先月8日に亡くなった、歌手・島倉千代子。これまで2000曲以上を世に送り出し、紅白歌合戦には史上初の30年連続出場。しかしその75年におよぶ人生は、最後まで波瀾万丈であった。生死をさまよった大けが、結婚、離婚、3度の堕胎、16億の借金、自殺未遂…その悲しすぎる理由とは？
そして、今月18日に発売の最後の曲「からたちの小径」の誕生秘話。さらに知られざる壮絶なガンとの闘いなど、彼女の波乱に満ちた人生を振り返る。
都はるみ、八代亜紀、堀内孝雄、そして「病気を打ち明けられた」という小林旭など親しい友人や、22年間、島倉の治療にあたっていた担当医師が今回、病との闘いを初めてカメラの前で語る。
昭和から平成、多くの人々の心に刻まれた歌姫の涙と感動のドキュメンタリー番組。

●ファンが撮影！島倉のウエディングドレス姿を初公開！
69歳のとき、後援会のスペシャルイベントに出演。このとき、島倉はファンに向けサプライズでウエディング姿で登場。
島倉は、「本当に歌が命です。歌が伴侶です。歌は子どもたちでもあり伴侶でもあり生涯一生一緒にいてくれる…やっぱり私の子どもたちになるかもしれませんね。その歌をこれからも歌い続けます」と発言。
ファンが撮影していたこの秘蔵テープを今回、初公開！島倉はなぜそこまで“歌”にこだわり続けたのか？その秘密が明らかに！

●死を意識した島倉が表舞台に立った現存する最後の映像を初公開！
今年3月、所属する日本コロムビアの仲間と立った舞台「コロムビア大行進2013」。このとき彼女はいつもと様子が違っていた。普段はしないファンひとりひとりとの写真撮影や握手をしていた。担当医師は語る。「このとき、彼女は自分の命が短いことを感じていたのではないか？」
そんな中、死の3日前に録音された「からたちの小径」が制作され始めていた…。
島倉が最後の力を振り絞り歌った「からたちの小径」のレコーディング秘話が今回初めて語られる！