スポーツ・クライシス~香取慎吾×真実のアスリートたち~
スポーツ・クライシス~香取慎吾×真実のアスリートたち~
2010年12月12日(日)放送終了

放送内容詳細

古代ローマの円形競技場コロッセウム(コロシアム)を模したスタジオセットの中、番組ナビゲーターの香取慎吾を中心に日本トップアスリートたちが集結。広州アジア大会金メダル、ソフトボールの上野由岐子選手、現役続行を宣言し2012年ロンドンオリンピックを目指す陸上の為末大選手と、「Qちゃん」の愛称を知らない日本人はいない元マラソン選手の高橋尚子、そして、ブラジル出身の元サッカー日本代表、日本におけるサッカー人気を今も率いるラモス瑠偉。スポーツ界の危機=クライシスを、その当時者たちがここまで本気で語る番組は前代未聞ではないだろうか。「現役時代には言えなかったことも今日は思い切り言いますよ」とラモスが言えば、「確かに現役選手が語るのはタブー、でもみんないろんな思いを抱えて戦っている」と為末も。
クライシスケース1は、スポーツ界のビッグビジネスに巻き込まれる子供たち。特に欧州のサッカークラブでは青田買いの低年齢化が加速し、なんと5歳でスカウトされたという少年がいる。VTRを見ながら「まるで人身売買」と憤慨するスタジオ。「スポーツはビジネスなのか?」という究極の命題を香取が投げかけると、パネラーのテリー伊藤や杉崎美香も加わってトークは白熱。続くクライシスケース2は、ドーピングなど薬物使用の天国と地獄。VTRでは、2000年シドニー五輪陸上競技で5つの金メダルを獲得した元女王マリオン・ジョーンズがドーピング使用を認めた衝撃の出来事と、今の彼女を取材。また、ドーピング開発者にマイクを向けた直接インタビューにはスタジオも驚きに包まれて…。「そもそもどんな検査なの?」という香取の質問に、広州アジア大会に際してつい最近ドーピング検査を受けたばかりの上野が回答。高橋も、現役時代に受けた検査のびっくりエピソードを披露する。
このほか、中国が国家戦略の名の下に推進する一流選手育成システムや、日本のスポーツ界のクライシスも詳細に取材。VTRを見ながらのリアルクロストークは、タブーの解禁ではなく、真髄の追求だ。「スポーツについてここまで語れて、危機も知って、その上でもっと好きになれた」と香取。勇気と希望をくれるスポーツがもっと素晴らしいものになるように。願いと期待のこもったかつてないトーク番組がここに誕生!
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出演者

■番組ナビゲーター
 香取慎吾

■パネラー
 テリー伊藤
 杉崎美香

■ゲスト<五十音順>
 上野由岐子(ソフトボール)
 高橋尚子(マラソン)
 為末 大(陸上・ハードル)
 ラモス瑠偉(サッカー)

スタッフ

■プロデューサー
 木村智紀

■ディレクター
 野村 亙