ジョーカー~許されざる捜査官~ 特別編
2010年9月21日(火)放送終了

放送内容詳細

 特別編として、伊達一義(堺雅人)が初めて一人で裁いた3年前の事件を描く。
 3年前のある日、伊達一義警部(堺雅人)は三上国治(大杉漣)のバーで、神奈川県警本部組対四課の中崎道彦(鶴見辰吾)に関する資料を見せられた。中崎は、暴力団員の発砲で一般人が死亡した事件に関わっており、暴力団と関係の深い人物だった。警察は中崎の件を掴んでいたが、警察上層部にも中崎からの恩恵に預かる人物がいて、事実を隠蔽していたのだ。警察が守っている限り、中崎を法で裁くことはできない。三上は、中崎を"神隠し"に遭わせることを決め、伊達に実行を指示。しかし伊達は「自分に人を裁く権利があるのか」と思い悩む。
 その後、伊達と三上は、中崎の妻・由衣(阿南敦子)が営むラーメン店を訪ねた。伊達は、そこで、中崎が息子の入院費のために、暴力団が行う不正に目をつぶり金銭を授受したことが、暴力団との関係の始まりだったと話す。何度も自首を促したが、中崎が無視し続けていることも伝えた。すると中崎が帰宅し、金が入っている封筒を妻に渡す。伊達が金の工面方法を尋ねると、中崎は、お前らには関係ない、と声を荒げた。
 そんな日の夜、伊達は路地裏を歩く中崎の前に現れ、自首して罪を償え、と最後通告をする。しかし、中崎はまったく耳を貸さない。そんな中崎に、伊達は麻酔銃を向ける。
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出演者

スタッフ

■企画
 立松嗣章
 太田 大

■脚本
 武藤将吾

■プロデュース
 稲田秀樹
 永井麗子

■演出
 都築淳一

■音楽
 井筒昭雄

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ