美味しい旬ばなし
2007年5月24日(木)放送終了

放送内容詳細

気鋭の書家・武田双雲がホストのトーク番組がこの4月にBSフジでスタート! 上質な空間でゲストとのトークを楽しみ、その時々の旬の食材を扱った料理を味わいながら過ごす、贅沢なひととき…。その食材の好きな味わい方から、仕事に関すること、プライベートなど、ゲストについて気になったことをホスト初挑戦の双雲が体当たりで聞きだす。
トーク後には、心に残った言葉、印象的だった言葉を双雲が書にしたためる。「言霊を筆と墨で表現する」アーティストの筆で表現される言葉にも注目。

 第一回目の舞台は、伊豆網代温泉の「大成館」。ゲストは桂文珍。その芸名は、書道の道具である「文鎮」に由来するという。
 トークは、その日にいただく旬の食材の名称を双雲とゲストの二人が書にしたためるところから始まる。書の字体からその人の人となりが分かるという双雲は、文珍が書いた文字“鰹”から『スピードが全く衰えない人』との印象を受ける。そして鰹の刺身に舌鼓を打つ二人から、この世界に入ったきっかけや当時の思い出が披露される。
80年代、高座にさまざまなパフォーマンスを取り入れ「ニューウェーブ落語」と言われるまでになった文珍だが、批判されることも数多くあったという。自身、伝統の世界に生きる者として、双雲は文珍の落語への取り組み方に興味が尽きない様子。嬉々とした表情で話を聞きいる双雲とそれに応じる文珍、二人の会話はどんどんヒートアップしていく。

【美味しい旬ばなし】ホスト 武田双雲
昭和50年熊本市生まれの書道家。
3歳から母である書家・武田双葉に書を叩き込まれ、大企業のサラリーマン、名刺作りのネットビジネスを経て、路上で書を書く『ストリート書道家』として注目を集め、今では国際的にも高く評価される日本を代表する書道家の1人である。2003年上海美術館より「龍華翠褒賞」を受賞、イタリアフィレンツェ「コスタンツァ・デ・メディチ芸術褒賞」を受賞するなど海外で高い評価を受ける。国内では、フジロックフェスティバルや舞台などで、パフォーマンス書道や斬新な書道ワークショップを展開するほか、全く異なる分野のアーティストとコラボレーションしたり、映画やTVドラマ、漫画などで多くの題字を手掛けている。

文字と向き合うことは、人と向き合うこと。人間という存在に好奇心旺盛な武田双雲が、様々なジャンルのゲストと交わった時、無限の可能性を秘めたコラボレーションを見せてくれるはずである。
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出演者

■ホスト
 武田双雲

■ゲスト
 桂文珍