8歳の男の子ジョン・ベネットは、両親からテディベアのぬいぐるみをプレゼントされる。友だちが1人もいないジョンは、ぬいぐるみをテッドと名づけて片時も離さずにいた。胸のボタンを押すと、テッドは内蔵音声で「アイ・ラブ・ユー」と言ってくれる。だけど…ジョンは星に願いをかけた。「テッドが本当にしゃべってくれたらいいのに……」すると奇跡が起きた。何とテッドに命が宿り、「僕をハグして!」と、しゃべりかけてきたのだ。それから27年の歳月が流れ35歳になったジョンはレンタカー店員としてうだつの上がらない日々を送っている。テッドは昔のまま…(かなり薄汚れたものの)見かけだけは愛くるしいぬいぐるみのままだったが、中身はまったく可愛くないキャラに変貌していた。テッドの口から出るのは愚痴と皮肉と毒舌ばかり。そんなテッドにジョンは相変わらず付き合い、2人して幼い頃からお気に入りのバカ映画『フラッシュ・ゴードン』を飽きもせず見返したりしているのだった。ジョンもテッドも、まったく成長していなかった。
するとジョンは人生2度目の奇跡に遭遇し、超イケてる彼女ロリーをゲットする。ジョンはテッドではなく、ロリーと暮らすことを選びそれぞれ大人の階段を上がり始めるがある日、事件が起きる…3人の運命は!?