放送内容詳細

昨年、将棋界において史上最年少でプロ棋士になった藤井聡太四段。藤井四段は、昨年9月、第59回奨励会三段リーグ戦で1位となり、加藤一二三九段が1954年に14才7カ月で達成した最年少記録を62年ぶりに更新し、14才2カ月で史上最年少のプロ棋士となった。過去に中学生でプロ入りを決めたのは、藤井四段のほかに加藤九段、日本将棋連盟前会長の谷川浩司九段、羽生善治三冠、渡辺明竜王の5名だけである。
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出演者

藤井聡太

【ナレーター】
萩本欽一

スタッフ

【プロデューサー】
伏原健之(東海テレビ)

【ディレクター】
横井良安(東海テレビ)

【取材編集】
奥田繁(エキスプレス)

【制作】
東海テレビ
プロ棋士になり、11連勝を飾った対局の後、笑顔で答える藤井聡太四段(2017年4月4日撮影)プロ棋士になり、11連勝を飾った対局の後、笑顔で答える藤井聡太四段(2017年4月4日撮影)

昨年12月、藤井四段は、プロとして初めて対局した加藤一二三九段を下すと、今月10日には、公式戦の連勝記録で丸山忠久九段の24連勝を抜き、歴代単独2位の25連勝を達成。その後も17日には、連勝記録を27まで伸ばした。さらに、21日の澤田真吾六段との対局でも勝利を飾り、神谷広志八段と歴代トップタイ記録となる28連勝を成し遂げた。史上最強、神の子、奇跡の14才、天才などと称され、注目を浴びている。

  • 藤井聡太四段が小学校6年生の夏、杉本一門勉強会にカメラが入った時のシーンから(2014年7月26日撮影)藤井聡太四段が小学校6年生の夏、杉本一門勉強会にカメラが入った時のシーンから(2014年7月26日撮影)
  • 藤井聡太四段が、まだ幼い頃の写真藤井聡太四段が、まだ幼い頃の写真

そんな藤井四段を、東海テレビは、今から3年前の小学6年生の頃から取材し続けてきた。もちろん当時は、誰も注目していない無名の小学生だったが、一早くから、その才能に惚れ込み、独自映像をカメラに収め続けてきた。今回、番組では、日本中が注目する“世紀の一局”の模様を伝えるとともに、3年間に渡り、ビデオテープ約100本に収録した貴重な映像の数々を1本の番組としてまとめ、14才の天才の軌跡を描く。