後見に名乗りを上げたのは、筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と、のちの豊臣秀吉・羽柴秀吉(大泉洋)。
勝家は信長の三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を、秀吉は次男で大うつけ者とうわさされる信雄(妻夫木聡)をそれぞれ信長の後継者として推す。
勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様(鈴木京香)は、秀吉への恨みから勝家に肩入れする。
一方、秀吉は、軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方につけ、妻・寧(中谷美紀)の内助の功もあり、家臣たちの心をつかんでいく。
そして開かれる清須会議。出席者は4人。勝家、秀吉に加え、勝家の盟友であり参謀的存在である丹羽長秀(小日向文世)、立場をあいまいにして有利な方につこうと画策する池田恒興(佐藤浩市)。
繰り広げられる一進一退の頭脳戦。様々な駆け引きの中でだましだまされ、登場人物たちの思惑が絡み合う!