2016.11.17

第25回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『お笑い芸人になります。~19歳の上京日記~』
(制作:サガテレビ)

目指せ、笑いのプロ!夢実現にかける青年

<12月9日(金)27時45分~28時40分>


 お笑い芸人を目指し佐賀から上京した溝上裕平。親元を離れ東京の養成所に通い、相方や同期と1年間の養成所生活を送る。厳しい世界でプロとして事務所所属はできたのか。

 溝上裕平、19歳。中学時代に同級生を相方に漫才をはじめ、高校生の時は九州代表として全国大会に出場するなど、高校生漫才の中では全国に名をはせてきた。進学か養成所かという選択肢で高校生の心は揺れたが、結局大学進学の相方とはコンビを解散し、一人上京し自分の道を進む。

 大都会・東京で初めての一人暮らしに不安な日々を過ごすかと思いきや、心を許せる仲間との出会いがそこにはあった。その仲間こそ新しい相方となる藤田隼人。溝上と同い年の藤田は、口や喉を使って音を作り出す「ヒューマンビートボックス」という技をもっている。上京前に新しいことをやりたいと話していた溝上は藤田とコンビを組み、「ヒューマンビートボックス漫才」という今までとはまったく違うものに挑戦し、東京生活を歩み始めた。

 入学から5カ月が経ち、客の前でも漫才をするようになった溝上。養成所生とは言え、高校時代とは違いお金を払ってもらい芸をする。今までとは違うプレッシャーをはねのけて、最高の芸を演じることができるのか。そして養成所入学から1年、プロとして事務所への所属はできたのか…。
 一握りの人が立つ、はるかなお笑いの世界に向け、走り続ける若者に密着。

ディレクター・廣瀬仁秀(サガテレビ報道部)コメント

「溝上くんと出会ったのは彼が高校2年生の時でした。ニュースの取材で母校を訪れた際におもしろい高校生がいると聞き、“高校の後輩である彼を応援したい”という思いで、その後特番やニュース企画で取り上げたのが始まりです。お笑いの世界、どんなイメージを持たれますか?華やかだったり大変だったりとそれぞれ違うと思います。下積み時代は大変だが売れたら一攫千金。私はその程度でした。ただ取材して感じたのは、下積み時代が想像以上に大変だということ。テレビに出る人はほんの、ほんの一握りなんだと。そんなことは百も承知で真剣にお笑いの道を進む彼の真剣な思い。そこには何があるのか、わずかな可能性に挑戦する若者の思いが伝われば幸いです。そして最後に。取材当時は19歳、溝上くんはどこにでもいる若さあふれる青年です。楽しく見てもらえたらと思います」


番組概要

◆番組タイトル

第25回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『お笑い芸人になります。~19歳の上京日記~』
(制作:サガテレビ)

◆放送日時

12月9日(金)27時45分~28時40分

◆スタッフ

プロデューサー
北村寛典
ディレクター
廣瀬仁秀
撮影
花森勇
政清大介

2016年11月17日発行「パブペパNo.16-458」 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。