アナマガ

どちらかというと シッカリ書きたい人のためのコーナー 10年以上の渡り、続いてきたアナルームニュースの中で 好例の連載企画を「コラム」という形で集めました。 個性あふれるラインアップ!ブログとはひと味違う魅力をお楽しみください!

アナルームニュース 2007年06月26日号

「馬、そしてそれ以外も」#2 ~継続は「きっと」力なり…~

あの~…2回目の当コーナーも「」がテーマであります。
ダービー終わりましたね。ダービーが終わると「一年が終わった」…そうです、競馬のカレンダーはこの週で一区切りなのです。そしてもう、来年のダービー目指して2歳馬がデビューしました。この世界はいくら先の話をしたって、鬼が笑うことはないのです。


楠木氏
毎回優しく厳しく指導してくれる、ノーザンホースパーク楠木さん。言わずもがな、馬乗りはチョー上手いです。

競馬もいいが、やっぱり!このコーナーは「乗馬」がメインです。←勝手にそういうことにさせてもらいます。前回このページに書いて以来、およそ2ヶ月ぶりに乗ってきました。が、結論から言うと今回は
屋内コースで、しかもスピードも出してないのに全然ダメ
でした。何がダメなのか?
馬を御す(ぎょす)ことが全く下手。なってな~い!
今回のパートナーは初顔合わせの「
ワンポイント」さん。ちょっと大柄できれいな芦毛です。サラブレッドとは違う種類です。


常歩

この日は、コミュニケーションを取れる瞬間と、何で?っていうくらい制御が利かなくなる瞬間があったのですよ。歩いているとき=常歩(なみあし)はいいんです。


駆け足
一人見るのも恥ずかしい写真ですが…

駆け足にするとフラフラ走りだす。おいおいってなるわけですよ。手綱を張っていても落馬しそうなくらいに騎乗バランスが悪くなる。
これが、「
馬の御し方が甘い」ってことなんです。


これまで馬がまっすぐ走ってたのは、僕が上手いからじゃなかったらしい。壁沿いに行ってみただけとか、視界が前に開けてたからとか、いつも同じコースを回らされてるからとか…そもそも前回掲載の坂路コースだって、手綱緩めてますからね。つまり、合図を送っていない。ただ馬の気に任せて駆け上がっただけ。


鐙
とにかく浅く乗せるのがアブミ。ジョッキーはもっと浅くして、それでいて時速60キロですから!

これまでは結果オーライだったのかなあと落ち込むことしきり。こちらの意図どおりにまっすぐ歩く、走るってことが実は一番難しいのですね。
フォームだって、足の先端からがもう難しいのです。アブミに足の先端を浅~く乗せるんですが、それでいてかかとは上げちゃいけません。


かかとを下げる意識で騎乗姿勢って、きっとロ○オボーイでもきついかもしれないですよ。


一時間近く乗っていてもなかなか会話は成り立たず、最後のほうは…コイツめ…なんて言いながらだったかもしれません。
さらに降りる時点で
重大な事実が判明!
この馬、
牝馬だったのです。


静止
この時点ではまだ「彼女」であることに気づいてない僕。不覚でした。

僕はてっきり牡、あるいは去勢された「せん馬」と思い込んでました。
女の子をエスコートする気持ちを持っていなかったのですから、
これじゃあますます上手く行きませんよね。反省。
でも!北海道はこれからがいい季節!
みんなで乗馬やろうぜ!(と言うか、自分に言い聞かせてます)


…強烈な筋肉痛に今回も悩まされながら、
この項次回に続く。