端正な顔立ちと抜群の歌唱力でシーンへ登場してから瞬く間に人気を集めたシンガー・ソングライター、アンジェラ・アキが2007年クリスマスの日に日本武道館で行ったライブ。
このライブは2006年に引き続きアンジェラ1人とピアノ1台という弾き語り形式で行われ、14000人が酔いしれた。中央の円形ステージにピアノ1台のみ。逃げ場もなければ、ごまかしも効かない。ダイナミズム溢れる弾き語りの迫力、彼女の魅力が最大限に引き出された究極のワンマン・ショーだった。昨年の「サクラ色」と同様、この武道館公演のために書き下ろした新曲「ONE」も初披露された。
ライブの感想を語るエクスクルーシブインタビューを交えてお送りします。
<アンジェラ・アキ プロフィール>
美しい顔立ちに黒メガネというルックス、シンプルなピアノ弾き語りで聴かせる抜群の歌唱力をもった女性シンガー・ソングライター。
日本人の父とイタリア系アメリカ人の母を持つ。徳島県に生まれ、15~27歳までの12年間アメリカに在住。04年に帰国後、日本での音楽活動を開始し、シングル「HOME」(05年)でデビュー。
3rdシングル「Kiss Me Good-Bye」はゲームソフト『ファイナルファンタジーXII』挿入歌に起用され、幅広い層に名を知らしめることとなった。
06年リリースの1stアルバム『Home』は、オリコンチャート2位という新人としては異例のヒットを記録。
端正な顔立ちとはうらはらな徳島弁による軽快なトークも人気の秘密の一端だろう。