『監察医 朝顔』第７話（８月26日放送）に山本未來さんが出演することが決定しました。山本さんは本作が上野樹里さんとは、『アリスの棘』（TBS系2014年４月～６月）以来、５年ぶりの共演となります。

山本さんが演じるのは敏腕検事の石田希子。第７話では、法医学者と裁判という題材を描きます。法医学者は時に、司法解剖をした遺体をめぐる裁判の鑑定証人として裁判所に出廷します。今回、朝顔が出廷した裁判における被告人の女性は３年前に会社社長の夫が病死し、４億３千万の遺産を相続。その1年後には資産家の男性と再婚をするも、わずか３ヵ月後に男性は、またしても病死し、女性は６億の遺産を相続します。不審に思った警察が捜査に乗り出し、状況証拠で女性を殺害容疑で逮捕し、起訴。病死ではないと踏む警察は同時に、朝顔たち興雲大学法医学教室に、亡くなった男性の死因の再鑑定を依頼したのでした。 再鑑定の結果を証言するため、裁判所に到着した朝顔のもとへ、担当検事の石田希子が訪れます。過去にも希子が担当する事件の裁判で、朝顔は鑑定証人として出廷したことがあり、顔なじみのふたり。希子は「いつも通りでお願いします」と朝顔に声を掛けます。希子の尋問により、朝顔が再鑑定の結果を証言していくのですが、裁判は意外な展開に……。

これまで数々の映画やドラマのみならず、ジャッキー・チェンさんと共演をした映画『WHO AM I？』（1998年公開）や映画『不夜城』（1998年公開）、映画『花影』（2008年公開）といった国際色豊かな作品でも圧巻の芝居を披露し、日本を代表する女優のひとりである山本さんは、上野さんとは本作が『アリスの棘』以来の５年ぶりの共演となります。『アリスの棘』では、上野さん演じる主人公の医師・明日美が、父を死に追いやった医師たちへ復讐をもくろむ中、父の死の真実にまつわる決定的な証拠を握る看護師・直子役を山本さんが演じました。 本作で５年ぶりに共演を果たした山本さんと上野さん。和やかな空気の中で共演シーンの撮影は始まりました。朝顔は法医学者として、“真実を明らかにするために”、一方の希子は“有罪にするために”法廷におり、決して一枚岩ではなく、法医学者と検事の立場の違いも、第７話の見どころのひとつになっています。是非ご注目ください！

プロデューサー・金城綾香コメント

石田希子という検事は、原作にも登場していますが、美しく堂々としていて、朝顔と信頼関係で結ばれています。朝顔にとって、少しお姉さんにあたる石田は、女性の憧れになれるような素敵な女優さんに演じていただきたいと思っていました。凛々（りり）しい立ち姿がありながら、優しく包み込むような笑顔で朝顔を見守ってくれる山本未來さんが演じてくださって、大変うれしく思います