FROM LUCKY Vol.44

--------------------------

なんだかな〜…

昨日、タクシーに乗ったら、ハンドルの真ん前にカーナビのディスプレイ。絶対スピード・メーターは見えていない!!

前回からの続き)

 そう、振り向いて見えたのは、小さな小さな子供。でも、声も出さないし…物音も聞こえなかったし…「ひょえ〜」。
 その時、まだ外では複数の足音が聞こえています。崖っぷちにあるバンガローなのに、その周囲をものすごいスピードで駆け回る足音。あかん!コレは幻聴だ!幻覚だ!そうじゃなかったらきっと夢。でも、定番通りつねったら、しっかり痛いじゃねえか!どないしよ〜と、思い切ってドアをあけて外に出ようとしたら…背筋に強烈な寒気が走ったのです。
 振り向くと誰も居なく、そして静かな静かな海…。沖に見える船の明かり。カンボジアの方向には稲光が時折…。一体、いままでの…?  なんだか判然としないまま、もう一度眠りについた私だったのです。

 その後、沖合いからやってきた船と、崖向こうから出てきた小舟の、どうやら怪しい海上取引を数時間後には目撃したり…となんだか眠らせて貰えないバンガローだったのです。

 翌朝、そんな出来事にもめげず(チャラ夫妻に聞くと「そんな事もあるかも…」とあっさりしたお返事でした…)朝食を取るとすぐに海へと…。フィンとゴーグルだけをもって岩の間を潜ると、そこには無数の熱帯魚。はるか数十メートル先まで見渡せる澄み切った海水。あぁ…、こんな美しい海が…。

 しかし、数時間後に僕はチャーターした小舟の乗客になっていました。島を大回りして港まで。実は、予定のフライトに間に合わせるためには、半島への船の時間にまにあわせるため、前もって港にたどり着いておかなければならないことが判明したのです。慌ただしい滞在となったチャラのバンガロー。私は秘かに“ReturnMatch”を誓ったのです。あの謎を解くために…。あの不思議な体験は何だったのだろう?(と言うことで、次回は同行者を募集しようかな、KohTaoまでの旅行、ま置いといて)その夜、港のそばの久しぶりのシャワー付きのロッジで、泥の様に眠った事は言うまでもありませんでした!

From Lucky



[CONTENTS] | [CLAMP] | [FACTORY] | [REPRODUCT] | [CIRCUS] | [INFO]
[TKMC TOP PAGE]


(C) FujiTelevision Network,Inc. All rights reserved.