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藤村さおり(ふじむらさおり) あなたの質問に答えます!announcer's ANSWER1問1答 立本信吾(たてもとしんご)×藤村さおり(ふじむらさおり)

藤村さおり(ふじむらさおり)

  • Q
  • 藤村アナがアナウンサーを目指したきっかけはなんですか?改めてお聞きしたいです。

おしゃべりな性格をいかしたい!というのがきっかけでしたが、配属されてみると私よりおしゃべりな人ばかりでした(笑)。

  • Q
  • 仕事と家庭、それぞれに悩みがあると思います。それぞれの環境に持ちこまないようにするにはどうしたらいいのでしょうか??切り替えがうまくなりたいです。

そうですねぇ、ホントにそうです。ただ、どちらかが劇的に忙しいと悩みが入ってくる隙がないみたいで、そういう時は悩みを忘れられる便利な性格みたいです。スイッチがあって自分で切り替えられたら便利ですよね。

藤村さおり(ふじむらさおり)

  • Q
  • 私も2人の子供の育児中なのですが、分け隔てなく接する、しかる、褒めることがむずかしいなと感じます。藤村アナはそんなことありませんか?

これはいつも悩みますね。うちも子供が2人いるので些細なことで兄弟ケンカしていますよ。でも私の知らないところでケンカが発生してHELP信号を出してきたときは「ママはどっちが悪いか、見てないから全然わからないわ~。どちらが悪いか本人同士ならわかるでしょ。自分たちで解決して!」とほったらかすと、たいがいどちらかが「ごめんね」と謝っています。親が「こちらが悪い」と決めつけて叱ったり、「お姉ちゃん・お兄ちゃんだから」と我慢させることがないように努めたいと心掛けています。また、褒めることに関しては、些細な事でも声に出して褒めてあげると、二人ともものすごく無邪気に喜ぶので(笑)、こちらも必要以上に驚いたふりをして、褒めてあげたりしています。

藤村さおり(ふじむらさおり)

  • Q
  • 「新人今日行く」見てました。藤村アナの優しい指導に感動しました。新人アナの指導でとくに気にかけてる点はなんでしょうか?

新人さんとの年の離れ具合を考えたら、もうみんなの「お母さん」の域です。家でも「母」、会社でも「母」……。新人研修の際、「みんなのお母さんだと思って、困ったことがあったら相談してくださいね」と言ったら、それ以降、杉原アナなんて、私の事を「お母さん」と陰で呼んでいるらしい…(笑)。むしろ嬉しいくらいです!
私自身が沢山の失敗を積み上げてここまで歩んで来たので、新人さんたちには、最初から現場のスタッフに可愛がって育ててもらえ、信頼されるアナウンサーになってもらいたいと願い指導しています。そのためには、一にも二にも「基本を大切に」です。

藤村さおり(ふじむらさおり)

  • Q
  • お休みの日は、何をしていますか? 一番の楽しみは何でしょうか?

OFFの時ぐらいしか子供と向き合えないので、子供の勉強をみたり、ピアノの練習につきあったり、自転車の練習につきあったり……。他愛もない過ごし方ですが、今しかできない時間の過ごし方なのかな、と思って母として頑張っています。一番の楽しみは子供の高らかな笑い声を聞くことなので、積極的にボケまくっています。

  • Q
  • アナウンサーに向いてる人とは?

備わっていたらいいな、と思う要素は数知れずありますが、好き嫌いせずどんなことでもチャレンジ精神を持って「楽しんで」仕事ができる人は強いと思います。あとは、低反発枕みたいに柔軟に対応できる人。

藤村さおり(ふじむらさおり)

  • Q
  • アナウンサーになってよかったこと、苦労したこと、教えてください。

気付けば20年以上アナウンサーをやっているわけですが、仕事の内容が毎回違い、何かしら努力し続けなければならない仕事ゆえ、飽きっぽい性格の私には向いているみたいで長続きしています。さすがに知識も増えました。なのでこれは表裏一体ですが、エンドレスで勉強し続ける大変さ(特に子供が生まれてからは自分の時間を捻出するのが難しくなったためより大変!)と常に知る努力を仕事上でできること、どちらも喜びでもあり苦労している点でもあります。

藤村さおり(ふじむらさおり)

  • Q
  • メッセージをお願いします。

最近では画面露出が少なくなっていますが、何だかコンスタントに忙しい日々を送っています。日曜朝の「報道プライムサンデー」や「今夜のフジテレビは?」の番宣、10月から始まる「坂上どうぶつ王国」などのナレーションでマイクと向き合う日々。
一方で、新人研修に代表されるような「人を育てる仕事」は環境問題と共に私のライフワークになりつつあります。
今思えば、河田町時代、入社直後に放送された年末年始特番「女子アナスペシャル」で、登場した占い師さんに「あなたはアナウンサーの母になる」と言われ「???」状態だったのですが「もしや、今のこれのことだったのか!?」を感じさせる近年。
生涯現役で、いくつもの草鞋を履いて頑張っていきたいと思います。特に働くお母さんの良き戦友であり、盟友でいたいと日々思っています。これからもよろしくお願いしまぁ~す。