田中美佐子「女優終わったかも…」泉ピン子に“呼び出された”過去語る

8月3日(土)23時40分スタート オトナの土ドラ『それぞれの断崖』

田中美佐子、遠藤憲一

オトナの土ドラ『それぞれの断崖』制作発表が7月31日に行われ、遠藤憲一、田中美里、田中美佐子が登壇。ドラマタイトルにちなんで、3人がこれまでの人生で最も崖っぷちに立たされたエピソードを披露した。

田中美佐子は「自分の断崖に立ったエピソードを皆さんの前で言えますか!?激しいことは言えない」と拒否しつつも、過去の撮影での失態を告白。

それは昔、深夜に及ぶ撮影で寝不足だったこともあり、撮影したものをチェックしている間に勝手にOKだと勘違い。帰ってしまったら、なんと再撮影になったのだそう。

「次の日、死ぬほど怒られましたね。しかもその時、共演していたのが泉ピン子さんで。次の日、フジテレビでピン子さんに会ってしまい、“美佐子、ちょっと来い”って言われ…。“あ、終わったな”と。その時が一番怖かったです。断崖に立った感じで、女優が終わるかもと思いました」と苦笑いしながら打ち明けた。

一方の田中美里も、「言えないことはある」と認めつつも、以前、ドラマの撮影前にビューラーを使ったところ、パツンと音がしてまつげが全部切れてしまったというエピソードを披露。「ヘアメイクさんにつけまつ毛を付けてもらってなんとか乗り切ったんですが、そのドラマは私の左目は違和感があったと思います。そういったドラマに入る前トラブルは結構多いですね」と苦笑いしていた。

そして、遠藤は「女房がらみの言えないやつしかないなぁ(苦笑)」と戸惑いつつも、断崖に立っているのは「今」だと断言。

ドラマでは、被害者の父親・恭一郎と加害者の母・八巻はつみ(田中美里)と恋に落ちてしまう様子が描かれるため、「コンプライアンスに正反対の作品なので、嫌われるか、のぞき見してもらえるか、スレスレの作品だと思う」と苦悩を吐露。

主役として自分の演技以外だけはなく、ドラマ全体のことを考えてしまうそうで「撮影中に夜中トイレに行きたくなって、起きたら体がグルッとなって(よろけて)、壁に頭をぶつけてたんこぶを作ってしまうくらい、ギリギリでやっています。生涯かけて、のちのち“一番断崖絶壁だったのはいつ?”って聞かれたら、“このときです”って絶対になる。ギリギリで取り組んでいるので、なんとか視聴者の人には(ドラマを)“のぞき見してほしい”っていう熱い気持ちがあります」と興奮した様子でコメント。

最後に「それぞれが最後は着地点を見つけて再生していきます。深く大きな飛躍を遂げると思うので、楽しみにしていてください」と呼び掛けた。

遠藤憲一、田中美里

番組概要

オトナの土ドラ『それぞれの断崖』

<放送>

8月3日(土)スタート 23時40分~24時35分

<出演者>

遠藤憲一
田中美里
清水大登
渡邉 蒼
永瀬莉子
仁村紗和 
内田 滋
梨本謙次郎
目黒祐樹 
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田中美佐子

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