アナマガ

どちらかというと シッカリ書きたい人のためのコーナー 10年以上の渡り、続いてきたアナルームニュースの中で 好例の連載企画を「コラム」という形で集めました。 個性あふれるラインアップ!ブログとはひと味違う魅力をお楽しみください!

アナルームニュース 2000年02月14日号

塩原アナの「私のベストムービー」

編集長【アナマガ編集長】
 塩ちゃんと呼ばれて、みんなに親しまれているスポーツアナ塩原恒夫アナは知る人ぞしる映画マニア。ファンのバイブル「キネマ旬報」を毎月読み、あの「THE MOVIE」というマニア誌を定期購読する強者です。いつだったか、初めて子供と映画を見に行ったと言うので、「何見たの」と聞くと「愛を乞う人」と照れ笑い。いくらなんでも“幼児虐待映画”を自分の幼子と見に行く彼に大爆笑でした。そんな塩ちゃんに「アナマガ書いてよ」と頼んだところ、書いてくれたのが、コレ。やっぱ映画が好きなのね塩ちゃん。


私が選ぶ 1999 映画ベスト10

1位 ユー・ガット・メール
これが1位ということは、映画の未来を考えると、99年はたいしたことなかった!?
いえいえ、90年代の安定度を見事に表現した、1800円に見合う中身だったのです。

2位 恋に落ちたシェークスピア
評判どおりの面白さ、脚本の緻密さ、「セブン」の時のパルトロウとくらべえると雲泥の差で◎
お母さんのブライス・ダナー“Xファイル”に出ています。

3位 スター・ウォーズ エピソード I /ファントム・メナス
SWオフィシャル・ファンクラブの一員としては、まわりの反応がどうであろうとも支持します!3位 だけど...

4位 マトリックス
SWイヤーに新しい伝説の誕生を祝おう。
パート2をどうクリアするかがウォシャウスキー兄弟のポイント。

5位 ディープ・ブルー
もしTV・CMを観ていなければ、私は滋賀・草津の映画館でショック死していたかもしれない- フーッ

6位 メリーに首ったけ
お下品さが、時が経っても忘れられない憎めないキャラクターの存在感につきる。ブレアウィッチ風のチープさがいいよね。

7位 ライフ・イズ・ビューティフル
前編出ずっぱりのロベルト・ベニーニ
人情喜劇ここに極まれりのイタリヤン

8位 ウェディング・シンガー
祝・ET娘ドリュー・ゾリモア完全復活、ベストはこれ!
“ウォーター・ボーイ”アダム・サンドラーとの息もぴったりでした。

9位 ジョー・ブラックをよろしく
1年前の正月映画。今年の不作状況を考えると、ゆったりとした3時間は貴重かもしれない...

10位 Xファイル ザ・ムービー 未来と闘え

何だかウルトラQザ・ムービーのようだったけどTV版制作への作り手の愛情が伝わってくる。

次点 ノッティングヒルの恋人
(F1の帰りに飛行機内のビデオ上映で見たので比較はできないが・・・)


編集長【編集長のひとりごと】
 一言コメントが効いていますねぇ。ロマンスものが上位に来ている塩ちゃんらしいランキングでした。塩ちゃんに限らず、我がフジテレビアナウンス室には映画好きのアナウンサーが実に多い! 映画業界人からも「何でフジテレビのアナウンサーはこんなに映画観に来るんでしょう?」とよく聞かれます。それは、試写会《ただ》だからです。
ウソ(^^)。テレビに出てパワーを放出する中で、映画や舞台や展覧会などに足を運んで、みんな何とかエネルギーを吸収しようとしているのですよ、たぶんね。