2008年2月20日(水)放送 #217
灯りが紡ぐ物語・・・
今夜は 群馬県みなかみ町編をお届けします。
群馬県みなかみ町。
谷川山系の山々が連なり、一面の銀世界が広がります。
大峰山と吾妻耶山が作る谷に雪灯りのスキー場があります。
月の輝く夜。
空から届く冷たい光が雪に反射し、あたりを幻想的な風景に変えて生きます。
月の見えない夜も、カクテルライトの柔らかな灯りが降り注ぎ、
雪の白さを一層、浮かび上がらせるのです。
浄められた風景に入るためにスキーヤーはスキー板を最高の状態に整えます。
雪の神様への敬意の印。
そしてスキーヤーは夜のゲレンデに、華麗に優雅な線を描きます。
ミニマルアートを思わせる光と陰の凹凸。
灯りにそっと守られた雪の季節はまだまだ続きます。
♪BGM 「NOEL」 ♪PIEERE BAROUH(OMAGATOKI/OMCX-1025)