放送内容詳細

 大ヒットドラマ『ガリレオ』のスピンオフ企画!なんと、あの品川祐演じる弓削志郎を主役に、新たなドラマが誕生!! 天才物理学者ガリレオ=湯川学ならぬ、刑事ユンゲル=弓削志郎が挑む貝塚北署史上最悪の事件!!

『田園調布ネズミ男事件』
 湯川学と草薙刑事の活躍によって解決したとされていたこの事件、実は解決していなかった!!
 イケメンなのに変人、だけど天才物理学者である湯川学(福山雅治)が、熱血漢で理系オンチな新人刑事の内海薫(柴咲コウ)の持ってくる奇怪な難事件の数々を、科学の知識と洞察力を駆使して解決していく物語で人気を博した連続ドラマ『ガリレオ』。
 その内海薫が所属する貝塚北警察署の先輩刑事、弓削志郎(品川祐)は、自信過剰な面と打たれ弱い面を併せ持つ、ちょっとコミカルなキャラクター。ドラマ中では、ときに薫の頑張りとは真逆の方向に突っ走ってしまったり、コメディーリリーフとしての役割を演じました。
 この『ユンゲル』は、そんな刑事・弓削にスポットを当てた“もうひとつの『ガリレオ』”です。『ガリレオ』本編ではあまり描かれなかった貝塚北署の内幕が、ある重大事件をきっかけに明らかになっていきます。
 テーマとなるのは、“田園調布ネズミ男事件”。この事件は、『ガリレオ』本編の第一話で、湯川と草薙刑事(北村一輝)の活躍によって解決された事件としてセリフの中にも登場しました。3年前に解決されたはずのこの事件、弓削が関わるある秘密が存在していたのです。それは共犯者の存在。このドラマでは、その共犯者がついに動き出し、新たな事件を引き起こします。


〈あらすじ〉
 大晦日の夜。男は風呂上がりの女の姿をじっと見つめていた。男が飼っているラットを部屋の中に入れると、ラットは勢いよく女に向かい、彼女ののど元に飛びついた。あわてて逃げていく男。
 一方、貝塚北署では、弓削(品川祐)と千鶴(山崎真実)、マキ(小林きな子)が、ネズミ男事件の共犯者は誰なのかということを巡り口論していた。取り調べ中の塔子(三浦まゆ)の疑いもまだ晴れていない。
 そこに新たなネズミ男事件発生の知らせが入る。被害者は、貝塚北署情報管轄課の小野真由美。その手口は、3年前に解決したはずの“田園調布ネズミ男事件”と同じ、ネズミによって全身を食い荒らされるという猟奇的なものだった。
 真由美の自宅からは、ネズミ男事件に関するデータの改ざんと、塔子の指紋偽造への関与を示す証拠が見つかるが、事件の夜に不審な男が真由美の部屋をのぞいていたという目撃証言も寄せられ、自殺と事件の両面で捜査されることになった。捜査本部は貝塚北署に置かれ、本庁からは、草薙(北村一輝)も出動することに。目撃証言から、容疑者はすぐに絞り込まれ、路上生活をしていた柳本浩二という男が逮捕される。
 柳本は、偶然部屋をのぞいていただけだと主張し、犯行を否認。決定的な証拠が出ない以上、柳本はただのストーカー犯で、真由美は過去の事件関与を悔いての自殺だという見方が大勢を占めつつあった。
 そんな中、草薙は、3年前の事件関係者で唯一生き残っている森下という男を捜すべきだと弓削に助言する。ところが森下は、3年前の事件終結以来、姿を消していた…。
 3年前の事件と新たに起こった事件。ふたつの事件のつながりと、事件の背後に隠された真実に、“ユンゲル”こと弓削志郎はたどりつくことができるのか?
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出演者

弓削 志郎……品川 祐(品川庄司)
柿坂 千鶴……山崎 真実
青柳 塔子……三浦 まゆ
門松 マキ……小林 きな子
小野真由美……(調整中)
草薙 俊平……北村 一輝
ほか、スペシャルゲスト調整中

スタッフ

■企画
牧野正
菊地裕幸
■脚本
古家和尚
■演出
西坂瑞城
■プロデュース
渡辺恒也
■制作
フジテレビドラマ制作センター
■制作著作
フジテレビ