MUSIC CLAMPハ
MUSIC CLAMP REPORT by INTERNETS #30 |
* MAIL TO MC |
* TKMC TOP |
その日、たまたま放映時間にTKMCをみることができました。普段はビデオで拝見する私ですから、めずらしいことでした。ゲストは川本真琴さん。おもしろいタイプの人でした。
翌日、ホームページをみてみると、当然私は解答できてませんでした。本当にもうあ
きらめようかなと思いました。
「継続は力なりっていうよ。続けてれば、なんとかなるらしいよ」
先日友人が言ってくれた言葉が蘇ってきました。そうそう「継続は力なり」だわ。楽
しんで参加してるんだからいいじゃない。そう思い直しました。
川本真琴さんに対するキーワードは、「めまい」
ああ、そういえば、「DNA」という曲は、ぐるぐるまわってという歌詞があった気がする。いいや、これを書いてみよう。そして1つのキーワードに対して1つの答。競馬も一緒。当たるのは一つだけである。それがダメならダメなんだ。
そして私はまた習慣化している謎ときメールを出しました。その日私は異常にツイてました。チケットの予約はなんと生まれて初めて3分でつながるし、3回も早い時間につながるのです。他にかけてる人がいないのかと思うくらいでした。夜は夜で初めて手にいれた中島みゆきさんの「夜会」を一番前の席で、しかもみゆきさんの立ち位置のちょうど前で観ることができました。いつものようにホームページにいく。キーワードをみにいく。上から順番にみていくが、相変わらず自分の名前は ない。「めまい」の項目にやってきた。最後までみて呆然としてしまいました。
「宮園あかりさんが正解。次回収録にご招待します」あ?宮園あかり・・・・。私だ。私だよ。あら、当てちゃったよ。
瞬間寂しい気持ちがした。当たってうれしいんだが、達成してしまったためにふっと 感じる寂しい気持ち。それも束の間、じわじわと楽しさがこみ上げてきた。とうとう出 来た。当てたことがまずうれしかった。興奮しながらも冷静を保ちながら友人に電話を した。そう、彼女の一言がなかったら、私は諦めていたのだから。「継続は力なり」こ の言葉まんざら嘘でもないんだな。そう思いました。
巷では香港A型のインフルエンザが猛威をふるっていた時期、会社でも順番に倒れて いく。そろそろ私もかなりヤバい。寝込むかもしれないと思っていた矢先、収録のお知 らせメールを戴きました。こんな状態では他人様にご迷惑をかけてしまう。その旨をメ ールで送ると、お電話をいただいた。次回に順延していただけるとのこと。2月の収録 日は前々からどうしてもキャンセルできない予定があったので、3月の収録の見学をお 願いしました。2月の収録が近づいたとき、再びお電話でお誘いいただきましたが、どうしてもキャンセルできない予定だったので、再度お願いをして3月にしていただきました。今回の 収録が近づいたら、緊張のためか、またもや風邪をひいてしまいました。今度は咳がで るタイプでしたが、私の都合で延ばしていただいてるのだから、と見学前の一週間は、 私にしてはハードな予定をこなしながら、養生に専念しました。咳がぬけきらない状態 までになったりましたが、不安だったので「龍角散」と「南天のど飴」を携帯すること にしました。
そして当日を迎えました。天気予報で雨になるというので、雨対策の荷造りをしていましたが、妙に暖かい朝でした。私は10時からの見学でしたが、予定時間より出遅れてしまいました。初めて行く場所なので時間の見当がつきませんでしたが、不安になりながらも目的地に向いました。ラッキーなことに乗換もうまく行き、10時少し前にスタジオの建物前に到着しました。建物の前では、他の番組のセットを組み立てていました。あ、あの番組の撮影もあるのかとしみじみ思いながら、警備員のおじさんにスタジオの場所を伺いました。
「中に入って突き当たりを右に行って左です」お礼を行って中に入り、壁の時計をみると10時。予定時間であった。
ふっと横をみると控え室らしい所に紙が貼ってあり、そこには「篠ひろ子様」「タモリ様」と書かれていました。それを見てちょっと舞い上がってしまった私は、突き当たりを左に行って右に行ってしまった。直接きて下さいと言われたスタジオとどうも違う。どういうことだ?
迷った時は原点に戻る。戻りながら、あ、そうだ。おじさんは、右にいって左と言っていたことを思い出しました。こんなところまで来て自分のおバカが露呈しようとは思いませんでした。廊下をスタジオに向かって歩いているうちに、今日は仏滅だということも思い出しました。みなさんにご迷惑をかけないようにしなくては。決意も新たにスタジオに急ぎました。
スタジオに到着すると人の動きが激しい。さて、どうしようかと思っていると、きっとこれが噂の「前室」と思われる場所に人がいらした。思い切って聞いてみるとどうやら出演者方だったらしい。でもご親切に中に入って聞いてごらんという言葉をいただきました。とても失礼な私に対してやさしいお言葉。ありがとうございました。
とりあえず、廊下に出ていると、スタッフらしい女性の方が通りかかったのでいたので、聞いてみる。「適当に入っていいですよ」というお言葉。ということで初めてスタジオに入りました。ものすごい音でちょっとびっくりしました。「音合わせ」をしているらしいのです。
興奮していたせいか、少し暑い。ちょっと廊下で涼んでいようと思い、外に出ました。廊下の窓が開いていて、風が気持ちよかったので、外をみていたら「何してるの?」さっき外であった警備のおじさんに話しかけられました。中が暑いからと涼んでいるということを話すと「ここは一般の人は見学できないんだよ」ということで、警備室まで連れて行かれてしまう。道すがら、パソコン通信で当たったんですとかいろいろ説明したが、一般の人は場所が違うらしい。名前を登録してもらっているとか、お電話くださった方の名前とかいろいろ言ってはみたが、一応確認するからということで、入り口まで連れて来られました。よっぽど私は不審だったのかもしれないです。ロケをしているからということで、ロビーで待っていました。ロケをしているらしいタモリさんと関根勤さんの後ろ姿を拝見しました。周囲を見回すと楽屋割の紙が貼ってありました。「総理とよばないで」とか新番組のドラマの収録も前日あったらしく、その横には「TKMC」のもありました。しばらくして確認がとれたということで、その警備員さんにスタジオまで連れて行ってもらいました。途中、今日はいろいろあるんですか?と伺うと、まあ、いろいろと詳細は教えていただけませんでした。とても仕事熱心な警備員さんでした。うちの会社の警備のおじさんたちとは大違いだなと思いました。警備する場所なりの緊張感の差かもしれないとも思いました。スタジオに行くと、私が最初に聞いたスタッフの方でした。ごめんなさい。ああ、やっぱりご迷惑をかけてしまった。今度はおとなしくスタジオに入っていることにしました。
まず印象に残ったのは、照明の使い方でした。コーナーごとはもちろん出演者ごとに照明の印象が変わっていました。セットなどもあるのでしょうが。特に、ある効果で光を反射させたりするのは、反射板をもった人間の仕事であるというのも正直いって驚きました。私の中のイメージでは、扇風機とかみたいに勝手にくるくる回るのだと思っていましたから。同じ様なリズムで曲の感じに合わせて反射の具合をモニターで確認しながら重そうな板を動かされてました。上の照明の具合を棒を使って直しているスタッフの方もいらっしゃいました。微妙な角度調整だし、もしネジがゆるんでいたりすると大変なことになってしまうからでしょう。一見地味だが非常に価値のある仕事であると思いました。
ひょんなことから、手拍子隊の一員となり番組出演を果たすことになったインターネッツ。手拍子隊にも一応決められた場所がありました。音声さんが何の気配も違和感も感 じさせないようにマイクをすっと下ろしていく。そのマイクに向かって手拍子をとりました。そして余計な音が入らないようにすっと外していく。気配を感じさせないように気を配る。これも神経をつかう仕事だと思いました。
そしてカメラマンさんたち。ハンディカメラ、クレーンのカメラ、テレビでみたことがあるテレビカメラなど何台もいろいろな角度から撮られてます。その一つ一つのカメラにもいろいろな動きがあって、時に交錯したりもします。カメラは一台につき2名くらいが担当してます。一人がカメラを持ちもう一人はケーブルを持つといった具合。一番動きが激しく体力勝負だと思われるパートですが、そこに女性の姿がめだちました。
あとは、リハーサルの度に出演者の方々に椅子を持って行ったり、床をモップでふいたりするディレクターさんの仕事。指示を紙に書いたり、いろいろ細やかなお仕事でした。食事もできずに私がいた時間中ほとんどスタジオにいらっしゃいました。ロッカーに名前付きで取り置かれたお弁当がその仕事のたいへんさを象徴しているようでした。
私と同じ様な時間からずっと演奏を繰り返していたJACK DIAMONDSの皆様も、曲がかわる度にいろいろ楽器を変えたり、スタッフの方の要求で何度も演奏をくりかえされたり。そんなお忙しい中、私達インターネッツの為にサインまでして戴きました。サリー久保田さんはやさしい方でした。ありがとうございました。
REPRODUCTSの中に篠原ともえさんも出演してます。彼女のスタジオ入りも偶然拝見したんですが、ものすごく腰が悪くなりそうな格好で、階段を上られてました。(KIKCHYさん、普段の時はちゃんとした方がいいといってあげた方がいいかもしれないです。本当に腰悪くしますよ。ともえちゃん>老婆心ですが)ともえさんは、実は具合が悪かったらしく、顔色がよくありませんでした。でも彼女はきちんと自分の仕事をこなしてました。一部声がでない時があって、それを彼女なりに納得できなかったのか、もう一度音階や歌詞を確認しながら仕事をしていました。仕事を離れるとテレビでみかける[篠原ともえ]さんのまんまっていうのもちょっと驚きましたけど。この曲は私には非常に馴染み深い曲なのでアレンジも新鮮でした。私は今回のアレンジも割と好きです。
近田さんも収録が始まる間際にサインをお願いした、たいへん失礼なインターネッツ に丁寧にサインをしていただきました。本当にありがとうございました。
中居さんもゲストの方々とのトークという仕事を担当されています。TKのホームページを拝見できる私達はまだしも、実際にテレビでの放送部分しか見れないという方もた くさんいます。事実、私の知り合いは、以前SMAPがゲストに出た時の稲垣さんとのからみで中居さんに不満をもってました。彼女は稲垣さんのファンでもありますが、近藤真彦さんのファンでもあり、しかも小室さんの時からの番組のファンでした。先日も近藤さんと中居さんとのトークで話がつながらないとか強引すぎるとか話をしていました。彼女の周りで多分番組をちゃんと見ており、中居さんのファンは私だけだからかもしれませんが。実際にトークの収録を拝見していると、そんなに強引に話をひっぱっているという印象は受けませんでした。むしろゲストの方の話を聞きながら、なおかつ、ディレクターさんの指示を見て、指示通りに話の方向へなんとか持って行こうという印象がありました。やはり実際に見るのと、編集されたものとでは、受ける印象がこうも違うのかとびっくりしました。よくNG大賞のような番組で見かける[NG]というものは、中居さんは私が拝見している時は1度だけでした。それもちょっと言いにくいバンド名をつっかえてしまったというようなものです。その中にもきちんとした仕事ぶりがみてとれました。仕事というものに対する中居さんの真摯な姿勢というのを感じました。
失礼な言い方かもしれないんですが、深夜の番組でしかも30分の番組です。こんな風にたくさんの方々の仕事の上で一つの番組が成り立っているとは正直いって意外でした。みなさんの丁寧な仕事ぶりで、職人の作る番組というイメージを再確認しました。これからはまた違った角度で番組を拝見できそうです。
実は収録見学を終えて帰る時に、またもやご迷惑をかけてしまいました。今度はコーラをこぼしてしまいました。しかもそれは朝からお世話になったスタッフの女性の方のものでした。あーあ、本当に終始落ち着きのない奴で申し訳ありませんでした。
私も諦めずにまた、お間抜けな解答を繰り返しながら、謎に挑戦していきたいと思います。今度は警備のおじさんに連れて行かれないようにしなくては・・・・・・(^^;;;;;;
スタッフの皆様ご迷惑をおかけしました。見学させていただき本当にありがとうございました。
今回ご一緒させていただきましたインターネッツの日下部さん、わこさん、カメさん
お世話になりました。