『東京マラソン2009』エリートレースの注目は、「ベルリン世界選手権」の代表選手選考となる男子の戦い。北京五輪代表の尾方剛（中国電力）、日本記録を持つ高岡寿成（カネボウ）、前日本記録保持者の藤田敦史（富士通）らがエントリー。若手では昨年10月の世界ハーフ5位の中尾勇生（トヨタ紡織）が参戦、海外からは2時間4分56秒の自己記録を持つサミー・コリル（ケニア）、第1回大会を制したダニエル・ジェンガ（ヤクルト　ケニア）ら実力者が顔をそろえている。
また今年からエリートレースとなる女子では、今大会で一線を退く北京五輪日本代表の土佐礼子（三井住友海上）、弘山晴美（資生堂）、2007年世界選手権6位の嶋原清子（セカンドウィンドAC）らがエントリーしている。
今大会から国内初の賞金レースとなり男女優勝者には賞金800万円と賞品200万円相当が贈られるほか世界記録達成者には3000万円、日本記録には500万円のボーナスが出る。　沿道で200万人が応援、世界が注目する『東京マラソン2009』は五輪招致を目指す東京にとっても重要な大会となる。番組ではエリートランナーと市民ランナーの奮闘模様をあわせ、多角的な中継する。