TKMC Report by Internets #16

--------------------------

by Pinky

最初にあやまっちゃいます、ごめんなさいm(__)m

舞い上がりっぱなしだったのでレポートできるような事はあまり覚えてないです。 なので、詳細レポートは他の方にお任せして(勝手にまかせるな〜?!)、私は、どうやってご招待キッ プ、いえメールを手にすることが出来たかということと、当日の私のパニックぶりをお伝えできればと思 います。

まず先に、これから見学に行かれる方へ参考になりそうなことを 書いておきます。(そんなたいそうなもんじゃないですけど・・)

では、ここから本編に入ります。が、ここから先は「Love Love 中居くん」モードになります。単に「収 録現場の様子が知りたい」という方が読まれた場合、頭痛、めまい、吐き気、食あたり、消化不良等々の 症状に襲われるかもしれません(いったいどんなレポートなんだ?!)。ご注意ください。m(__)m

ご招待メールを手にするまで・・・

 6月13日昼休み、TKMCのページを覗き、今回のキーワードを知る。"920513"という数字を見た瞬間、日付 だと考える。CLAMPのゲスト佐野元春さんに関する 日付だと思い、リンクをたどって佐野さんのホームページへ。Histryのページで、92年5月というの を発見。そして内容欄にフジテレビの文字も発見。「丁度いいや、これにしてみよう。ハズレるにしても 一応それらしいのを送っとかないと」などと安易な気持ちで、送ってみる。挑戦というより参加という感 じだった。

 そして1週間後の6月20日朝、正解は何だったんだろうと思いながらホームページを覗く。「なるほど、 こういう考え方もあったんだ」などと感心しながら順に読んでいくと、惜しい回答の欄に自分の書いたも のと同じようなのが載っていたので「あ、結構いい線だったんだ」と嬉しくなる。が、自分の名前は無く 「他大勢の中に入っちゃたのか」と納得。で、正解は?と下を見ると、なんとそこに名前が!! 私がパ ニックになったのは言うまでもない。初めてで、ほんの気紛れで、こんなに安易な気持ちで挑戦したのに 、当選してしまって、この先の運を全部使い果たしちゃったんじゃないかと不安になる。

期待と不安と恐怖(?!)が入り交じった状態で向かえた当日・・・

 7月13日土曜日、外はうだるような暑さの中、化粧くずれを気にしつつ、道に迷わないようにと念じつつ 、緊張の余り痛くなった胃をさすりつつ、もう口から出ちゃうんじゃないかと思うくらい高鳴る心臓を抑 えつつ、スタジオに向う。まさに「地に足がつかない」というのはこういうことなんだと実感。今思うと 、スタジオに向かっている時が一番緊張していたかも知れない(^^;;;

 スタジオ入口でスタッフの方を待つ間、貼り出されていた部屋割の紙に彼の名前 を発見してトロけそうになる。そしてその下に、なんと「S××P様」の文 字!!えーっ?Kくんだけじゃないの〜?いただいた収録スケジュールには、K くんの名前しか出てなかったのに・・・(後でわかったことだけど、ホームペー ジの方は既に更新されていたらしい。出かける前に見ておけば良かったんだけ ど。いや、かえって舞い上がって道に迷ったかもしれないから、この時まで知ら なくて良かったのかもしれない)。これは夢かもしれない・・・パニック状態に なっている所へスタッフの方がいらしてスタジオ前室へ案内される。

そうこうす るうちスタッフの方に「じゃ、スタジオの方へ」と言われ、スタジオへ。薄暗い部屋の中、ライト の当たっている方を見ると、そこにあるのはまさしくいつもテレビで見ているあ のセット。あぁとうとうここまで来てしまったんだと実感。「中居さん前室入り ました〜」の声に一同大緊張!今回の収録はいつもと違ってCLAMPのトーク からなのだ。そしてまた待つ。ドキドキドキドキドキドキ・・・・。

『CLAMP』

 そして、その時はやって来た。まず、Yさん登場。「おはようございま〜す」とあの歌声と同じ元気な 声がスタジオに響く。「あっYさんだ」と薄暗い中、目をこらすとそこには赤いTシャツ姿の彼が! い つものあの歩き方でテーブルの方へ向かって行く。ライトに照らし出されたのはやっぱり彼だ! 嬉しい とか良かったとか感激したとか多分皆それぞれだったと思うけど、私が最初に思ったことは「帰りたい」 だった。本物の彼がほんの数メートルの場所にいるという事実がとても怖かった。
「このまま消えてしま いたい」などと思いつつ、ただ固まって立っていた。KIKCHYさんが「もっと前で見ていいですよ」とやさ しく声をかけてくださり、「透明薬が欲しい」なんてバカなことを考えながらも、ずうずうしく前の方へ 出て行く。
いつの間にか本番が始まり、彼の声が聞こえて来る。これは現実なんだ、夢じゃないんだと自 分に言いきかせる。でも、怖くてちゃんと見れない。お二人の話声が聞こえる中、あちこちから聞こえる シャッターの音(取材の方なのか、写真を撮る方が何人かいらした)。忙しく動くカメラ。コードをさば くスタッフの方。クレーン車がぶつからないように気づかうスタッフの方。etc. 何だか他のものばかり 見てしまう。
「落ち着け〜、こんな機会最初で最後なんだぞ。ちゃんと見なきゃ!」と心の中で繰り返す 。Yさんの趣味の話などで盛り上がり、皆大笑いしている。少し慣れて来たのか一緒に笑えるようになる 。いろんな言葉でYさんの話を引き出してゆく彼。プロなんだなぁ〜とうっとり。と、あっと言う間にト ーク終了。

 ほ〜っと少し気が緩んだ瞬間、「インターネッツの方達、こっち来てください」とKIKCHYさんの声。慌 ててトークが終わったばかりのテーブルの方へ行く。すると「記念撮影しますから」と、そこには彼。「 うわっ心の準備が!!」なんて焦りまくる。てっきり、写真を撮っていただけるのは、全部の収録が終わ ってからだろうと思っていたのだ。目が合って慌てて会釈したような気がする。でも気が動転していたの ではっきり覚えていない。こんなに傍にいるのに、やっぱり怖くてまともに見れない。「さぁ、笑って、 いい顔して」などとカメラマンの方はおっしゃってくださり、私は必死に笑顔を作ろうとする。が、やっ ぱりものすごく引きつった顔で写っているんだろう。 撮影が終わると、彼は「今日は楽しんでいって下さ いね〜」と優しい言葉をかけてくださる。やっぱり彼だ!!このときやっとチラっとお顔を拝見した・・ ・ような気がする。

 そして2つめの収録。入口の扉が開いて入って来たのはAさん。「細い〜」「足が長い〜」「顔が小さ い〜」などと感激する私達。その後ろから入って来たのは、鮮やかなオレンジ色のポロシャツに着替えた 彼。またまた固まる私。さっきあんなに近くまで行ったんだから、と勇気を出して彼の顔をちゃんと見れ る所へと移動する。が、それはやっぱり間違いだった。そこは、オープニングで挨拶するとき、彼が見つ めるカメラのすぐ後ろ。まるでこちらを見て話しかけているようなシチュエーション!!だめだ〜余計見 れない!!せっかくこっち向いてるのに、恥ずかし過ぎてあらぬ方向を見てしまう。私が恥ずかしがるこ とはないんだってことはわかってるんだけど、やっぱり恥ずかしい。そんな中トークは始まり、進んでゆ く。立っていると何だか貧血をおこしそうになり、腰を降ろす。それで少し落ち着いて見れるようになる 。今思い出せるのは、彼が、時々Aさんの地雷を踏んでしまって焦っていたことと、逆にAさ んの突っ込みに彼がタジタジになっていたことくらい。情けない(; ;)

 Aさんとのトークが終わると、「次はサブ室で見ていただきますので」とスタッフの方に言われ、案内 される。「え〜っ生で見れないの〜?」と心の中でブーイングの私達。が、ここはおとなしく従うしかな い。たくさんのモニター、スイッチ類、機械、etc. 「わ〜テレビで見たのと同じだ〜」と当たり前のこ とに感動する。そのうち、「あっもう5人が来てる!」と誰かが叫ぶ。皆一斉にモニターを見つめる。「 ほら、あれSくんがマイク付けてもらってる」「あれ、Kくんだ」と急に騒がしくなる。スタッフの方の 5人の並び順を確認する声がサブ室に響く。名前が順番に呼ばれていく。まさしくS××Pだ。さっきま で私達がいたあの場所に5人がいる!! だけど、モニター越しということもあって実感が湧かない。突 然、Kくんの歌声が聞こえる。思わず吹き出す私達。いつもテレビで見ている彼等だ。本番直前まで髪の 事などでおしゃべりしている。何か緊張感が無い・・。本番前も本番中も、彼等はあまり変わらない。
少 しトークが進んだところで、KIKCHYさんが「下でも見れるけど、声がよく聞こえるからここの方がいいで しょ」とおっしゃっる。「下に行きます!」と私達は一斉に立ち上がった(^^;;; 恐る恐る、スタジオに 降りて行く。ライトの中には本当に5人がいる。どうしよう・・どこで見ようなどと思いつつ動けず、結 局、クレーン車の後ろの方で見る。「あ〜本物だ〜」と信じられないような思いで見ていると、
Kくんと 目が合う。いや、彼はカメラを見ただけなのだけど、ドキドキしてしまう。まずいっと思い、少しズレる 。
今度はGくんと目が合う(それも、違う!)。まずいっと思い、また少しズレる。
すると次はSくんと 目が合ってしまう(だから、違うってば!!)。
「落ち着け〜彼等が見てるのはカメラだ(そんなことは 最初からわかっている!)」と自分に言い聞かせる。そして彼の背中を見ていることにする。司会という ことで、少しこちらに背を向けた格好で座っている。Aさんのときに見ていた所に行けば、彼の顔が見れ るんだけど、もう怖くて行けない。結局そのまま、斜め後ろからの彼の横顔を見ながら過ごす。ホントに あっと言う間にトークは終わってしまい、5人はさっとスタジオから出て行く。まさに「夢のようなひと とき」というのを実感。

 が、この後もっとすごい事が起こる。入口付近でほけっとしていると、「さ、インターネッツの皆さん 、こっち来て。サインしてもらうなら今しかないよ」とKIKCHYさんの声。慌てて前室の方へ。この時、前 室の中にいた彼といきなり目が合ってしまう。

どっどうしよう〜〜〜本物だ〜!!

先程の記念撮影のと きは横に並んでいたから、こんなに近くでそれも正面で見るのはこれが初めてだった! が、焦る私の頭 に浮かんだのは、インターネッツ11号の方のレポートの一節「あ、ドーラン塗ってる」だった(^^;;; 
通 路に並び、この時の為に用意して行った色紙を手に順番を待つ。ドキドキドキ・・・また透明薬が欲しく なる。「落ち着け〜、まず色紙を差し出して、お願いしますって言って、それから〜」などと考えている と、前の人との会話が聞こえてくる。「イケてる写真だね〜」と言うその声は、いつもテレビやラジオで 聞いてるのと同じ声で、同じしゃべり方で(本人なんだから当り前なんだけど)、私はますます舞い上が る。

そしていよいよ私の番になる。彼の前に立った途端、頭の中真っ白になる。そこにいる人はまさしく 彼! いつもテレビや雑誌で見ているのと同じ顔がそこにある。が、眩しすぎて見れない・・・ろくに顔 も見ずに「お願いします」と言って色紙を差し出す。サインしている彼の手を見ながら私はどんどん宙に 浮いてゆく。色紙を返していただき戻ろうとすると、「握手はいいの?」とKIKCHYさんのやさしいお言葉 。「は、はい」と言って慌てて手を差し出す。彼の手は噂通り大きかった・・・。戻り際「ありがとうご ざいました」と私は言った、と思う。彼は「頑張ってね」と言ってくださり、私は「はい」と答えた・・ ・ような気がする。もうこのあたりは、夢見心地で記憶は定かじゃない。これこそまさに「夢のようなひ ととき」だった。

『FACTORY』

(ここから先は、少しはマシなレポートになっていると思う。)
夢見心地のまま、私達はサブ室へ。そこへWebmasterのぎょとんさんが現われ、少しの間、ホームページのこととかお話ししていただく。その後スタジオに降り、 セットチェンジの様子を見学。バックのセットを組み立て、ライトを変え、テーブルと椅子(これ、私達 が最初に待っている間、座っていた椅子だった!)を置くと、あっと言う間にCLAMPからFACTO RYの部屋になってしまった。

 最初のトークは近田さんと、Cさん。静か〜なスタジオで、淡々とトークは進んでゆく。テレビで見る のと同じ雰囲気だ〜と、また当り前の事に感心する。

 次は、ムッシュとMブラザーズのお二人。さっきと違って笑い声をあげながらのトーク。残念だったの は、Mブラザーズの「北の国から」のギャグにムッシュが突っ込んでくれなかった事。気になるのよね、 こういうのって。ま、お二人もムッシュに突っ込みを期待してはいなかったでしょうが(^^;;;

 最後は、ムッシュと「前略H様」でバンドを組まれたF.Oの皆さん。後で歌の撮りもあるということ で、少し緊張気味のHさん。でも、ムッシュとは旧知の間柄ということで、なごやかなムードでトークは 進む。

 この後サブ室にて、F.Oの皆さんの歌撮りの模様を見学する。すると丁度、生放送が始まり、S×× Pの5人の姿が画面に映る。「おお〜さっきまでここにいた5人だ〜」とまた盛り上がる私達。F.Oの 皆さんの曲を何回も聞きながらS××Pを見ている私達って・・・と何だか不思議な気分になる。

お弁当タイム。私はのり弁をいただく。包み紙の「津多屋」の文字を見て、「これってあのツタヤだよね !」と喜ぶ私達。S××Pメンバーの会話の中に時々登場する名前だ。

『REPRODUCTS』

 このコーナーは、放送はほんの数分なのに収録は、カメラテスト、音合わせなどが何回も何回も入念に 繰り返されていく。スタッフの皆さんのこだわりに感心させられる数時間だ。

 一人めは、A.Nちゃん。モニターに映った瞬間、「か、かわいい〜」と歓声を上げる私達。お人形の ようだ。が、後で年齢を聞いてびっくり。そういえばまだ幼さが残るような・・。

 二人めは、Gさん。上手く歌えないとき、首をかしげたりスネたような仕草をするところが、私達の母 性本能をくすぐる。OKが出たときは思わず拍手が湧いた。

 三人めは、M.Hさん。「最後だから、下で見ますか」とKIKCHYさんに声をかけていただき、またスタ ジオへ。モデルさんなのかな?Hさんはと〜っても細い。サブ室で見ていたときのようには歌声は聞こえ ないが、生で聞くバンドの音はズンズン体に響いて来る。曲に合わせて体を揺らしながら、「あ〜これで もう最後だ」と淋しい気持ちになる。

 全収録が終わり、慌ただしく片付けを始めるスタッフの方々。どこにいてもじゃまになりそうで、急い でサブ室に戻る私達。早々に荷物をまとめ、スタッフの皆さんにお礼とお別れの挨拶をし、BAKUさんに誘 導されてサブ室を後にする。外に出ると、ムッとするような暑さ。配車待ちをしていると、REPROD UCTSのGさんが現われる。収録のとき、私達がサブ室で見ていたと言うと、恥ずかしそうな顔をなさ る。それがまた私達の母性本能をくすぐったりして・・・(^^;;;

 そんな夢見心地のまま帰路につく。皆と別れ一人になるとフジテレビの大きなマークの手提げ袋が、ち ょっと恥ずかしい(^^;;; 

はい、ここでレポートはおしまいです。

ここまで読んでくださった方へ

 こんなにハチャメチャなレポートを最後まで読んでくださり、ありがとうございますm(__)m あなたも キーワードを当てて、ぜひぜひぜひ見学に行ってください。そのときは、くれぐれもこういうふうになら ないように、これを教訓にでもしていただければ幸いです。

(C) FujiTelevision Network,Inc. All rights reserved.