FACTORY TALK : かせきさいだぁ



KEIKO in Talking with かせきさいだぁ

KEIKO:
こんばんは、え〜今日はですね、「かせきさいだぁ」のメンバーの加藤丈文 さんをお迎えしておりますが…。

かせき:
ど〜も「かせきさいだぁ」です。

KEIKO:
はじめまして

かせき:
はじめまして

KEIKO:
メンバーっておっしゃっても…お一人なんですよね?

かせき:
そうなんです

KEIKO:
そこなんですけど、今日は私、あわせて、サイダー色に…

かせき:
あ、それ…………サイダー色か?

KEIKO:
あ、こういう?こう言うイメージのサイダーでいいんですか?わたしたちの 知っているサイダーでいいんですか?

かせき:
いや、ひとのね!その人の思ったサイダーでいいんですよ!

KEIKO:
でも、あの〜、ほんとに。字も見なくて書いてあるひらがなとかも判らなく て…「かせきさいだぁ」さんだよ!って言われたときに、RAPというのと結びつ かなかったんですけど、わたしは、この、バンドかな?って思ったんですよ。 すごい、なんか、この、ジャンジャジャ〜ンって?こうすごいイメージ的には …。で、ビデオを見せてもらって…「土曜日のかせきさいだぁ」を見せても らって、新鮮なのは、今まで私が聴いてきたRAPとかと…、イメージが全く違 う。それはどこなのかなと思っていたら…詞が?すごいんですよ!

かせき:
ありがとうございます。

KEIKO:
あの、日本語と…。もうひとつ聞いたのは「土曜日のかせきさいだぁ」と 「夏なので」?

かせき:
いや「夏なんで」

KEIKO:
あ、はははははは!「夏なんで」というんですけど。それを聞いたときに、 「風鈴」とか出てくるじゃないですか?

かせき:
あ〜「風鈴」出てきますね。

KEIKO:
で、曲の中にいろんな音が混ざっているような?

かせき:
はい、そうですね…

KEIKO:
なんかこう、フォークがまざっていたり…?音の世界があったり?RAPだけ じゃなくて…。

かせき:
そうなんですよね。なんなんでしょうね?あれって?ジャンルで言うと?自 分でもわかんないんですよ。

KEIKO:
そうですよねえ、なんなんでしょうねえ?さっきのまあ、オンエアした曲で は、レニー・クラビッツの曲で…?

かせき:
え〜、それを2枚使っているんですけど「TVと僕とSF小説」ってやつで

KEIKO:
詩人ですよね?

かせき:
えっ、詩人ですか?詩とか見ても、むかしから興味なかったんです。RAPや るまでは。詩を書いたりなんて全然なくて…、なんか、なんか言うためにだけ 書いている?なんか言いたいことはないんですけれど、何か口に出したくて書 いている?そういう考えかたなんで…。なんでこんな事やっているのか?

KEIKO:
なるほど…

かせき:
僕もわかんないんです、何でこんな事やっているのか?

KEIKO:
で、さっきの話に戻っちゃいますけど…、表現したい?訴えたいではなくて 表現したい?部分てのはどういうところなのか聞きたいんですけど…?

かせき:
う〜ん、どういうところかな?絵、画くのが…むかし、すきだったんですけ れどね?なんかね、なんかきっと限界を感じたような気がしたんでしょう ね。で、やってたらねほいで、RAPを遊びでやっていたら…、要は絵を描く と言うことは、頭の中にあるモヤっとしたものを表現してるだけじゃない んですか?それで、ね、RAPを遊びでやり始めたら…それを自分の頭に浮か んだ絵をね…、RAPで表現するというのをやってみたら、それが、おもしろ いなぁ…と、だから1枚の絵だと、10人でも感じ方は違うかも知れないけ れど…絵は1枚じゃない。でもねRAPだと10人聞けば10人違う絵が…

KEIKO:
はい

かせき:
僕の歌詞でなんか、そういう何かを連想させる言葉が出てきたとしたら…、 そこに浮かぶ、人が、そこまで生きてきた人生が違うから…浮かんでくるモ ノが違うじゃないですか。

KEIKO:
はい

かせき:
それがおもしろいなぁ〜と

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