注目は資生堂の「弘山晴美」。3月の名古屋国際女子マラソンでは2位に終わりましたが、日本女子マラソン界のトップ選手である彼女はこの北海道から新たなスタートを切ります。「北の大地をのびのびと楽しんで走りたい。そして優勝」。39歳を迎えた彼女の視線の先に北京は見えているのでしょうか。
そして、今年の大阪国際女子マラソン3位の「加納由理」。
春に発足した新チーム「セカンドウィンドAC」のユニフォームでの最初のフルマラソン。彼女が最も尊敬するランナーである弘山と同じレースに挑戦。2度目のマラソンで強い「加納由理」を見せて北京に繋げたい所です。
中継制作にあたる北海道文化放送では、2台の移動中継車と2台のバイクカメラを含め、およそ30台のカメラとヘリコプターを駆使し、男女同時スタートで行われるレースの模様をフルハイビジョン放送で全国にお伝えします。
番組では、マラソン中継でおなじみとなった小倉智昭、ゲストに昨年女子の部優勝の吉田香織、さらに金哲彦、増田明美を解説に迎え、微妙な動きや表情を通して選手達の細かな心理を解説。また、今回は昨年のこのレースをもって引退した千葉真子がリポーターとして参加。自らも走ったこのコースから熱い戦いの模様をリポートします。