栃木で行われた看護研修会の帰りの車中で、泉田（片平なぎさ）が、突然、体調の異変を訴えて苦しみだす。泉田は、脳出血を起こしている可能性が高かった。折からの雨で車が脱輪してしまい、極めて危険な状況に陥る泉田。同行していたあおい（石原さとみ）は、呼吸停止に陥った泉田を助けるために気管挿管をやらせてほしい、と電話で高樹（柳葉敏郎）に進言した。高樹は、一瞬躊躇するが、反対する田所（西村雅彦）に、すべての責任は自分がとる、と告げ、あおいに気管挿管を命じる。この処置のおかげで泉田は一命をとりとめた。数日後、清天グループの医療倫理委員会による査問会が開かれた。その席で高樹は、すべての責任は自分にある、と主張する。