2007年2月14日(水)放送 #167
灯りが紡ぐ物語・・・
今夜は、グリフィス天文台をお届けします。
ロサンゼルスの北にあるハリウッドの丘で、
ジェームス・ディーンは監督の指示を待っていました。
「理由なき反抗」。
17歳の少年ジムの社会への苛立ちを描いた映画は
ここ、グリフィス天文台で、いくつかのシーンが撮影されました。
グリフィス天文台は、1935年に設立されました。
来場者は毎年200万人を超えます。
彼らの最大の目的は地上に瞬く星。
天文台から眺めるロサンゼルスの夜景です。
碁盤の目状に光が広がり、ダウンタウンのビル群が輝きます。
1955年9月。「理由なき反抗」が公開される直前、ジェームス・ディーンは、24才の若さで亡くなりました。
記念碑が建てられたのはグリフィス天文台。
彼はこの場所から、ずっとハリウッドの灯りを見つめています。
♪BGM 「Spaghetti del mare」♪映画『グラン・ブルー』オリジナルサウンドトラック(Virgin/PM−520)