放送内容詳細 神戸のホテルで「池加代子デビュー二十周年記念KOBEミステリー文学大賞表彰式」が行われている。壇上でスピーチをしているのは、ドレスアップした池加代子(名取裕子)だ。加代子と一緒にいるのは大賞を受賞した明石夏美(黒坂真美)。夏美は1人の女性を愛した2人の男性の悲恋の物語・生田川の伝説をモデルにした作品「生田川哀歌」で受賞した。会場内には、文学賞を企画したイベント企画会社社長・伊勢次郎(浜田学)、夏美の担当のフリー編集者・芦田一平(尾崎右宗)、IT企業社長・中川健太(石田龍昇)とその秘書・石上秋子(笛木優子)がいた。会場の外で志摩信一(平口泰司)が、“芦田を出せ”と夏美に食ってかかる。止めようと割って入った伊勢は志摩に殴られてしまう。加代子の娘で女優の梨花(星野真里)は、交際していた有名俳優が、自分以外の複数の女性と付き合っていたことを知り、母にも言えず傷ついていた。家政婦のアキ(山村紅葉)と嵐山出版編集者の谷誠(羽場裕一)は、そんな2人を家族のように見守っている。受賞式の翌朝、夏美が絞殺体で発見された。警察は志摩を疑うが、志摩は翌日、刺殺体で発見される。志摩の死体の近くには、“な”と“い”の文字の血で書かれたダイイングメッセージらしきものが…。刑事の早乙女(柏原収史)は捜査に行き詰まり、助言をもらおうと加代子に相談する。果たして、この連続殺人の犯人は誰なのか? 閉じる もっと見る 出演者 池加代子…名取裕子池梨花…星野真里アキ…山村紅葉早乙女刑事…柏原収史石上秋子…笛木優子伊勢次郎…浜田学明石夏美…黒坂真美佐藤沙也香…高橋かおり沖村警部…新井康弘山崎清二…中原丈雄谷誠…羽場裕一ほか スタッフ 【原作】山村美紗「京都・神戸殺人事件」【脚本】松下隆一【編成企画】太田大【演出・プロデュース】樋口徹(FCC)【プロデュース】岡原伸幸(京都組)【制作協力】京都組【制作】フジテレビ【制作著作】FCC