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第21回 2002年12月1日 「ピマン・デスプレット」 ソフトな辛味みの赤唐辛子「ピーモン」は 16世紀にコロンブスがトウモロコシやトマトと共に アメリカから持ち込んできたと言われているもの。 この地がヨーロッパで最初に栽培された場所として 知られ収穫期にはあちこちの軒下に吊される。 |
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今回取材した食材「ピマン・デスプレット」を見て、その形と名前から、日本の「ピーマン」を思い出された方もいるのではないでしょうか?実は、その通り。「ピマン」とは、フランス語で唐辛子という意味ですが、日本で言う「ピーマン」の語源だとも言われているのです。 取材した唐辛子は「エスプレット」という町周辺で作ったものなので「ピマン・デスプレット」と言われていますが、実は、これにも2種類あります。ひとつは、赤く色付き、ソフトな辛味があり、干して乾かすと辛さが増す、番組で紹介した真っ赤なピマンです。ただ、辛いといっても日本で「鷹の爪」と言われている唐辛子ほど辛くなく、辛さを10段階表示にして表すとするならば4段目に当るのが、この地のピマンだと生産者の方は話していました。基本的には、収穫後、家の軒下などに3〜4週間干して乾かしたものを細かく刻み、一味唐辛子のようにして使われていて、レストランに入るとテーブルの上に塩・コショウと一緒に置かれている位、この地方の人にとってはなくてはならない調味料になっているようでした。そして、もう1つの種類が、赤く色付く前に収穫される緑のピマンです。見た目は獅子唐辛子を大きくしたようなものですが辛くなく、柔らかくて甘みがあるので、こちらは生のままサラダとして食べられているそうです。 バスクの家の特色は、白い壁に赤い屋根、赤い窓枠とバスクカラーで統一されたものがほとんどで、この地方の何処に行っても見かける外装をしているのですが、そこまた、ピマンの天日干しが色合い的に良く合うこと…見事に家の配色とマッチしていて「もしかしたら、ピマンを干しても家の配色に合うように、この色を選んだのでは?」と勘違いしてしまうほどでした。実は、事の真相を聞いてみると、スペインとの国境を挟んだ両国の大西洋側一帯をバスク地方といい、その地方を示す色が赤・白・緑の3色なので、その色から選んだ配色が赤と白だったということ。バスクの人たちは、ピマンを愛するように自分の地域も愛している、ということなのでしょう。 |
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Ferme Vincent DARROTCHON(ヴァンサン ダリジョン農場) 住所:USTARITZ FRANCE TEL:05 59 93 98 FAX:05 59 70 35 71 L'AUBERGE IPARLA(レストラン) 住所:Chemin de I'egliuse Bordaberria 64780 BIDARRAY FRANCE TEL:05 59 37 77 21 FAX:05 59 37 78 84 |
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「De l'autre cote du temps」 アーティスト:Liane Foly 作詞:作曲:Liane Foly レコード会社/CD NO:Virgin/No:7243 54301223 |