■ 2005年1月　テーマ … ジャパニーズカラー
＃42　ジャパニーズカラー　雪の下

外はまだまだ寒いけど、お洒落を自認するなら、季節をちょっと意識した色使いで遊んでみたい。
２つの色を組み合わせてできるコーディネートは、季節を表現するのにぴったり。
例えば、今の気分を表現するなら…

春よ、来い！　かな？

* 春を待つ色 *

重色目(かさねのいろめ)は平安時代以降の着物の表地と裏地または十二単などの重ねて着る着物の色の組み合わせのこと。
季節の移ろいにとても敏感な日本人の美意識が生んだ色の文化。

中でも「雪の下」は冬を代表する重ねとして愛され、白と明るいピンクがかった赤を重ねて、雪の下で春を待つ梅を表現。

厳しい寒さが続くこの季節、暖かい春の訪れを待つ今こそ、ピンクを衿や手元にちらりとのぞかせる「雪の下」のファッションを楽しんでみては？

季節を先取りしてお洒落を楽しむ。
その微笑みは色を重ねる遊び心+COLOR。
春よ、来い。