MUSIC CLAMP
CLAMP TALK :篠原ともえ
- 中居:
- なんで大学行きたかったの?
- 篠原:
- お洋服の専門学校的な学校に行くんですけど、服飾大学洋裁学科に通うんですけど、いちおう、こういうお仕事もしながらデザインていうのは、なんか切り放せないものじゃないですか。
- 中居:
- それは、篠原が今着ているものは、全部自分でデザインしているものでしょ?
- 篠原:
- そうです、そうです。今日は全部自分でやって。それでオモチャとか服とかを。将来自分のお店を持てたらたらなぁと思い。
- 中居:
- ああ、そういう大きい夢あるんだ。
- 篠原:
- ええ、いちおうあって。そういうのをちゃんとやるには、大学行って基本を習って、服のなんか息継ぎ?なんて言うんですか?歴史ですよ、そういうのを練習して。
- 中居:
- 息継ぎって何?
- 篠原:
- えぇ、あ、いきさつ。経緯?経緯を勉強、学び、そいでやろうかなぁと思い。
- 中居:
- だって、大学に入るために勉強もしなきゃいけないでしょ。
- 篠原:
- そうですね。
- 中居:
- ちょうど去年の暮れぐらいから今年ってスゴい忙しかったでしょう?
- 篠原:
- なんか、急にめっきり忙しくなりました。
- 中居:
- びっくりするぐらい。
- 篠原:
- びっくりしました。
- 中居:
- そんなだったら勉強する暇なんかなかったんじゃない?
- 篠原:
- そうですけど、でもそう思いながらけっこうあっという間に高校も卒業できて、何か楽しく毎日を過ごせたので、大学になってもあんまり変わらないかなぁと思って。
- 中居:
- それ、高校の時から?ちっちゃい頃からの夢だったの?洋服。
- 篠原:
- けっこうそうですね。小学校の時から服とかデザイン画描いたりして作ったりとかしていたので、夢が、ちっちゃなのがだんだん生まれてきて。そういうのを途中でポイと捨てちゃうのもったいないじゃないですか。で、せっかく芸能界にピョコーンと入れたので、これを利用してって言ったら言い方が悪いんですけど、何かこれをうまく調整しながら「服が出ました!」みたいな、お店をポコーンと作って。
- 中居:
- うん、プラス思考に考えればな。
- 篠原:
- そうなんですよ。
- 中居:
- あ、本当。
- 篠原:
- ええ。
- 中居:
- じゃあ、それは、ちっちゃい頃からの夢「服のお店を作りたい、自分がプロデュースした衣装を作りたい」と思うと同時にほら、歌手として歌を歌ってるでしょ?
- 篠原:
- はい、そうです。
- 中居:
- で、2曲3曲歌ってるよね。
- 篠原:
- ええ、何曲も歌ってますよ。
- 中居:
- 今、何曲ぐらいあるの?
- 篠原:
- けっこう、12曲とか。あ、アルバムを入れたらですけど。
- 中居:
- えっ!?そんなに?アルバム?
- 篠原:
- えっ!知らないんですか?
- 中居:
- 知ってるよアルバム。
- 篠原:
- 知ってます?何でしたっけ?
- 中居:
- あれはでも、いい曲が。
- 篠原:
- 何ですか?何ですか?「スーパーモデル」です。知ってます?
- 中居:
- 「スーパーモデル」はねぇ……、知ってるよ。
- 篠原:
- 知ってます?
- 中居:
- それは…………、サビがいい。
- 篠原:
- 何ですか!?違います!アルバムですよぉ。サビじゃないですぅ。いっぱい入っ
たアルバムなんです。
- 中居:
- うん、あれはねぇ、いい。どういう曲?
- 篠原:
- あはぁ、知らないじゃないですかー!!あらー、あーん。でも素晴らしいですよ、アルバムは。
- 中居:
- うん。後は昔好きだった歌手の人っている?
- 篠原:
- 歌手の方?でも、芸能人の方、全員好きだったのでわからないんですけど。
- 中居:
- 昔ちっちゃい頃、口ずさんでた曲とかある?
- 篠原:
- 童謡とか。なーんて。
- 中居:
- 例えば?
- 篠原:
- 「大きな栗の木の下で」とか。わかんないですよね。でも、芸能人の方、そう、私、拓郎さんに会えたときは、もう、感激。ドキドキ、サバイバルでしたよ。
- 中居:
- 拓郎さん。
- 篠原:
- ええ。
- 中居:
- 拓郎さんっていったら、もう、伝説っていったらおかしいけども、いちばん活動してたってのは。
- 篠原:
- 「あ、ウイスキーのCMの人だ!」とか思いましたよ。「すごい!」って思って。もう、カッコ良かったです。
- 中居:
- あ、そう。
- 篠原:
- でも、初めて会ったときはもう「うるさい!」っていわれて。「LOVELOVE」で会ったんですけど、「俺はこの番組をやめる!」とまで言い出したぐらいに篠原をお嫌いだったみたいで、しょんぼりだったですけど。今はもう、大変な仲です。もう、すごく仲良くしてもらって。
- 中居:
- そう。拓郎さん、カッコいいよなあ。
- 篠原:
- かっこいいですよね、もう。
- 中居:
- じゃあ「LOVELOVE」は、もう篠原にとってすごい、いろんな出会いがあって。
- 篠原:
- すごいですよ。びっくりしました。
- 中居:
- 友達が出来て、うん。
- 篠原:
- そうですよ!!もう篠原にとってすごい大きい存在。
- 中居:
- 音楽もすごく目覚める番組だったんだ。
- 篠原:
- そうですね。なんか学校であの、バンド作ってたんですよ、高校生の時。で、歌ったりしてたんですけど。学校の学園祭のバンドとぜんぜん違うんですよ、「LOVELOVE」のバンドが。
「何でだろう?」と思って。
- 中居:
- そりゃ当たり前だよー!!
- 篠原:
- いや、だってぜんぜん違うんですよ。
- 中居:
- そりゃだって、「LOVELOVE」の今バンドやってる人、本当すごい人よ!日本でもう、ギターやる人もコーラスやる人もドラム叩いてる人も、みんなもうトップの人なの。
- 篠原:
- トップ?一位ですか?
- 中居:
- もう一位、一位。
- 篠原:
- やりました!!
- 中居:
- やりましたねぇ。
- 篠原:
- 一員です、ええ。
- 中居:
- だからねぇ、すごい羨ましいよ。
- 篠原:
- 本当ですか?よく言われるんですよ、大人の方に。
- 中居:
- だから「LOVELOVE」なんて他のアーチストの人なんて、入りたいと思ってる人いっぱいいるんだよ。
- 篠原:
- あ、そうなんですか?
- 中居:
- うん。
- 篠原:
- ラッキーです。
- 中居:
- 5年後とか、近未来のことっていうのは考えたりする?
- 篠原:
- 近未来ですか?
- 中居:
- 今、18?
- 篠原:
- 18歳になりました。
- 中居:
- だから、20になった時、25、30、40って「自分が何をやってるかなぁ?」とか、理想と現実、ちょっと違うかもしれないけども、どういうふうになっていると思う?
- 篠原:
- でも、なんかすごい、どこか自信があって、絶対やりたいことはやれていて、すごい幸せに過ごしてる自分は想像つくんですよ。で、結局「篠原、この先どうなるんだろう?」とか考えたりするんですけど、結局、何も考えないでここまでポポポッと来ちゃったんですよ。なので、自分のやりたいことだけをやっていこうかなと思ってますね。
- 中居:
- でも、やりたいことをやるって難しかったりするじゃん。
- 篠原:
- ああ、なるほど。
- 中居:
- 例えば「デザインやりたい」て言ってもさ、仕事が忙しかったら学校にも行けないし。それこそ勉強する時間なんか無かったりするとさ、「やりたいことができなーい!」って頭の中がグシャグシャになったりすることが、無くはないんじゃないかなあ?
- 篠原:
- いや、なんか大丈夫なんですよ。底知れぬ自信だけはあるんですよ、いつも。
- 中居:
- どういう自信?
- 篠原:
- いや、「絶対うまくいくんだ!」っていう。
- 中居:
- 「自分のやりたいことは出来るんだ!」っていう?
- 篠原:
- ええ、思い込んでる面もあるんですけど、幸せいっぱいな毎日を過ごしていると「とりあえず大丈夫だ、大丈夫だ」って思うんですよ。
- 中居:
- うーん?あ、そう。
- 篠原:
- ええ。
- 中居:
- 近未来、二十歳ぐらいだと、今のまんまなのかな。
- 篠原:
- いや、二十歳後は、もうちょっと「アーティストシノラー」を出せたらなぁと。
- 中居:
- 歌中心にやりたいんだ?
- 篠原:
- ええ、歌中心に。でも、最近歩いてたりすると「あっコメディアンの篠原だ!」と
かすごい言われるんですよ。
- 中居:
- 本当のやりたいことは?この世界に入った時は歌だったんだ?
- 篠原:
- 歌。あっ、この世界に入った時は、ただ有名になりたかっただけだったんですけど。でも自分がいろんなことをやれるふうになって、しぼるならやっぱり100パーセント歌ですね。
- 中居:
- へぇー、歌やりたいんだ。それはだからピコピコの歌?
- 篠原:
- ピコピコじゃなくて、これからはバンドとかも組んでやってみたいし、ソロでバラードっぽい歌も歌ってみたいし。
- 中居:
- やりたいことは、でもいっぱいあるんだ?
- 篠原:
- やりたいことはいっぱいあります。「やらなきゃ!」ってことがいっぱいあります。
- 中居:
- でも2年後っていったらもうすぐだよ、2年なんて。
- 篠原:
- そうですね。あっという間ですねぇ。何が出来ますかねぇ?
- 中居:
- じゃあ、歌を歌う時、例えばバラードを歌う時っていうのは、どういう恰好するつもりなの?
- 篠原:
- いやぁ、もう、どうしましょうね。どうしましょ?でも、とりあえず今はこういう。
- 中居:
- すごい寂しいさ、ラブソングだとするでしょう。その時にこういう恰好したらさ。
- 篠原:
- 悲しいですよね。
- 中居:
- ちょっと伝わりにくい部分が出てきちゃうと思う。
- 篠原:
- そうですか。
- 中居:
- 「そんな恰好しないで」とかさ。そしたらどうする?
- 篠原:
- そしたらですねぇ、でも伝わりにくい場合は……どうしましょう?でも二十歳後
とかは、あんまり細かく考えてないんですけど。
- 中居:
- ちょっとごめんね。二十歳後っていうと20年後になるんだよね?
- 篠原:
- 二十歳になって、二十歳後、二十歳後?2年後ですね。2年後は、どうしましょ?
今はいくらバラードが似合わない恰好でも、ワンピースとか着れないんですよ。
- 中居:
- なんで?
- 篠原:
- 恥ずかしくて。
- 中居:
- なんで?いいじゃん。
- 篠原:
- やめて下さいよ!そんな。
- 中居:
- 足、たくましいよね。
- 篠原:
- なんでですか?さっき太いって言ってましたよねぇ。そんな……、もういい。あ
の、そんな映さないで下さいよぉ!!それもそうなんですけど、もうちょっと素敵なってから、大人シノラーになってから、そういう自分なりの似合う恰好とかは考えていこうと思ってるんですけど。
- 中居:
- だからね、うん、そう。このあいだの密着やった時のコメントでね、「いやぁ、二十歳になった時、22、23になった時に、彼女はどうするのか楽しみでもあり、感慨深いものがありますね」と。
ぜんぜん関係ないけど、学生の時、イジメにあったことってある。
- 篠原:
- あります。すごいイジメられ症でしたよ。
- 中居:
- どんなイジメだった。
- 篠原:
- 「うるさいんだよ!!」とか。今とあんまりかわらないんですよ。
- 中居:
- いじめるほうも「うるさいんだよ!!」って、おまえみたいなの?
- 篠原:
- いや、向こうはもうすごい。ヤンキーですよヤンキー。
- 中居:
- 陰険な?
- 篠原:
- 陰険でもないですね。あ、でも、靴隠されたりとか、屋上呼ばれたり。もうサバイバルでしたよ。スゴかったですよ。
- 中居:
- そん時どうした?どうやって?ちっちゃいころから「うわぁー!!」っていうわけにいかないでしょ?そういう緊迫した時って。
- 篠原:
- そういう時は、「許じでぐだざい」って言ってましたけど、ぜんぜんそんなのが効かなくて。なので、その時はしょんぼりしてましたね。いじめられた時は、けっこう悲しかったりしましたね。
- 中居:
- 誰かに相談した?友達に相談とか。
- 篠原:
- しませんでした。
- 中居:
- 自分だけで、親とかにも言えなかったんだ。
- 篠原:
- お母さんには「最近、篠原、いじめられてんの。カッコよくなーい」とか言ってましたよ。いや、なんか、それって歴史じゃないですか。芸能界とかになったら、イジメられた過去とかできるじゃないですか。
- 中居:
- 勲章だなぁ。
- 篠原:
- ええ。でも、なんかお母さんとか「あら、どんなふうにイジメられてるの?」とか
言って、イジメはイジメで楽しんでました。
- 中居:
- うーん。いや、イジメられて、変な話、自殺しちゃう人がいるでしょ。
- 篠原:
- もう説得してあげたいですね。
- 中居:
- どうすればいいと思う?
- 篠原:
- いや、もう死ななきゃいいんですよ。
- 中居:
- そう、死ななきゃいいんだけども。みんなほら、しょんぼりしちゃったでしょ。篠原の場合は、こんぐらいしょんぼりした時は、日頃持ってる気持ちが沈んじゃうわけじゃない。
- 篠原:
- あ、けっこうボヨンとなりましたね。
- 中居:
- そうでしょ。でも、そうやってやっぱり他界しちゃう人ってのは、ここからここまでいっちゃって、もうずっとしょんぼりしょんぼりで、それが苦しくなって、自殺を図っちゃったりすると思うのね。落ちないでここまででとどめるためにはどうすればいいと思う?
- 篠原:
- どうしましょうね?でも篠原は、すごいイジメられたんですけど、そのイジメる
人たちは、イジメたり、しめたりするのをすごいカッコイイと思ってて、それで篠原をイジメたりしてたんですよ。
- 中居:
- うん。
- 篠原:
- だから、自分だけすごい先に大人になっちゃって、もうこうやって「何してるのかしら?」っていうふうに。もうそんなふうに。「そしたら大人になって恥ずかしくなるんだよ」みたいな感じで、自分だけ先に大人になって、その人たちを見下したって言うとすごい失礼になっちゃうんですけど。
- 中居:
- うん、上からちょっと。
- 篠原:
- 「そんなことやってて、恥ずかしからずですよ!」みたいな。なんかそうなったり
すれば。
- 中居:
- でも、イジメられた時は、学校も行きたくなくなるでしょ?
- 篠原:
- ああ、なるほど。ええ。
- 中居:
- ね。でも、他の人に言ったら、「おまえ、チクっただろう」ってなっちゃうしさ。
- 篠原:
- あ、なっちゃいますね。
- 中居:
- 学校もやっぱ行きたくなくなっちゃった?
- 篠原:
- 学校行きたくなくなっちゃたけど、行かなかったらお母さんに怒られるから、無理矢理行ってたんですけど。「ああ、明日学校どうしよう?」とか気まずくなったりしましたね。
- 中居:
- でも気持ちの保ちようなんだろうな。
- 篠原:
- そうですね、気持ちのもっていきかたですね。
- 中居:
- うんうん、うん。
- 篠原:
- そのイジメっていうのも、「本当に自分はこの世で一番不幸なんだ」って思うのか。
- 中居:
- 「しょうがねえなぁ、コイツら」って。
- 篠原:
- うん、「そうやって頑張りなさい」ていうふうに見ちゃうか。それとも「忘れて、明日頑張って生きよう」とか、そうやって思うかですね。
- 中居:
- うん、気持ちの保ちようなんなろうな。でも、やっぱ許せないよな、そういうことする人たちってな。
- 篠原:
- ええ。
- 中居:
- 今、会ったらどう?こうやって。
- 篠原:
- 今ですか?今、会ったらそうですね、どうしましょう?
- 中居:
- やり返す?
- 篠原:
- あ、どうしましょうね?また逆に今はいいほうにもっていけますね。
- 中居:
- そうだよな。やり返すのは篠原らしくないし、篠原はやっちゃいけない人だと思うしね。
- 篠原:
- やっちゃいけないと思います。でも、篠原、ドラマでイジメられてる役をやってるんですよ。過去にすっごいイジメられて、あまりにもにも辛くて人を殺してしまうんですよ。そのイジメられてる子を。やっぱ役作りの中で、女の子たちがトイレのドアを、「出て来いよ!」って叩いたりするんですよ。痛々しいですね、観てて。「うわぁ、可哀想!」とか思いますね。
- 中居:
- あ、そう。
- 篠原:
- 役だからいいものを、本当だったら「わぁ、辛い辛い!」とか思っちゃいますね。
- 中居:
- そんなひどいイジメにあったことはないんだ?
- 篠原:
- そこまではないです。屋上とかで呼ばれて、バーンてものとか投げられて、「おまえ、なんでいつもうるさいんだよ!?」とか言われたぐらいですね。
- 中居:
- へぇー。
- 篠原:
- その時、屋上に呼ばれたから、やり返せないんですよ。でも、篠原は何も抵抗することが出来なくて。
- 中居:
- 集団というか。
- 篠原:
- 集団だから「もうひどい!」と思って。だから屋上出るときに、鍵をガチャッと閉
めて「さよならー」とか言って帰っちゃったんですけど、それがもう最大のやり返しでしたね。
- 中居:
- うん、そうだ。
- 篠原:
- でも、出れなかったらしいですよ。けっこう大変だったらしいですよ。
- 中居:
- そんでどうしたの?
- 篠原:
- いや、なんか、そいで先生に見つかって出さしてもらったみたいですよ。
- 中居:
- そしたら、また来ただろう?「篠原っ!!てめぇ、おまえ!!」って。
- 篠原:
- だからすごい勢いで、目を逸らさないように逃げて。
- 中居:
- 目を逸らさないように?
- 篠原:
- 目を逸らさないように。そしたら謝ってきましたよ。
- 中居:
- えっ?目を逸らさないように逃げたの?
- 篠原:
- いやいや、あはは。
- 中居:
- 目を合わせないようにだろう?
- 篠原:
- 目を合わせないように。あはっ、逃げて。そしたらなんか「ごめんね」とか謝っていただいて。
- 中居:
- あ、本当。
- 篠原:
- だからイジメは本当になくなるものなんだなぁと思いました。
- 中居:
- いや、でもね、昔からなんだよね、イジメってあるの。
- 篠原:
- 長いですよね。
- 中居:
- うん。強い者がいて、弱い者がいるっていうのはね、絶対なんだよなぁ。
- 篠原:
- ええ。
- 中居:
- この世界にだって、強い人がいてさ、弱い人がいてさ、権力を持っている人がいて、権力を持ってる人がいる。そういう関係ってのはね、どこの世界にも、いつの時代にもあったりするものなの。
- 篠原:
- あら。
- 中居:
- だからね、本当にそういうふうに強い人はね、弱い人を守るぐらいの強さを持っていればな。
- 篠原:
- そしたら強いですねぇ。
- 中居:
- そしたらだって、安心するもんなぁ。
- 篠原:
- ファンの子とかで、やっぱりイジメに遭ってる子とかいるんですよ。でも、なんかたまに、そういう子ととかから手紙とか受けるんですけど、本当「頑張って」とか、毎日楽しいことばっかりを考えて「自分はそんなんじゃないんだ」とか、「なんか、すごいいいいほうに考えれば、どうにかなるよ」とか。ぜんぜん違うふうに明るくなったりとかして、生まれ変わったとか。
- 中居:
- そうだよな。だから、篠原っていうのは、そういう力を持ってるんだよ。
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