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~番宣情報!~
「山峡の章」の宣伝で菊川怜さんほか出演者の皆さんが下記の番組に出演します!
こちらの放送もぜひご覧になってチェックしてくださいね!
1月23日(土)19時57分~
「めちゃめちゃイケてるッ!」・・・勝村政信さん、星野真里さん
1月25日(月)18時~
ニッポン放送デジタルラジオ
「Suono Dolce TOKYO AFTER6」・・・堀まゆみさん(レポーター・徳永絵美子役)
1月26日(火)19時~
<カスペ>「へんな生き物100連発2」・・・菊川怜さん
1月27日(水)深夜24時45分~
「ウソホンティ」・・・菊川怜さん
1月28日(木)19時57分~
「奇跡体験!アンビリバボー」・・・菊川怜さん
1月29日(金)
9時55分~(生放送)
「スパイスTV どーも☆キニナル!」・・・菊川怜さん
12時~(生放送)
「笑っていいとも!」・・・菊川怜さん
13時~(生放送)
ニッポン放送「テリーとたい平のってけラジオ」・・・菊川怜さん
14時~(予定)
「フジテレビミニット」・・・菊川怜さん

■朝川昌子役・菊川怜インタビュー
Q.松本清張4作目ということでいかがですか?
4作目でだんだん面白くなってきました。今回もプレッシャーはありましたが、やりがいがあるし、本当に充実していました。ストーリーも今までに比べると昌子の心情を追いかけていく2時間になっているので、そこが今までと違いました。これまでは起きた事実や謎を次々と追いかけていく感じだったのですが、今回はもっと心情の動きが中心になっている感じです。
Q.今回寒い中、湖に入る体当たりのシーンもありましたね。
はい、水面に頭を押しつけられるんです、何度も! 本当にそんなことは初めてで、すごく寒くて大変でしたが、そういうシーンの方が燃えるというか、逆に楽しみました。
Q.岡田義徳さんとの共演はいかがでしたか?
その水に入っていくシーンで岡田さんが止めてくれる役だったんですが、その湖が、いきなり深くなるんですよね。あらかじめ位置をちゃんと確認して、最初岡田さんは「止めないから勝手に落ちろ(笑)」とか冗談で言ってたんですが、本番になったらちゃんとフォローしてくれました。そのシーンの時は、一発勝負だったので緊張しました。以前、海にも一度入ったことがあるので、今度は川かな!? ただし夏限定で!(笑)
Q.銀座のクラブに潜入する場面もありますね。ホステス役は初めてですか?
初めてです。太ももをずりずり触られました(笑)。でもだんだん慣れてきた自分が怖かったですけど(笑)。この撮影の初日はウェディングを着て、最後の日に華やかなクラブの衣装を着られたので、少しウキウキした気持ちになりました。
Q.松本清張作品の魅力は?
ブランド力もあるんだと思いますが、私は26歳で初めて松本清張さんの作品を演じさせていただいて、だんだん味が出てくるスルメのような感じでしょうか。いつもやりきれないせつなさがあって、ハッピーエンドではないけれど前向きで…私も歳と経験を経るごとにその良さが分かってきたのかもしれません。

■吉木信弘役・岡田義徳インタビュー
Q.松本清張作品は初めてですか?
はい。
Q.最初に台本を読んだ時の印象はいかがでしたか?
これまで松本清張の作品を見たことはありますが、今回の雰囲気は今までの作品に比べたらわかりやすいなと思いました。表現方法や落とし込みも見やすいというか、若い人も入り込める作品だと思います。
Q.菊川さんとは初共演ですか? 印象はどうですか?
以前、同じドラマに出演したことはありますが、絡みはなかったので、一緒に演技をするのは初めてです。古き良きものをちゃんと持っている、いい意味で昭和の臭いのする女優さんですね。育ちのいい方だなと思います。
Q.撮影の合間にはどんな話をされているんですか?
菊川さんが面白くないことをすごく言うので、僕がその都度冷静につっこんであげている感じです(笑)。でこぼこコンビで面白いですよ。
Q.前半は謎めいた部分もある吉木ですが、どういうキャラクターだと捉えていますか?
吉木はジャーナリストなので、身内の事件であれば私的な感情が強いとは思うんですが、どこかで第3者の見方をして冷静な判断のできる人なんじゃないかなと思います。ある種冷たく見えるかもしれませんが、それでいいのかなと思っています。冷静に淡々と見えるよう演じています。
あらすじ
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朝川昌子(菊川怜)は信用金庫で働くごく平凡な社会人だった。家族は、教員の父(藤田宗久)と専業主婦の母(宮崎美子)、そして昌子とは対照的に天真爛漫で楽観的な妹・伶子(星野真里)。淡々と過ぎていく日々に少しでも変化を求め、一人旅に出た昌子は、そこで堀沢英夫(平岳大)という男性と出会う。堀沢から大学時代の同級生でジャーナリストの吉木(岡田義徳)を紹介されるなど、正式に付き合うようになった二人。
その後、外務省に勤めている堀沢は3年間の海外勤務が決まり、二人は結婚の約束を交わし遠距離恋愛を乗り越えて、めでたく結婚した。昌子は幸せの絶頂だった。しかし一ヶ月経つと堀沢の様子に少しずつ変化が見られるようになった。帰宅は毎日深夜をまわり、携帯が鳴っても昌子を避けるように部屋を出て行く。実家に遊びに帰った昌子に、「お義兄さん、結婚したらコロっと変わったんじゃない?」などと悪気もなく言う伶子の言葉に、昌子の心境も複雑だ。

そんなある日、昌子は自宅近くのマンションから吉木が出てくるのを見かけ、声を掛けるが、吉木は「俺と会ったことは、堀沢には言わないでほしい」と足早に去っていった。その日の夜、吉木が出てきたマンションにはパトカーや救急車が停まり騒然としていた。水商売の女が自殺したらしい、と聞いて昌子は驚く。
数日後、昌子が伶子と夜食事に出て一人自宅に帰ってくると、部屋の中は何者かが物色したようなひどい状態だった。気が動転した昌子の元へちょうど帰宅した堀沢だが、部屋の様子を見ると、家を空けた昌子を責め、警察には届けるなと言う。堀沢の変貌ぶりに昌子はショックを受け、それ以降、険悪な空気が続いた。
何日か経って、堀沢が出張に行くことになった。その前日、堀沢は昌子に今までの自分を詫び、「出張から帰ってきたら話したいことがある」と言い残して発って行った。
しかし、それが堀沢の最後だった。二日後、堀沢の会社の上司・竹村(勝村政信)から「二日間連絡ひとつない」と電話がかかってきた。そして長野県警からも連絡が…。堀沢と女性の遺体が発見されたというのだ。しかも一緒だった女性は、伶子だった! おそらく心中であろうという警察の判断に、「なぜ? どうして?」という信じられない思いと深い悲しみのどん底に突き落とされた昌子は、事件のあった湖に向かった。そこには吉木の姿があった…。
昌子は吉木と共に、二人の死の真相を突き止めるため動き始めた。