Another HERO

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森山良子(歌手)
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上岸 裕(かみぎし ゆたか)(ギター製作)
2006.04.02 放送
透き通るような歌声と抜群の歌唱力で幅広いファンに支持される歌手・森山良子。今年はデビュー40周年だが、デビュー時から彼女の歌に欠かせないのがギターである。その愛用のギターを長年、調整しているのが上岸 裕。森山好みの音色や感触を知り尽くしている上岸は、「弦高調整」という微妙な作業を長年の勘で的確に行っている。そのポイントとなるのが、ネック上部の「ある材質」でできた「ナット」といわれる部分の調整である。
森山良子

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結城孫三郎(370年の伝統芸能江戸糸人形操り師)
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塩川京子(頭(かしら)製作)
2006.04.09 放送
創設370年、日本で唯一無二の糸操り人形劇団として知られる結城座。その伝統と技を受け継ぐのが、十二代目結城孫三郎。人形の感情を表すのに大切な頭を製作するのが自身も人形遣いの塩川京子である。塩川は人形から感情があるようなうなずく動きをさせるため、“あるもの”を使い頭の内部に仕掛けを施す。こうして感情を与えられた糸操り人形は、結城孫三郎の手により命を吹き込まれる。
結城孫三郎

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コベルコ科研チーム
(女子綱引き全日本選手権全日本チャンピオン)
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段下浩三(シューズ開発)
2006.04.16 放送
女子綱引き全日本チャンピオンで世界選手権でも3位となり、国内では最強チームと目されるコベルコ科研チーム。そんな彼女たちが愛用する綱引き専用のシューズを開発したのが段下浩三である。綱引きは、体重の10倍もの力が足に掛かると言われており、その力を支えるシューズのグリップ力には限界があった。そこで、段下はあるものに着目し、さらなるグリップ力を発揮させた。コベルコ科研はねばり強くグリップが効くシューズでさらなる高みを目指す。
(コベルコ科研=神戸製鋼所から分析・試験業務を分離してできた総合試験研究会社)
コベルコ科研チーム

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長山洋子
(演歌歌手、三味線名取)
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澤田勝秋(澤田流家元)
2006.04.23 放送
立ち弾き三味線で演歌界に新風を吹き込む演歌歌手・長山洋子。その三味線の師匠が津軽三味線奏者の第一人者・澤田勝秋なのだ。津軽三味線には音階が無いため、稽古は師匠と弟子が向き合い、繰り返し繰り返し弾いていき、目、耳、指先に音を覚えこませる。そして“あること”をすることで、さらなる技術の上達へ繋がる。こうして長山は、独自のスタイルで演歌の心を歌い上げる。
長山洋子

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曽根麻矢子
(チェンバロ奏者)
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梅岡俊彦(調律師)
2006.04.30 放送
モーツァルト生誕250年を祝し、有楽町を中心に行われる音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」で古楽器チェンバロを奏でるのが、国内外で活躍中の曽根麻矢子である。その独特な音色を最良な状態で響かせるため、調律師・梅岡俊彦は常に調整を行う。すべてを天然素材にこだわった繊細な楽器・チェンバロは、弦をあるモノで弾いて音を出す。そこには300年来伝わる先人の知恵があり、梅岡が熟練した技でそれを継承することによって、曽根の卓越した演奏で「妙なる調べ」を響かせる。
曽根麻矢子


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