灯り物語  2008年3月26日(水)放送 #222 

灯り物語
灯りが紡ぐ物語・・・
今夜は 東京上空編をお届けします。
灯り物語
夕暮れから夜を迎えると、
ビルや道路の無数の灯りが、巨大な都市の輪郭を描きます。

この街の灯りの歴史は、130年前の明治11年に始まりました。
虎ノ門の工部大学校でイギリス人技師によって、最初の電灯がともされたのです。
その四年後には銀座で、アーク灯が街路を輝かせ、夜ごと見物客が集まりました。
スウィッチひとつで灯りを手に入れる事が出来る電灯は、
『文明の利器である』と喝采を浴び、家庭にも急速に広がります。
明治25年に一万灯を超え、大正時代に入ると、東京市内でほぼ完全に普及。
光の都市が生まれました。

ひとつひとつの灯りが、暮らしの証し。
空から見る夜景が美しい理由です。
♪BGM 「WHAT A WONDERFUL WORLD」 ♪LOUIS ARMSTRONG(A&M RECORDS/D32Y3206)
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