TK MUSIC CLAMP

18号

Studio Report by Suetake


決戦前

* MAIL TO MC
* TKMC TOP


* 9号(W)
* 19号
TKMCの収録御招待にみごと当選してしまった僕は、一瞬夢だかなんだかわからなく なってしまいました。

「ついに、本物(小室先生)にあえる…」

と思っていたのもつかのま、なんと次の収録以降は小室先生は出られないとのこと。 まあ、それでもスタジオ見学できるし、いろんなミュージシャン見られるからいい かなとおもっていたら…押しの強い山嵜さんのおかげで、 (山嵜さん本当に感謝しています。)小室先生が登場する回に特別に招待していた だけるとの連絡。スタッフの皆様の計らいに思わず涙してしまいました。
#山嵜さんの押しの強さにも…
ということで、めでたく本物に会えることが確定しました。


決戦当日

スタジオへ
見学当日の朝、某駅で山嵜さんと待ち合わせていた僕は、待ち合わせの時間に1分 遅れで到着。まだ山嵜さんは来ていない、よかった。
待つこと数十秒、山嵜さん到着。大きな紙ぶくろを下げ、「FANKS!!」のTシャツ を着ていて、僕が想像していた山嵜さんとはずいぶんかけはなれている好青年で した。彼の袋の中身はものすごく、僕に「用意周到な男」と思わせるのには 十分でした。 その中の一つが、差入れのお菓子。「しまった、僕はそんなもの用意していない…」 急いで近くのお菓子屋さんに駆け込み、しばらく悩んだあと…

「これ全部下さい」

と、ケーキを一種類全部買い尽くしてしまいました。

スタジオに着くと、入口にはすでに出待ち・入り待ちの女の子達が数人うろうろし ていて、その女の子達を横目に2人ですたすたと入場。警備員さんに場所を聞き、 いざスタジオへ。
スタジオに入るとすでに Reproducts の収録が始まっていました。山嵜さんに案内され Pさんに挨拶。「髪型は小室さんだね」といきなりいわれ、ちょっと動揺してしまいま した。

そして、台本とお土産セットをいただきました。しばらくすると、山田まりや さん登場。「おはようございまーす」と、まりやさんにいきなり挨拶されてしまいまし た。いまおもうとかなり幸せ。
ふと、となりをみると山嵜さんがやや興奮気味。彼曰く「96年度下半期のいちおし」 だったらしいです。

さっそく山嵜さんはいつもの押しの強さを発揮して、Pさんにまりやさんにサインを もらえるように交渉。ちゃっかり僕も一緒に書いてもらいました。さらに、握手。 山嵜さんは握手した手をほおずりしてもらい、すっかりいっちゃってました。
僕がサインを書いてもらっている途中で、まりやさんの出番に。 またあとで続きを書いてもらうということで、まりやさんは収録に向かったのでした。

この前後で、もう一人の山田さんである、見学者の山田さんと合流。 最初見た時は、スタッフの人だと思ってました。ほんとに。

まりやさんの撮影が終了する頃丁度お弁当が届き、昼食に。 そば弁当と、うどん弁当が選べたのですが、ぼくはうどんがすきなので、まよわず うどんにしました。ところが、偏食の激しい僕の嫌いなものがたーくさんはいって いて、泣きながら食べていました。食べた場所はサブで、ちゃんと撮影の様子も 見ながら食べることができました。感謝。


午後

午後の見学

昼食後再びスタジオへ。Reproduct の撮影もなんとか終り、??の撮影のために セットを変更。その間、邪魔にならないよう廊下でお喋り。でも、通行する人の 邪魔にはなってたかも知れない…。そして、ばばーんとシノラー登場。
テレビで見るほどではないが、やっぱりすごかった。ちょこっと、お話したあと、 わいわい動き回ってました。人形をあげるぞー、みたいなかんじで。

そして、スタジオ見学再開。先に歌を収録。見ているうちにだんだん体が冷えて きたので(スタジオ内は冷房が効いていてちょっと寒かった)、ちょっと外へ 出ようということになり、廊下へ脱出。あまりうろちょろできないので、 入口の方へ歩いていきました。しばらくそこで立ち話していると、ふたたび まりやさん登場。
さっそく僕と山嵜さんでつかまえて、僕はサインの続きを 書いてもらいました。まりやさんのサインはいっぱいコメントを書くらしく、 いろんなことが書いてありました。その中に、「おんななかすな」と一言。 そこで、ぼくがなんでーと聞いてみると、

「だって、泣かしてそーなんだもん。」

うーん、ちょっとショック。
そのあと、僕と山嵜さんはそれぞれまりやさんとのツーショット撮影。
ひとしきり話したあと、次の仕事があるということでお別れになりました。

スタジオに戻り、またしばらく見学。しかしながら、徐々に迫る小室大先生との 対面のプレッシャーからか緊張したことと、スタジオの寒さで、再びスタジオを 3人で脱出。スタジオ内の喫茶店で、一休みすることにしました。

寒かったことと、緊張のあまりに夕食のお弁当を食べられなかった僕は、 そこでコーンスープを注文し、3人で語っていました。夕方6時をまわり、 そろそろまたスタジオに戻ろうかと思っていた時、玄関からスーツ姿の おじさんの大群が入場。その中になんと小室先生の姿が!
とっさに「ああいう人と会うんだ」と、ぼーっと考えてしまいました。

スタジオにまた戻ってからは、もう3人とも緊張しっぱなし。
特に山嵜さんは、足が震え出して本当にガクガクになっていました。
スタジオの入口にも、先ほどまでは貼られていなかった
「関係者以外立ち入り禁止」
の貼紙が貼られて、いやでもいよいよだという気持ちにさせられてしまいました。


いよいよご対面

小室先生に

そして、globe 登場。3人の姿を見た瞬間にそれまでの緊張の糸が ぷっつり切れて、かえって冷静になってしまいました。
一方、山嵜さんは震えが止まらないところに、小室先生から、 「君がメールくれた人だね。」 と声をかけられて感動しまくり状態でした。

やがて撮影の準備も整い、撮影へ。
僕達3人はスタジオのカメラの後ろから、それぞれお目当ての人が見えるように カメラの邪魔にならないようにちょこちょこしながら見てました。

実際のトークは放映される分の約4倍の約1時間。生の雰囲気をばっちり 味わうことができました。

トークが終り、いよいよ御対面へ。

あのスタジオセットの上に登り、中居さん、globe の4人とお話ができることに。
あまり時間がないということで、サインをしてもらいながらその間ちょっとだけ お話をさせていただきました。

僕はまず小室先生とお話。いろいろと話すことを考えていたものの、 いざその場になったら全部さっぱり忘れてしまっていて思わず、

「手、大きいですね。」

とわけのわからないことを口走ってしまいました。
でも、そのおかげで小室先生と「手の大きさ比べ」をすることができました。
そのあとサイン会スタート。僕が小室先生にサインをしてもらっていると、 Pさんが「小室さんに似てるっていわれるらしいですよ。」 と一言。
でも、僕自身は本物の小室先生を見て、全然似てない、仮に 似ていたとしても500万倍くらい本物の方がかっこいいと思ってしまいました。
小室先生は、「雰囲気ならいっぱいいるからねぇ。」と。
中居さんは、「声が似てるよね。」らしいです。

緊張の御対面も終り、再び撮影再開。
スタッフの方が気をきかせて椅子を用意してくださり、それに座って見学 させていただきました。

全ての撮影が終了したのが、24時頃。
お土産を手にして、用意していただいたタクシーで帰るのでした。


今回の撮影見学にあたり、お手数をかけて下さった皆様に本当に感謝しております。
また、見学レポートの件に関しましては他数の方々に御迷惑をかけてしまったことを 深くお詫び致します。

大介


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