灯り物語  2008年2月6日(水)放送 #215 

灯り物語
灯りが紡ぐ物語・・・
今夜は 旧白洲邸・武相荘編をお届けします。
灯り物語
占領時代の日本。
首相吉田茂は憲法を成立させ、日本の独立を果たそうとしました。
その時、目をつけたのが、気骨ある紳士、白洲次郎でした。

白洲は芦屋の裕福な家に生まれ、イギリスに留学し、英国紳士の美学を身につけた人物です。
大事なのはプリンシプル、原理原則であると、一歩も引かぬ気概で、GHQと交渉にあたりました。
サンフランシスコ講和条約が締結され、6年間の占領時代が終わりました。
交渉を終えたGHQは白洲を『従順ならざる唯一の日本人』と呼びました。

町田市に、妻・正子と暮らした家が残されています。
その名は武相荘。
武蔵と相模の境にある事と、自分の無愛想ぶりをかけたのです。
灯りの中で白洲の愛した暮らし、そしてダンディズムが輝きます。
♪BGM 「SONG FOR YOU」 ♪MICHAEL BUBLE(WARNER MUSIC/WPCR12376)
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