
2019.6.17 update
石田ひかりさんが、『あすなろ白書』以来
26年ぶりに月9レギュラー出演!
初共演の上野樹里さんと最高の母娘が誕生!
令和に初めてスタートする月9ドラマとして、主演の上野樹里さん演じる法医学者と、時任三郎さん演じる刑事という異色の父娘を描く『監察医 朝顔』に、石田ひかりさんが出演することが決定しました。石田さんが月9ドラマにレギュラー出演するのは主演作『あすなろ白書』(1993年10月~12月)以来、実に26年ぶりとなります。
石田ひかりさんが演じるのは、朝顔(上野)の母・万木里子。東北生まれの東北育ちで、朝顔の愛情深く心優しい部分は里子譲り。朝顔、夫の平(時任)とも円満で、平の仕事にも深い理解があり、急きょ平が仕事で家族の予定をキャンセルしても、「刑事だから仕方がない」と笑みをこぼします。穏やかで茶目っ気たっぷりでユーモアもあり、まさに里子は万木家の太陽でした。しかし、2011年3月11日、里子は朝顔と東北の海沿いの街にある実家に帰省中、東日本大震災に被災。以来、里子は行方不明のまま、今日に至ります。本作では、主に回想シーンでの登場となる里子ですが、そこに姿はなくとも里子の笑顔が、今も朝顔の心を後ろから抱きしめ、朝顔が前を向いて進み続けるための心の糧になっています。上野さんとは石田さんは初共演。先日、東北の海沿いの街にいる朝顔と里子のシーンの撮影がおこなわれましたが、実は上野さんと石田さんは、ともに5月25日が誕生日。そんな偶然の一致についても笑顔で話しながら、初共演とは思えないほど、まるで仲の良い母と娘のように意気投合しつつ、時にはどう演じるかを話し合いながら芝居を重ねました。演出を務める平野眞も太鼓判を押す、最高の母娘にご期待ください。
石田ひかりさんコメント
- 本作で万木里子を演じていくにあたっての思いをお聞かせ願えますでしょうか?
- 2011年3月11日。あの日のことは今でも鮮明に思い出すことができます。里子のように今も行方が分からない方々、そのご家族のことを思うと、言葉になりません。ひとりひとりにかけがえのない人生があること、そして行き場のない思いがある事をしっかりと胸に刻んで、心を込めて演じていきたいと思っています。
- 26年ぶりの月9ドラマレギュラー出演ということに関して、感じられることやお気持ちを伺えませんでしょうか?
- 『あすなろ白書』は、若かりし頃に懸命に取り組んだ、わたしにとって、とても大切なドラマでありましたので、やはり月9には特別な思いがあります。今回は回想での出演がメインとなりますが、これからも呼んでいただけるよう頑張ります!
- 初共演となる上野さんとの共演はいかがでしょうか?
- お誕生日が同じ5月25日で、昔から一方的に親近感を持っていました。樹里ちゃん可愛いです!とっても!背が高くて細くて色が白くて、ほんとうに可愛い!娘にしては大きいのですが(汗)、こんな可愛い娘を持てて幸せです!
- 視聴者の皆さんへ見どころなど、メッセージをお願いできますでしょうか?
- 心に傷を抱えた人たちが懸命に生きていく姿を見ていただければと思います。今、4話まで台本を読んでいるのですが、わたしもこの先が楽しみです!
プロデュース・金城綾香(フジテレビ第一制作室)コメント
上野樹里さん演じる主人公・朝顔の母である里子役は、ドラマのすべてを決めてしまう大切な役だと思っています。朝顔や、時任さん演じる平にとって、常に片時も忘れることのできない最愛の母であり、妻である女性です。優しさに満ちた愛情深い方に演じていただきたいと思い、石田ひかりさんにオファーさせていただきました。オファーした後に、上野さんとお誕生日が一緒と知り、運命めいたものを感じています。朝顔と里子のシーンから、日本中の方に“今大切なひとがそばにいる奇跡”を感じていただきたいと思っています。