FACTORY TALK Vol.38

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FACTORY TALK : DREAM DOLPHIN


CHIKADA in Talking with DREAM DOLPHIN

近田:
最近ねえ、その人が誰に似ているのかって、凝ってる の。

NORIKO:
はい

近田:
大体ね、本人がその人に似てるって言われて喜ばない人 にしたの。 誰かに似てるって言われた事ある?

NORIKO:
あります

近田:
誰に?

NORIKO:
え〜と、早坂好恵さんとか、

近田:
ああ、ちょっと似てるね?

NORIKO:
誰に似てますか?

近田:
えっとね、Bro.TOM。

NORIKO:
えぇっ!!

〜爆笑〜

NORIKO:
へっ?

近田:
Bro.TOM。

NORIKO:
えっ、トムさん?

近田:
似てるって言われた事ない?

NORIKO:
いえ、初めてです。

近田:
でもさあ、みんなうけてるって事は、なんか感じるもの があるんじゃない?かなあ?

NORIKO:
え〜、似てるんですか?

近田:
なんか俺は、そんな気がしたね。ま、君もね、ダンス ミュージックとかやってるから共通点あるよね。

NORIKO:
そうですよね。

近田:
そうですよねって言われても困るんだけど…。今回この コーナーは人生の先輩って形でね、若いミュージシャンの皆さんにね、これから の音楽界でやってく時に…何か少しでもお手伝いできたら…ってそういう気持ち でやっているんですよ。

NORIKO:
でも私も、音楽をやってるのは世界をしあわせしたい なと思ってるんですよ。

近田:
うん、いいことだよ。俺もそう思ってるんだよ。だって 音楽の使命ってそれだけしかないじゃん!

NORIKO:
前世が私、イルカだったんですけど…

近田:
えっ?今、何て言ったんですか?前世?

NORIKO:
え?前世です。

近田:
前世、イルカだったんだ〜。あ〜

NORIKO:
で、あのなんだろう?それで、あの私は、今の人間社 会っていうのは、競争したり…学校でも勉強しろ!とか言われて、もう凄いス ピードが速くて、競争競争で支配したり、エネルギーの奪い合いになってるんで すね。で、私がイルカだった頃は、あの、凄いみんなが調和するってことで、助 け合ったりしたり…、競争とかそんな事は絶対ない、その世界が私はすごい好き で…。自分がやるべき事は、アンビエントを通して、イルカだった時の社会?の 様な、幸せな社会を作るために…生まれてきたんだ…っていうのに気付いて、 で、今音楽作っていて、で、今、確信しているのはやっぱり21世紀になった ら、きっとくるなあ…って、アンビエント…だけになるなあ…って。

近田:
大切なのは…、君がチャーミングなダンスが出来るよう になることだね。

NORIKO:
えっ?

近田:
だって、それっきゃないでしょ!

NORIKO:
やっぱりダンスですかね?

近田:
ダンスでしょう。今、こういう音楽ってのは、基本的に は絶対ダンサーじゃなきゃ作れないでしょう。つまり、肉体表現としての音楽 じゃないとそういう、本当の意味でのアンビエントみたいなものは作れないと思 うんだ。 だからまず、自分がその音楽を聞いて踊りたくなるようなものをつくらなきゃ! で、その踊っている姿が人々に幸せを与えられる踊りである事が重要だと思う。 ここまで来たらもう、何考えているんだろう?という極致まで行った方がいいと 思う。僕、基本的にそういうとこ追求してるの…。どういうつもりなんだろ う?って言う?これも(頭を指して)来てるでしょう?このヘアースタイルもね え、みんな困るよね、見てて。だけどねえ…、これを僕はねえ、こうやってして るだけで、平和になったでしょう?気持ちが…。

NORIKO:
そう言うことですよね。

近田:
そういうことですよ、言いたいのは。だからね、僕ね、 やっぱり…。たまにはアフロ被って、散らすって…。そう言うことだよアンビエ ントって…。

NORIKO:
うん

近田:
違うか?

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