Vol.55

FACTORY TALK ：UA

UA AND MONSIEUR in Talking

ムッシュ:

今日のゲストはUAさんです。いやあ、ユナイテッ ド・エアラインかと最初は思ってた…

UA:

ああ、

ムッシュ:

デスティネーションは大阪？

UA:

はい。

ムッシュ:

大阪ってガッツあるよね。大阪の人って、俺、アメ リカ人の様な気がしてしょうがないのね…。

UA:

そうですか〜？

ムッシュ:

なんかさあ…なんつったらいいんだろう？なんか、 アメリカ人的よ！ で、京都行くと、ちょっとフランス人的で…

UA:

ああ、

ムッシュ:

閉鎖的になるとかさあ、あの本来ね、人間て動物み たいだと思うのね、元々…。だんだん狡賢くなったり、いろんな事でさあ…、今 の人間って… 昔は目も良かっただろうし…、音もいっぱい聞こえただろうし…。だからそれ を、僕の周りの人の中では、数少ない動物君でいる人だなあ…と。

UA:

ははあ、目はそんなに良くないですけど…、

ムッシュ:

あ、そういう問題じゃなくてね…。いや自然体で生 きてていいなあって。 俺、憧れてるのね。そう言うのって。

UA:

ああ…

ムッシュ:

欲しいのってなんですか？今。

UA:

今？う〜んと、木かなあ…

ムッシュ:

木。木が欲しいって言った女の人って初めてだな あ。あのね吉田拓郎って人が居てね、あの人がなんかね、家、建てているところ があるじゃないですか。木造のね…。で、うっとりしてずっと立って見てるの。 それ、木が好きなんだって。

UA:

はあ〜

ムッシュ:

引っぱり込まれるんだって。あと、焚き火とか？焚 き火の火が燃えてるところとか？そう言う人多いじゃない？ 女性で、木が好きな人って…？花とかさあ、あるいはなんかそう言う…？ 木が欲しいってのが珍しくてね…

UA:

ああ、そうですか？

ムッシュ:

木って、でっかい奴？

UA:

いつかくれるって、言ってるんですけれど…ダーリンが。

ムッシュ:

林野庁から盗んでくるの？

UA:

そうなんですよ！置くとこも要るからね。

ムッシュ:

木って高いんだよね。珍しいよ！うちに帰って研究 するわ、木が好きな女性はこういう人ですって！わかったらちゃんとお知らせす る！

UA:

はい

ムッシュ:

そういう深層心理になんかあるんだよ！

UA:

あ〜。占い？インディアンの占い？

ムッシュ:

インディアンの占いってあるよね！うん、それで、 あることからさカラスが好きになったんですよ僕。

UA:

は〜

ムッシュ:

それで、カラスをちょっと調べたの。何故カラスが 好きなのか。で、インディアン占いで、俺、渡りカラスなんだって！

UA:

まあ！あたしも木なのかな？

ムッシュ:

木なのかもしれないね。で、昔、カラスは３本足 だったんだって！

UA:

えっ！！！

ムッシュ:

で、犬も３本足だったんだって。そんで、犬はね！ カラスは飛ぶからいいけど犬はね！こうやって３本で歩いてたらしいよ！そん で、カラスはその頃、氏神様みたいな？今でもカラス神社が一杯あるけど。こう してたらしいの！ で、カラスに言えばなんとかしてくれるだろうって思って、「カラスさん、足を 一本くださいって」言ったんだって…

UA:

あ、そうなんだ！

ムッシュ:

それからカラスは２本になっちゃったんだけど、そ れから、カラスから貰った足だから大切にしなくちゃいけないってんで、おしっ こする時、足をあげるようになったんだって！

UA:

まあ〜！