鳥取・島根両県にまたがる中海を舞台に、中海テレビ放送が2001年から毎月1本、19年間にわたり放送を続けている番組「中海物語」の取材映像をベースに、関わった人々の現在の声や、その後を追加取材。国の大型公共工事や県境問題など時代に翻弄されたその歴史と、「泳げる中海」をスローガンに、水質改善に動いた市民グループと行政との関わり、さらに、その様子を逐次中海物語で紹介し続けた地域メディア。地域の課題解決と再生を目指す住民とメディアとの“共働性”について考える。