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第39回 2003年4月6日 「春を知らせる果実」![]() 1年を通して温暖で、気温差の少ない気候条件に 恵まれた町・マントンは、レモンの栽培に適した場所。 良質のレモンの産地として知られているこの街では、 1年中レモンが実を結び、春先になると盛大なレモン祭りが行われている。 |
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![]() ![]() 今年で実に70回目のレモン祭りを行った町・マントンと周辺の地域は、第一次世界大戦当時は、ヨーロッパ大陸で一番のレモンの生産高を誇っていたといいます。しかし当時は、レモンは有名になっても町の名前はさほど知られることは無く、そんな時にこの町・マントンの名前を広めようと始まったのがレモン祭りだったそうです。 取材させて頂いたレモン農家のフランソワ・マゼさんは、実は元F1ドライバーで、年間チャンピオンにも輝いた事があるという経歴の持ち主。そんな彼がマントンでレモン栽培を始めようと思ったのは、この町がモナコから近く、ここに別荘を持っていたこと。そして、もともと自然の中で生活するのが好きで、この場所が気に入っていたこと。マントンがレモン栽培で有名だったことが原因だそうで、ドライバー生活を終えたマゼさんは恐らく、かつてF1マシンを愛して見事に操っていたようにレモン栽培に関しても一生懸命取り組んで、今の生活を築いたのだと思います。 レモン栽培に取り組んで既に35年というマゼさんに「何故、この町でレモン栽培が盛んなのか」という話を聞くと、彼は「この地には美味しいレモンを作る自然条件が揃っている」という話をしてくれました。その条件とは、1年中温暖な気候であること。そして1500メートルを超える山々に囲まれているため風があまり吹かず、気温の変化が少ないからということでした。しかし、自然条件に頼ってばかりでは高品質のレモンは作れず「水に関しても自然の雨が一番だ」というマゼさんも、雨の少ない季節には週に一度、1本1本の木に200リットルの水を撒くという大変な作業を自らの手で行ってきたそうです。 実は今、マントンの町でレモン栽培を専門に行っている農家はマゼさんを含めて2軒しかないそうです。まあ、それだけレモン栽培も大変な仕事かもしれませんが、それでも、この温暖な気候の土地には1年中レモンが実っていて、マントンで栽培されている木450本からは年間25トンのレモンが出荷され、希少な高品質のレモンとして付近の高級レストランなどに納品されているということです。 ちなみに今回取材させて頂いたレストランはマントンから車で1時間ほどにあるムージャンという町にあるのですが、ここは3つ星レストランとしてフランスでも有名な店。カンヌ映画祭が開かれることで有名なカンヌの町から近いこともあって、お店の中にはジャン・レノをはじめとする有名な映画俳優の写真やサインが飾られていました。ひょっとしたら彼らも、このレモンの香りを楽しんだ一人なのかもしれませんね。 〜おまけ〜 (1)まず卵黄に砂糖を入れ、レモンの皮を加えてよく混ぜる。 (2)一方で卵白にも同量の砂糖を入れて泡立てメレンゲを作る。 (3)上記の(1)に(2)を入れ、メレンゲの泡がなくならないようゆっくり混ぜ合わせる。 (4)あらかじめ内側にバターを塗り砂糖をまぶしておいた器に(3)を山盛りに入れる。 (5)オーブンに入れ200度で10分間焼く。 (6)焼きあがった後、上から粉砂糖をまぶして出来上がり。 |
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![]() Monsieur MAZET Francois(レモン農家マゼ氏) 住所:Sortie Autoroute Menton,un panneau "Citronneraie" a 100m a droite TEL:04 9355 7786 FAX:04 9357 8888 ![]() Le Mounlin Mougins(レストラン) 住所:Quartier Notre-Dame-de-Vie 06250 Mougins TEL:04 9355 7786 ![]() 観光局(レモン祭り) 住所:Palas de Europe Avenue Boyer 06500 Menton TEL:04 9241 7653 FAX:04 9241 7658 |
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![]() 「IT CAN HAPPEN TO YOU」 CREAMY 作詞/作曲:Jay Jay/Nick Woodbridge/Maya Katrine Kuhl レコード会社/CD NO:東芝EMI/No:TOCP64184 |
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