ジムに行っています。水泳はもうそんなに長い距離を泳ぐことはなくなりましたね。でも続けています。最近は歩いたりが中心ですが。筋トレはトレーナーについてやってました。基本的な筋トレはすべて教わりました。年取ると筋力が大事です。なにもないところで転んじゃったりしますから(笑)。
台本通りに進行しませんし、大変は大変です。本番の後は、冬でも汗をびっしょりかいちゃうこともあるくらいです。本番が終わるたびに疲れ果ててるんです(笑)。でも、それがテレビの醍醐味だと思っています。LIVEでなにができるか。ゲストが「今」そろっていて、「今」の話を聞ける。それがスリリングだし疲れ果てるんだけど、でもそこが生の醍醐味かな。見てる人にもそれが伝わるんだと思います。絶対忘れちゃいけないことなんだと思いますね、生の現場の感覚は。
司会者の役割。「司会とは」ってことを突き詰めて考えています。今でも勉強しています。アナウンサー歴46年。アナウンサーが司会をするとこうなるんだっていうところを見せたいですね。アナウンサー以外でもいろんな人が司会してるし、できるし、魅力的な番組はいっぱいある。その中で長い間、アナウンスの修行をしてきた人間が司会をするとどうなるのか、考えながらやっています。司会者は行司役だと思って。ゲストとゲストを向き合わせること。それが自分の務めかなあと思っています。
ゴルフには、学生時代の仲間とよく行きますね。そば打ちは、年に2回、友人に振る舞うんです。もう17、8年くらいになるかな?
春はたけのこを掘ったりして、何家族かが集まってね。そこが遊び場なんですよ。
会社では、いつも社内で売っているあんぱんを食べちゃいます。でも、一番好きなのは、おはぎですね〜。
アナウンス技術の専門的なことばかりに意識が向かないほうがいいと思っています。間口を広げて、テレビで自分が何をできるのかを考えたほうがいいと思いますね。僕も学生時代に基本的なアナウンス技術を学んだわけではないので、特にそう思うのかもしれないけれど。「アナウンサー」って形を作らないほうがいいのかもしれないなと思っています。「一人の人間」であるってことを大事にしたほうがいい。いかに原稿から離れられるか、ですかね。
大きな会社になっちゃったな〜と思っています。それはすごくいいことなんですよ。でも、そうなったらどうするのか、大きな所帯の中でどう新しいものをつかむのか。その答えがないんですね。だから難しい。こうすれば誰もが見てくれるなんていうものはなくて。でも、毎年若い方がたくさん入ってきてくれるのは嬉しいことですよ。
「語り」って言葉が大好きなんです。番組を見てても、ナレーションを誰がやっているのか気になります。朗読の勉強会もしています。僕はテレビで育ってますから、映像が大事なんです。どこで読んでも頭に映像が浮かぶように、情景を思い浮かべながら読むといいんじゃないかな。