CLAMP TALK Vol.40

NAKAI in talking with globe.
- 中居:
- あと、一つ聞きたかったのが、みなさんに聞きたいんで
すけども、あの、globeの歌ね、もちろん全部ね、自分たちの中でも納得いく
うえでの作品だと思うん ですけども、でも、この歌が一番好きっていうのありま
す?たいていはいろんなアーティストの人に聞くと。
- 小室:
- みんな言う?「これ」って。
- 中居:
- うん、あの、「全部好きだから言えない」って。
- 小室:
- なるほど。
- 中居:
- それはもちろんあの、ね、本音なんでしょうけども。で
も、自分の今まで聴いてきた音楽との共通点でもいいですし、なんか接点でもい
いですし。「この歌はやっぱり、自分の中では」。
- マーク:
- 僕、♪JOY JOY〜がけっこう好きですね。
- 小室:
- あれ、やっぱりね、オリジナルっていう。マークがやっ
ぱり初めてキャッチっていうかフックのね、そういうポップな。あれ、ヒット曲
のなんかツボみたいのをね、あれでマーク知ったと思うのね、きっと。
- 中居:
- へぇー。
- 小室:
- あの曲はさ、中の曲より、あの♪JOY JOY〜っていうと
このほうが有名だったりするわけですよ。
- 中居:
- インパクトあったような気がしますよね。
- 小室:
- やっぱそれで「ああ、こういうこと言うとうけんだ」み
たいなのがわかったと思うよね。
- 中居:
- ええ、ええ。ええ、ええ。小室さんなんかもあるんじゃ
ないですか?「あ、こういうのも」って。新しい引きだしじゃないですけど。
- 小室:
- まあ、そうだよね。すごく助かるよね、そういうのは
ね、それはね。
- 中居:
- あ、なるほどね。あれが自分にとってもインパクトじゃ
ないですけどもね。
- マーク:
- インパクト強いですね、あれ。始めの♪タ、タ、タ、
タッタッタ〜とか。「ああ、すごいなぁ」とか思いましたけどね。
- 小室:
- わかんないけどね。
- マーク:
- けっこう好きなんですよ。
- 中居:
- で、KEIKOさんは?
- KEIKO:
- 私はやっぱり「Feel Like dance」ですかね。はい。デ
ビュー曲ですかね。「DEPARTURES」ももちろん。
- 中居:
- でもね、とれないと、選べないと思うんですけどね。
- KEIKO:
- そうですよね。本当、選べない。
- 中居:
- 本当に。
- KEIKO:
- でも、インパクトっていう意味では、すごい思い出と
か一番多いのはやっぱり「Feel Like dance」かなっていう。
- マーク:
- まあ、どの曲も先生、小室さんがあの、生ピアノで。
3人だけの時とか。今回の新しい、今月の最後に出る「Is this love」っていう曲
も、自宅で弾いてくれたんですよ、3人で。そういうの聴くのが、やっぱ一番気持
ちいいかなって感じしますけどね。
- 中居:
- へぇー。
- KEIKO:
- そうだね。
- マーク:
- あの生ピアノはいいもんね。
- KEIKO:
- それは何にも変えようがないね。
- 小室:
- オリジナルっていうかね、原形。原石ですかね。
- 中居:
- そのアレンジもそのまんまだっていうことですよね。小
室さん、でも、選べます?自分の作った曲なのに。
- 小室:
- うーん?まあ、もちろん僕もね、それぞれっていうのあ
るけど。僕もまあ、場所で言うと「Feel Like dance」の転調するんですけど、最
後。転調して僕が何回も重ねてんですよ、コーラスを。ま、10何回一人で重ねて
てやってるとこで、マークとKEIKOもそれぞれ声が乗っかってるとこがあるのね。
だから、3人の声がバラバラなことをやってるところ。あれで自分の頭の中では、
アイデアとしてあって。「多分これでウマくいくな」って思ったけど、やっぱ形
にしてみないとね、わかんないでしょ。で、ウマくいったから。あれはいつ聴い
てもね、そのはまったところがね。
- 中居:
- その時の嬉しさってたまんないですよね。
- 小室:
- なんか、いつも必ず何回聴いても、なんかゾクッとしま
すね、あそこはね。
- 中居:
- 音っていうのは本当、想像してもわかんないですもん
ね。絵は想像して浮かんできます。色にして形にして出てきますけども、音を想
像してやってみないとわからないものって、本当にわかんないですもんね。
- 小室:
- 形にしてみないとね。
- 中居:
- わかんないですもんね。それがやっぱね、成功した時の
やっぱり。
- 小室:
- そうですね。なんかあの、そうなんですよ。「Feel
Like dancing」じゃないかっていうご指摘もありますけどね。
- 中居:
- いいんですよ。
- 小室:
- いいんですよ。
- KEIKO:
- いいんですよ。
- マーク:
- なんかみんなニコニコしてるんですよね、周りで。み
んな楽しんでんですかね?
- 中居:
- どういうことですか?
- マーク:
- いや、なんかglobeがビデオを撮る、何々する、レ
コーディングする、なんかみんな嬉しそう、楽しそうにして。
- 小室:
- ニコニコ?うーん?ニタニタしてんだよね。
- KEIKO:
- ニヤニヤ。
- 小室:
- あ、ニヤニヤ。
- 中居:
- まあ、ニコニコとニタニタとね、そのニヤニヤっていう
のは。
- 小室:
- いろいろありますからね。なんかそうですね。「え?な
に?やっちゃうの?」みたいな。そういう感じですけどね。
- 中居:
- わかるような気がしますよ。
- 小室:
- 何でしょうね?ま、やっぱ僕の言った楽しみ方みたいな
部分が、globeにはあると思ってんだと思うんです。それもあると思うんですよ。
キッチリキッチリ何から何まで使命感だけでいかなきゃいけないっていう感じ
じゃなくて、楽しもうっていうのが表われてるとこもあって。
- 中居:
- 逆に、それほどだから、その追われるじゃないですけど
も。
- 小室:
- うん、そういうんじゃないからね。だから、今回のビデ
オだって、そのglobeだけのために撮ったものだし、なんかコマーシャルでとかっ
ていうことでもないし。好きにやれたし。
- 中居:
- なんかとにかく3人が、そして周りのスタッフが楽し
い。
- 小室:
- 楽しんでって。
- 中居:
- それは大切ですよね。
- KEIKO:
- だから、初めてでもきっと緊張しないんでしょうね。
ま、もちろんちょっとはしてますけど。
- 中居:
- そのプロモーションビデオも楽しかった?
- KEIKO:
- 楽しかったですよ。
- 小室:
- 怖がってたと思うんですけどね。
- 中居:
- え?なになに?
- KEIKO:
- それはちょっとね。乗り物ですよね。
- 小室:
- 乗り物がね。
- 中居:
- そんなんもうね。それが「楽しいんだろ」なんて思っ
ちゃいますもん。
- KEIKO:
- そうですね。今考えたらもう、そんなのぜんぜん何と
もないですよ。
- 中居:
- だって、全部がこの一年間で新しいことがもうたくさん
自分のなかにやっぱり入ってきたわけですからね。
- KEIKO:
- ありましたね。すごく長く感じました。
- 中居:
- あ、この一年。
- KEIKO:
- 濃かったんでしょうね、内容が。
- 中居:
- そうでしょうね。充実してたんでしょうね。だって、全
部何にもわからないゼロのスタートから、今ここまで来るってことは、やっぱり
大変なことでしょうし。そうですよね、もう。
- 小室:
- ですね。
- 中居:
- 今、いちばんまあ、歌を歌って、ヴォーカルとして歌っ
て満足のいく作品に出会えて。
- KEIKO:
- はい、もちろんですよ。もちろん。
- 中居:
- 小室さんに言ったほうがいいよ。今だったら言えるかも
しれないでしょ、テレビだから。
- KEIKO:
- テレビだから?
- 中居:
- 「こういうのをやりたいんだけども、こういうのはどう
かな?」。
- KEIKO:
- うーん?っていうか、本当にいろんなことがあるじゃな
いですか。
- 中居:
- はい。
- KEIKO:
- もう、歌もそうですけど。それで、まだ一年。
- 中居:
- 一年生。これから二年生ですよね。
- KEIKO:
- まだ一年生ですよね。そうですよね、だからなんか今
まで通り。本当になんていうのかな?緊張させない環境があるんで。
- 中居:
- へぇー。
- KEIKO:
- それがそのままだといいですよね、本当に。そうして
くれてると思うし、自然とそうなってるのかな。答えになってるかわかんないで
すけど。
- 中居:
- じゃあ、今までの一年のは、もう充分自分のなかでは。
- KEIKO:
- うん。だから、すごい人生を考えたら、すごい大きな
一年間だったんでしょうね、本当に。
- 中居:
- すごい。
- KEIKO:
- すごいですよ。
- 中居:
- すごいことですよね。
- KEIKO:
- はい。幸せ者意外の何者でもないね。
- マーク:
- なんか、ずっと一緒に3人とかで歌を歌ったり、小室
さんと一緒にいたりしてると、なんか自分のなかに隠れてるものが、どんどんま
た一個出てきて、また一個出てきて。どんどん可能性が出てきてて。「あ、こん
なこともあったんだ」って。
- 中居:
- いろんなとこから小室さんが引き出してくれるわけです
ね。
- KEIKO:
- うん。
- 中居:
- へぇー。だから、ある意味ではやっぱり楽しみですよ。
どんなライヴなのか。
- マーク:
- やっぱレコーディングとかそういうのと違って、
ミュージシャンぽくはなるでしょうね。
- 小室:
- うん。ミュージシャンぽくっていうか、ミュージシャン
だよ。
- マーク:
- あ、ミュージシャンですよね。
- 中居:
- 今以上に忙しくなりますよ、お二人は。
- 小室:
- この二人も、僕が演奏してるところ見たことないと思う
のね。あの、ちゃんとしたね。
- 中居:
- あ、音が。
- 小室:
- 作るというか。その、スタジオとかはあるし、イベント
とかテレビとかではあっても、TM時代とか知らないわけですよ、そんなに。もち
ろん中居くんも知らないと思いますけどね。
- 中居:
- いや、♪7days war 闘う〜。
- 小室:
- あ、けっこう古いのも知ってるかもしれないけどね。で
も、ライヴは観てないでしょ?
- 中居:
- ライヴは観てないですね。
- 小室:
- ね。やっぱりSMAPとかもそうで、ライヴはまたぜんぜん
違うでしょ。
- 中居:
- そうですね。
- 小室:
- 観てもらわないとぜんぜんわかんないって思う時あるで
しょ。だから、けっこう似てるとこがあって。コンサートとかやった時の自分は
やっぱりぜんぜん違うから。多分、僕たちも知らないんで。まず、この人たちが
最初に。
- 中居:
- びっくりするでしょうね。
- 小室:
- 初日、コンサートが終わる時に、「なに?この人」って
なってて。「どうしちゃったの?」とかいうこともあるかもしれないね。
- 中居:
- ある面、まあ、刺激は受けるでしょうね。
- KEIKO:
- うん。
- マーク:
- でしょうね。
- 中居:
- 初ライヴっていうのは。
- KEIKO:
- それも見たいし楽しみです。マークの走りも見てみた
い。
- マーク:
- 去年のダンスマトリックスで初めて6万人の前に立っ
て。
- 中居:
- あの時そうですよ。
- マーク:
- 歌が始まった瞬間に走っちゃいましたからね、150m。
- 中居:
- え?なんでそんな。
- 小室:
- いや、あの、ステージなんか、なんていうの?道があっ
たの。花道が。
- マーク:
- 道が150mかそれぐらいあって。いちおう走っとけ、み
たいな。で、走ったんですよ。
- 中居:
- もう、動きたくてしょうがなかったんでしょうね。
- マーク:
- 動きたくてしょうがなかったんでしょうね。
- 小室:
- あ、いっちゃったよ、みたいな感じ。
- KEIKO:
- あれ?って。
- 中居:
- まあ、あのね、体に、ほどほどにですね。本当に初ライ
ヴは成功に向けてやっぱりうん、頑張っていただきたいです。
- 小室:
- なんか映像が撮れたらね、見て欲しいですけどね。
- マーク:
- そうですね。
- 中居:
- 小室さんももう、時間はないでしょうけど、またなん
か、ちょっと来て欲しいですね。
- 小室:
- TK MUSICCLAMPどうですか?
- 中居:
- え?
- 小室:
- 順調ですか?
- 中居:
- あの、いろいろですね、いろんな感想やっぱり小室さん
との比較がやっぱり非常に多くてですね。
- 小室:
- いや、でもね、もう本当、中居くんには感謝してます。
- 中居:
- 「今度いつ来るんですか?」とか。
- 小室:
- 本当にね、大変なお仕事を引き受けてもらっちゃってる
なと思ってて。
- 中居:
- いえ、僕なんか喋ってるだけですから。いろんなアー
ティストの方にも会えますしね。
- 小室:
- 気にはしてるんだけどね。
- 中居:
- チョコっとやっぱり来てくれるとね、見てる人はやっぱ
り安心しますし。あの、本当、Vとかでも「あ、生きてるんだ」っていう。
- 小室:
- そうだよね、ちゃんとね。生存してるよなんていって
MUSIC CLAMPでね、ちょっとは思うんだけどね。いや、なんかあったら言ってくだ
さいね。
- 中居:
- ええ、もうぜひとも。
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