレている。
僧院を抜け出し追われていたところをクレインに助けられるが、ブローチを残して姿を消す。
ネッサ 10歳 女 Nessa (声:花澤香菜)
フリュネが残したブローチからでてきたドッペル。無邪気で好奇心旺盛。
通常のドッペルとは異なり完全な少女の形を維持しており、データでありながらクレインが触ることができる。
高機能である故、近隣のデータ回線やメモリ領域を過度に圧迫し、フラクタルターミナルとサーバー間の通信が滞ったりセンサーが狂ったりすることがある。
エンリ 13歳 女 Enri (声:井口裕香)
「ロストミレニアム」運動内の一派、「グラニッツ一家」の長女。スンダの妹。
スンダの片腕として手下を従え組織を引っ張っている元気っ子。本人の頑張りとは裏腹に、行く先々でドジっ子ぶりを発揮し問題を起こしている。“ロスミレ運動”の一環としてフラクタルターミナルを身体に入れていないため、ゴーグルを使わないとドッペルが見えない。
スンダ 20歳 男 Sunda (声:浅沼晋太郎)
グラニッツ一家を引っ張る組織のリーダー。エンリの兄。
人間らしく生きるためにはフラクタルシステムに頼らない世界が必要と説き、その打倒を目論む。
若いながらも組織を取り仕切るだけの頭脳とカリスマを持ち合わせ、クールな面持ちに似合わず、性格は熱くナルシストな一面も。
バロー 48歳 男 Barrot
「フラクタルシステム」を管理する科学者であり、モーランの夫。
システムを再起動させるための研究に心血を注ぎ、その鍵を握るフリュネに病的とも言える愛情を傾け最前線に立ちフリュネの救出に奔走する。
モーラン 40歳 女 Moeran
「フラクタルシステム」を管理する最高位・“祭司長”であり、僧院の象徴としてシステムの政(まつりごと)を担う。人類の幸福を取り戻すために崩壊を続けているシステムを再起動させ、失われつつある楽園的世界の再生を目指す。