■ 2005年11月　テーマカラー … パープル
＃32　神秘のパープル（藤色）

芸術の秋。
少し高貴な女性になるために、和のお稽古で大和撫子を目指す。

すべて、なにもなにも、紫なるものは、めでたくこそあれ。

花も、糸も、紙も。

清少納言が敬意を払った紫色が、私を品よく見せてくれる。

* 神秘のパープル *

パープルは色そのものに尊厳さが感じられるため、古くから神秘と品格の象徴。
そう、高貴で特別な人を装飾する色。

だから、少し高貴で上品な自分を演出するために、和のテイストで紫を取り入れてみる。

例えば、こんな藤色の小袖。
赤と青の要素を持つ紫は、エネルギッシュでいてクール。

内に秘めた強さが美しさとなり、大和撫子の凛とした魅力が醸し出される。

和の気品にあふれる時。
その微笑みは、高貴な女性＋パープル。
新しい自分になれる。