
2019.7.29 update
希代の舞台女優・神野三鈴さんが第4話に救急救命医役で初の月9ドラマ出演!
『監察医 朝顔』の第4話(8月5日放送)に神野三鈴さんが出演することが決定しました。希代の舞台女優である神野さんにとって、今回が初の月9ドラマ出演となります。
神野さんが出演する第4話では、とあるマンションの一室で亡くなっている、21歳で大学生の女性が見つかります。傍らには空の瓶が転がっており、朝顔(上野樹里)の恋人で新米刑事の桑原真也(風間俊介)たちは、瓶に何かの薬が入っていたのではないか、と推察します。
遺体は法医学教室へ運ばれ、解剖にあたる朝顔たち。解剖の結果、女性は青酸カリウムを服毒していたことが判明。朝顔や桑原は、21歳の大学生がどうやって青酸カリウムを手に入れることができたのが疑問に思う中、事件は予想外の急展開となり、まさか朝顔が意識不明の重体で病院へ運ばれることに!神野さんが演じるは、意識不明の朝顔の処置にあたる救急救命の小野寺。果たして朝顔に何が!? そして事件の結末は!?
神野さんと言えば、1992年に舞台「グリーン・ベンチ」(作:柳美里/演出:三枝健起)で本格女優デビュー。以後、「太鼓たたいて笛吹いて」(作:井上ひさし/演出:栗山民也)、「兄おとうと」(作:井上ひさし/演出:鵜山仁)、「組曲虐殺」(作:井上ひさし/演出:栗山民也)といった井上ひさし作品や、三谷版「桜の園」(作:アントン・チェーホフ/演出:三谷幸喜)といった三谷作品を始め、40作品以上もの舞台に出演。2012年には、三谷版「桜の園」と「組曲虐殺」での演技により、第47回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞し、この10月には「組曲虐殺」が待望の3度目の再演となるなど、希代の舞台女優である神野さん。
またTVドラマでは、主人公の上司役を演じた『せいせいするほど、愛してる』(TBS系2016年7月~9月)や、刑事課課長役を演じた『小さな巨人』(TBS系2017年4月~6月)、宮沢賢治の母役を演じた『宮沢賢治の食卓』(WOWOW2017年6月~7月)、看護師長役を演じた『ブラックペアン』(TBS系2018年4月~6月)などに出演。映画では、「日本のいちばん長い日」に「駆け込み女と駆け出し男」(両作ともに2015年公開/原田眞人監督)、「光」(2017年公開/河瀬直美監督)、「blank13」(2018年公開/齊藤工監督)、さらに第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞と国際アートシアター賞をダブル受賞した「37 Seconds」(2020年公開予定/HIKARI監督・)では脳性麻痺の主人公の母親役を演じるなど、近年は、さまざまなTVドラマや映画にも出演をし、いずれの作品でも圧倒的な演技力を披露しています。
そんな神野さんが満を持して初の月9ドラマ出演となる今回、同時に、主演の上野さんとは初共演となります。名女優の2人が、果たしてどのような芝居の掛け合いを見せるのか、ぜひ、ご注目ください!
神野三鈴さんコメント
- 今回が初の月9ドラマ出演。ご感想をお願いします。
- 今までチャンスをいただいたのに実現できなかった特別な存在・・・月9!命と人の想いに真摯に向き合いスタッフ・キャストが一丸となって挑んでいるこの作品で参加できたことを幸せに感じます。私の出番はわずかですが、大切な役割をいただき、心から感謝しています。
- 上野樹里さんとは初共演ですね。
- なんて素晴らしい役者さんなんでしょう!目の前に朝顔さんがいる!傷つきながらも必死に生きて、そして人に、命に真っ直ぐ向かっていく。あっという間に作品の世界に連れて行ってくださいました。至らない私のミスに対しても、人としても深くて優しくて・・・もう恋におちてしまいそうでした・・・。いつか上野さんともっとお芝居がしたいという夢をいただきました。
- 視聴者の皆さんへ見どころなど、メッセージをお願いします。
- 朝顔・・・このドラマは災害・・・事件・・・そのひとつひとつに、かけがえのない命があることを、今を生きている私達が忘れずに想いを巡らすこと・・・少しでも助け合えることを感じさせてくれます。そして、もう乗り越えられないかもしれない悲しみも、だれかと繋がることで、時間が動き出すかもしれない・・・。だれかの物語ではなく、わたしたちの物語だと。