TK MUSIC CLAMP

TKMC REPORT by INTERNETS #23


はじめに

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 どおいうわけか、いろんな偶然が微妙に重なりあって「3年目の浮気」に正解して しまいました。
収録はつい昨日のことなのに、あまりににも衝撃的な1日だったのでまるで夢をみて いたようにあやふやな記憶です。幸せな甘い記憶を探って、昨日の出来事を報告する ことにしましょう。

その日まで

9月12日(木)
 いつものようにホームページを覗くと3年目の浮気についに正解が 出たとのこと。
「お宮入りにならなかったのねー、どんな謎も次々と解かれていくものなのねえ」と 毎週のようにでる正解者をうらやましくも感心しながら、ちっとも当たらない私は、 当たるかもという可能性すらとうに忘れ果てていました。-正解者出ました-の次にで ている自分の解答をみて、また解答例だーと信じこみ、読み進み、最後の最後に「に ょきさんを次回収録に招待したいと思います。」という1文をみて初めて「へ?」と 思う。もう一度読み直しやっと「ええーっ!!..っそぉー!!」と一気に血圧、心拍 数が跳ね上がり、しばし興奮状態でコントロール不能に陥り、膝が笑うという状態を はじめて経験しました。今からこれではスタジオについたとたんにぶっ倒れてしまう のでは...ととても東京までたどりつけるか不安になりながら....その後、KIKUCHYさ んからのメールをただひたすら待ちわびる日々。わくわくしながら、毎日毎日メール を覗く....まだきてない.....ひそかに次回収録は10月第1土曜とやまをはっていた のに数日前になっても何の音沙汰もないのでだんだん不安になってくる。それでも楽 しみな日々をそのぶん長く味わうことができました。10月7日ついにメールが届く。1 0月12日に収録があるとのこと、すぐに行きますとお返事を出す。10月9日THUMAさん より確認のお電話を頂く。最寄りの駅からの地図もFAXで送って下さる。私の中で駆 け足でカウントダウンが始まる。日常の背にぴったりとはりついた私のもう一つの世 界で起こった奇蹟のような現実に向かって。

収録当日

10月12日
 あろうことか寝坊する(!!)よりによってこんな肝心な時になんでー!!と自分 を呪いつつパニックになり、あわてふためき、肩で息する私の目の前を無情にもJRは 行ってしまいました。予定の新幹線には乗れなくなり、のぞみとタクシーを駆使して なんとか遅れを取り戻す。この日は夜、生放送があるので中居さんの入りがいつもよ り早いとだけ聞いていたので、それに遅れたら後悔しきれないと思いただひたすら焦 り、朝いちど頭がぶっとんだおかげで緊張する間もなくスタジオにたどり着く。入り 口の守衛室で名前を言うと、電話で連絡してくださって、THUMAさんが玄関まで迎え にきてくださり、途中廊下でぎょとんさんにお会いしスタジオまで案内してくださる 。前室前に荷物をおいていよいよスタジオに足をふみいれる。その瞬間思ったことは 、わ!人がいっぱいいる!でした。

REPRODUCTS収録

 スタジオについたのはちょうど正午ごろ、その日reproducts収録は台本によると9 時からWACK WACK RHYTHM BAND サウンドチェック、10時から30分ずつの予定で5 曲収録予定になっていましたが、お昼の時点でまだ3曲目、ずいぶん遅れているよう です。スタジオの中はスタッフの皆さんはじめ総勢15ー20名、カメラ5台、ハンディ カメラ1台、WACK WACK RHYTHM BANDの皆さん、そして歌手の方、入り口付近はコード がとぐろをまいて一見ごちゃごちゃにみえるのですが、FDさん(?ちがってたらごめ んなさい)の女性の張りのあるよく通る声がひびくと一斉に命ある生き物の手足が動 くがごとく、全体が一つの意思を持っているように動きます。カメラがあんなに動い て撮っていたとは思いませんでした。(ほとんど走るように動かしておられます)よ くぶつからないものです。高いアングルからの絵は3人がかりでクレーンを動かして いて何気なくみている1カット1カットにこんなに手間がかかっているものかと驚き ました。歌の途中でつまってしまって泣いてしまわれた方があったのですが、緊張の 中で集中力を持続するのは大変みたいで、がんばってその後ばっちりOKとなりました 。スタッフの方がやさしく励ましておられたようで、てきぱきとした緊張感のなかに もほのぼのとしたものを感じました。
 はじめて見る収録の現場にちょっとぼーっとしていると、なんだか近未来を思わせ る蒼い空間に何体かのロボットが棲んで動いているかのような錯覚にとらわれました。 reproducts収録の合間にスタジオと前室前をうろうろし、そこでKIKUCHYさんとお 目にかかりました。プロデューサーさんというのでどっかの部長さんみたいな恰幅の よいおじさまを想像していたら、清志郎さんに似た(?おひげのせい?)細身の身の こなしの軽やかなお方でした。お二人のインターネッツの方、ASACOさんにもお会い し、インターネッツ3人は収録がおしていること、中居さんが午後4時には収録を終 えて出ていく予定になっているのに、どんどん時間が無くなっているのが心配で、中 居さんが現われるのをなんとなく不安な気持ちでどきどきしながら待ちました。曇り 空をかかえたような気持ちにすこしずつ慣れてきたころ、不意に前室前の通路に人影 が現れ、お顔を見るとそれが中居さんでした。(その瞬間うわっ本物だあ!!近いい ー!!という動揺をなんとか噛み殺しました)

CLAMP収録

その1
P●F●Y
 P●F●Yのお二人がスタジオに入られる前に、前室で中居さんとP●F●Yのマネージ ャーさんとで例の件で(?)「ほんっとすみませんでした!」「いや、ぜんっぜん問 題ないですよ」という会話があって前室内がわいて、ぱっと賑やかな感じになりまし た。P●F●Yのお二人がスタジオに入られたのをおいかけるように、用意されていた オムライスをささっと食べて慌ただしく中居さんはスタジオに入っていかれました。 セットに着くなり収録は始まり、静かになったスタジオに、あのいつもテレビでみる オープニングの挨拶の声が聞こえ、P●F●Yのお二人の細くかわいい声が聞こえまし た。会話の内容はやはり少し聞き取りにくかったですが、途中からだんだん会話が弾 んできてAmiちゃんもYumiちゃんも身振り手ぶりをまじえて楽しそうにお話しされる ようになり、声も大きくなったのか聞き取りやすくなりました。二人でいるときにど んなふうに遊んでいるかというお話しの内容も、楽しそうなお二人も、もうめちゃく ちゃかわいかったです。収録が終わったあともセットのところでスタッフの方も交え て、わきあいあいという雰囲気でした。その後、前室でスタッフの方々が、中居くん お兄ちゃんみたいな感じで話しやすかったんだよ、すごく面白かったね、いやあよか った!よかった!と沸いておられたのが印象的でした。

その2
林●健●さん

 前室では林●さんが椅子にゆったりとすわっておられました。CDのジャケットでみ ていたよりは少しふっくらされていて、大人の魅力でした。時間が遅れているためか 、なんとなくばたばたとスタジオに入られましたが、先ほどのトークとは雰囲気が変 わり、おちついた感じの林●さんはよく知った人と普段のお話しをするように自然に お話しされていました。
SMAPに提供された曲のエピソードなど聞けて興味深かったです。途中、中居さんのつ っこみの声が突然スタジオに響いた時があってちょっとびっくりしてしまいました。 (その前後が聞き取りにくかったのでいきなりに聞こえたので.....)

その3
Iさん

 前室でも賑やかでした。「初めて下調べしてないんですよ、ほうっておいてもしゃ べってくれるかと思ってー」と中居さん、「そりゃ手え抜いてるってことかあ?ああ ?」とIさん、(あーすでにここから面白すぎるー、現場にいられて幸せー)お願 いしまーすの声に、おーいマイクつけないでいいのかあ?とひとこと、ひとことに笑 いをまきおこしつつ、さりげなく細かな心遣いをされるIさん、ほんと冗談でなく 楽しい気遣いの方でした。(あ、でもこういっちゃだめなのか、そりゃ、キャラクタ ーじゃねえんだからよーといわれそうですね。)。なんだか中居さんと共通するもの を感じたんですが....(私だけ??)キャラクター論は語りもはいって、しかも楽し く、もうすっかりIさんのファンになってしまいました。
この後、記念撮影をして下さることになりIさんも一緒に入って下さいました。イ ンターネットー?なんだー?ネットはってんのかー?おれはお姉ちゃんにはやさしい んだからよーと機関銃のように笑わせて下さり、緊張しているのとあいまって、ひき つったまま大口開けて笑っているという怖い絵に写っているんではないかとびびって います。

前室で

 その後、前室に戻られてからも、話しこんでいいかあ?としばらくIさんと中居 さんの楽しいお話しは続いているようでした。(このあたりから極度に緊張しはじめ 、記憶があいまいです。)この頃4時半頃だったでしょうか、もう中居さんの出る予 定の時間は過ぎていました。それじゃあ、そろそろとお二人が立ち上がられたとき、 もしかしたら私たち3人は泣きそうな顔をしていたのかもわかりません。ちょっとト イレにいってくるねーと残された言葉は私たちを気遣ってくださったものと勝手に感 動し、戻ってきた中居さんにKIKUCHYさんが「インターネット関係いいかな」と聞い て下さり、急いでおられるのにもかかわらず「いいですよー」と快くお返事してくだ さったその声を耳にした瞬間、もう何が何だかわからなくなってしまいました。(こ うして思い出しているだけでも心臓がばくばく......)KIKUCHYさんのいそいでねー という声を背中にききながら、その日2回目のパニックに陥り、なんとか一言だけで もお話しを...と思えば思うほど焦りまくり、泡を吹きそうな私に声をかけてくださ るのにろくにお返事もできず、後悔だけはしたくない!と覚悟してやっと言葉をしぼ りだしたものの自分が何を言ってるのか.....両手で握手してくださったその手はと ても暖かく、寒いスタジオで冷えきった手は、その瞬間、命を吹き込まれたように思 えました。(冷たい手でごめんなさい)慌てまくったまま、いつ席を立ったのかわか らないまま、とうとう中居さんが着替えて出られることになり、サブに移動しますよ ーとKIKUCHYさんに連れられて前室を後にする私たちは、まだそこに中居さんがいる ので、おもいっきり後ろ髪をひかれる思いでした。それにしても時間がないのに、私 たちのためにわざわざ時間を作って下さって本当にありがとうございました。すぐそ ばでスタッフの方々とお話しされている普段の姿を見せていただけただけでも、もう 大感激ですのに自然体でさりげなく私たちにまで気遣ってくださるなんて本当に嬉し かったです。(やっぱりホントやさしいよおー)

 サブにはいり、思考回路の停止してしまった私たちは、もうちょっと周りが見えな い状態になっていて、今思えばこの辺で実は知らない間にご迷惑をかけてしまってい たのでは.....だとしたら申し訳ありません。頂いたお弁当を抱えて再び前室に降り 、さっきまでここにいたんだよねえ...と余韻をかみしめ、ぼーっっとしていたらFAC TORYのミュージシャンの方がいらっしゃって、私たちが場所を塞いでいたのでPOCCA さんにミュージシャンのひとがいるときは場所あけてねと注意されてしまいました。 ぼんやりしててすみません。慌ててどいてなんだか身の置き場がないような感じでFA CTORYの収録が始まるまで、かの今昔庵に行きました。SMAPのメンバーも好きだとい うオムライスを3人でつつきあって、しばし中居さんの話しで盛り上がりました。

FACTORY収録

 腑抜けのようになってしまった私の目を覚まさせるような出来事がここでおこると は....!(いつも 盛りだくさんなのでしょうが、今回は特に別の意味で盛りだくさんだったのかも.... )まずは音楽の収録、全部で3曲あったのですが、り●うさんはもうカッコよくて、 きれいで、お人形さんみたいで、ため息が出ます。あとでムッシュとのトークの時は なんともいえない間がほのぼのとしておりました。トークになり近田さんのかつらを おお、これがと思う。メンバー皆さんがビートルズが好きというThe Pete Bestとの トークがなごやかにおわると、次はEのMさん。ちょっと 目つきの怖い感じの独特の雰囲気で、なんとなく落ち着かない様子に始めは笑って見 ていたのですが、そのうちこちらの目が点になるような出来事が.....!(ひえーや っぱりこんなことってほんとにあるんだあ!)ぎょとんさーん、どこまで書いていー んですかー?POCCAさんが○●になったことは書いていーんですかー?え?だめ?
ではPOCCAさん御苦心の編集の成果をオンエアで楽しみにさせていただくとして、レ ポートをご覧の皆様、なになに?これ以上の「なに」があったの?と想像力をたくま しくして、オンエアをみてくださいね。次はムッシュのトークです。うってかわって 先程のりょうさんとのほのぼのトーク、次は今日のラストAとのトークです。り● うさんのときよりムッシュのお口が滑らかな気がするのは気のせい....?

その後

 さて、これで収録の全てが終わりました。11時もすぎて、朝早くから今の今まで休 みなしでスタッフの方が頑張っておられるのを見て、番組を作るのにこれほど多くの 人と手数と時間がかかっていることに驚きました。KIKUCHYさんは最後の最後まで気 を配って下さって、きさくでとてもお優しい方でした。その他のたくさんのスタッフ の方々、皆さんカッコよく、親切にしていただきありがとうございました。サブにい らしゃった山口智子さんに似た素敵なかた、てきぱきとした動作と声のFDのお二人の 女性、細い体で自在にカメラを動かしておられた方、女性が活躍されている姿はほん とにかっこよく刺激になりました。

 翌朝ホテルで目を覚まし、長い長い夢を見ていたような気がしましたが、頂いた中 居さんのサインと番組のグッズを見て、いろんなことを思いだしました。そしてほか ほかした気持ちや、たくさんの思い出や、宝物のようなグッズや、いろんなものをい っぱい抱えて、ほんのわずかの虚脱感とともに帰りの新幹線に乗り込みました。レポ ートを読んで下さった皆さん、是非がんばって招待のキップを手に入れてください。 本当に貴重な経験ができます。中居さんに会えることはもちろんですが、それ以外に もたくさんの「素敵」にきっと出会えると思います。


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