昭和12(1937)年、極貧の家に育った紅子は、盗みに入った子爵家で自分と瓜二つの令嬢・凛子と出会う。同じ顔を持ちながらもあまりに大きく違う2人の人生に、運命の皮肉さを呪いながらも強く生きて行こうとする紅子。しかし、間もなく凛子が謎の死を遂げることで、事態は一変。紅子はどん底の境遇から這い上がるために凛子に成り代わり、その人生を生きて行こうと必死にもがいていくのだ…。 強く逞しく生きる紅子、はかない人生の子爵家令嬢・凛子。今回のドラマでこの2人を1人2役で演じるのが安達祐実。瓜二つながら全く違う人生を生きる紅子と凛子。また、紅子の中に存在するがむしゃらな強さと、弱さ・優しさの二面性など、全く違う2つの顔を見事に演じ分け、魅せてくれます。そこで、この番組では、鬼気迫るドラマの展開を追いながら見どころをご紹介するとともに、 人気占いアイドルによる人間・安達祐実の徹底解剖を決行。どんな2つの顔が共存しているのかを暴いていきます。この他、豪華俳優陣による個性豊かなキャラクターもご紹介。久々に帰って来た究極のドロドロ劇をより楽しんでいただくための、究極の手引書です。