廣瀬智紀 32歳で制服姿の高校生を演じ「違和感ある方も…」
7月6日(土)23時40分~『仮面同窓会』
体罰教師・樫村(渡辺裕之)殺しの犯人が分からず、事件の真相も解明されない中、溝端淳平演じる洋輔ら高校時代の親友4人は、お互いを疑い一層疑心暗鬼に。そんな矢先、ついに親友の1人、大見和康(木村了)が死亡する。
さらに、片岡八真人(廣瀬智紀)の元恋人の自殺が一連の事件に関わりがある可能性が浮上し…。ストーリーがますます混迷を深める中、キーパーソンの1人である廣瀬に話を聞いた。
誰にでもやさしいが、半面、ポーカーフェイスで何を考えているのか分からないところもある八真人。演じる廣瀬は、本作にどんな思いがあるのか?
<廣瀬智紀インタビュー>
Q.撮影も進んできた中、あらためて片岡八真人役を演じての感想は?
やっていて思ったのは、言葉にすると難しいのですが、八真人はとにかく優しい人なんです。でも、どこに自分の本心があるのかわからなくて、「本当はこの人、何を考えてるんだろう?」と思ってしまいます。もしかしたら、奥底では怖い一面を持っているのでは…。とても魅力的な役だと思います。
Q.溝端淳平さんの印象を教えていただけますか?
昔から仲良くさせていただいているような感覚に陥るような、とてもフランクな方です。そういう溝端さんの明るさにとても助けられています。自分にないものを持ってる方だと思いますし、現場でも勉強になります。
Q.印象に残っているシーンを教えてください。
僕は、シリアスなパートが多いので、同級生たちとあまり仲良くする姿がない中で、高校時代の回想シーンで、僕ら4人で廊下を走る撮影は楽しかったです。自分の高校時代のことを思い出して、懐かしさを感じました。
Q.回想シーンでは、制服姿も披露されていますね。
この年齢になっても(実年齢32歳)、高校生役をやらせていただけるのはとてもありがたいと思っています。もちろん、見た目的には違和感を覚える方もいらっしゃるでしょう(苦笑)。
でも、自分が学生時代の回想シーンをやらせていただくということで、現在の八真人を、イメージではなく、実際に生きてきた感覚として持つことは(演じる上で)とてもいいことだと思っています。
Q.廣瀬さんご自身の高校時代は、どんな生活をされていましたか?
僕は男子校でした。でも入学した学校が進学校で、初めての中間テストで、クラスのうしろから2番目ぐらいの成績を取ってしまい、それは衝撃的でした(苦笑)。
その時、僕と一緒にいた友人たちはあまり勉強をしていなかった様子なのに、結果的にはみんな成績が上位の方にいて…。進学校に来るような人は、本当に頭のいい人たちばかりなんだと思いました。
だからもう、勉強はそこそこに(笑)、サッカーに打ち込んだり、クラスでは賑やかなタイプとして、高校生活を謳歌しました。先生に怒られやすいキャラクターだったような気がします。あの4人の中の誰でもない、ガキ大将ポジションだったかな(笑)。
Q.6話から最終話に向け、怒涛の展開が期待されます。
今までご視聴いただきありがとうございます。展開が目まぐるしく動きつつ、1話からの伏線が色々なところで回収されています。今までも1話1話、毎回スリリングで、今後どうなっていくのかが気になる展開だったと思いますが、残りの話数も、より引き付けるストーリーになっています。瞬き厳禁で観ていただけたら嬉しいです。
番組概要
オトナの土ドラ『仮面同窓会』
<放送>
7月6日(土)23時40分~24時35分
<出演者>
溝端淳平
瀧本美織
佐野 岳
木村 了
廣瀬智紀
雛形あきこ
永井 大
渡辺裕之
ほか