CLAMP TALK : globe

TK in Talking with KEIKO & MARC.
- MARC:
- とにかくビックリですから。ガラッと生活も全て変わっちゃいましたからね。
- tk:
- あ、そう?
- MARC:
- 街とか歩くと、もうぜんぜん違いますから。
- tk:
- ビデオも何にも出てないのにね。
- MARC:
- 出てないのに不思議ですよ。まあ、前、モデル時代あった時も、やっぱりファッション関係に絞られたり。音楽番組の司会やると、音楽業界に絞られたり。今回は4歳の子供から、40歳の人たちまで「ああ!♪JOY JOY〜、♪JOY JOY〜」。
- KEIKO:
- あ、♪JOY JOY〜なんだ。
- tk:
- まずそこからくるのかな?
- MARC:
- そこからきて、「あ、マーク・パンサーだ!」。
- tk:
- カラオケが出てるからね。まあ、何事もなくても、とりあえず目立つからね。
- MARC:
- 目立ってますね。
- tk:
- 向こうから歩いてきて、「自分のこと見てるんじゃないか?」ってまず思うもんね、みんな。
- MARC:
- 僕、目が大きいから。全員見てるような。
- tk:
- 「あ、なんか見てる人がいる」。
- MARC:
- べつに見てないんですけどね。でも、ケイコちゃんも東京に来て。
- tk:
- 早、何年ですか?
- KEIKO:
- 早、半年ですね。
- tk:
- 半年ですか、まだ。
- KEIKO:
- まだ何年じゃないですよ。でもね、すごく長く感じました。
- MARC:
- ああ、長く感じる?
- KEIKO:
- あの、みんな「アッという間に過ぎたんじゃないですか?」とかっていうんですけど、なんかすごく長く感じたんですよ。それほどすごく内容が濃かったのかな?と。
- tk:
- うん。それもあるね。それもあると思うし、あとは、なんていうかやっぱり、慣れてないっていうので、環境でっていうのもあるんじゃないの?
- KEIKO:
- そうですかね?すごいなんか。
- tk:
- そう、ぜんぜんだって、プロフェッショナルっていう意味でも半年だから。
- MARC:
- そうですね。
- tk:
- 僕たちとはやっぱり、ぜんぜんその長さが違うからね。そういう時期ってあったと思うんだけどさ、マークも。なんか、一日がさ、仕事が例えば二時間とかで、なんか「これだけ?」っていう感じもする時なかった?
- MARC:
- ああ、あったかもしれないですね。
- tk:
- ね、そういう時期あったね。他、あとなに?結局つぶすのってさ、遊ぶかなんか仕事できないし、他の。
- MARC:
- そうですね。
- tk:
- バイトするわけにいかないから。
- KEIKO:
- そうですよね。
- tk:
- だし。
- MARC:
- どういうふうに間を埋めなきゃいけないのかが。
- tk:
- そうだよね。それで仕事につなげなきゃいけないっていうかさ、その時間も。結局なんかためになったりとか、そういうことしなきゃいけないか。もしくは影響を及ぼさないようにっていう、悪いことにならないようにしなきゃっていう、生活をある程度しっかり守らなきゃいけないし。だから、もっと逆に仕事がドッと入ってたほうが楽だったりする時もあるでしょ。
- MARC:
- そうですね。やっぱりアーティスト系の仕事をglobeでやるようになったじゃないですか。前にやってたモデルの仕事って、毎日、朝5時半起きの、海辺の朝日とともに写真を撮りの、帰ってくるのは夜の9時10時、疲れて寝る。それがもう、毎日埋ってたじゃないですか。それがアーティストの仕事はどんなもんなのかな?と思ってて。短期に集中していろんなプロモーションとかやって、それでちょっと「あれ?」って。全部がテレビに流れる頃に、家でそれ見てるんですよね。
- tk:
- やけに暇だったりすることもあるでしょ。
- MARC:
- 面白い仕事だなと。
- tk:
- だから、すごく日本語的にいうと、ノリシロの部分。
- MARC・KEIKO:
- ノリシロ?
- tk:
- うん。
- KEIKO:
- あ、あの糊付けるところですね。
- tk:
- そうです。だから、封筒で糊を付けるとこあるじゃない。あれ、いらないけど必要なものじゃん。
- MARC:
- あ、そうですよね。
- tk:
- まあ、糊が付いててあれがないと封ができない。でも、出っ張ってると「なんだ?」みたいな。あの部分。
- MARC:
- が、それなんですね。
- tk:
- 必要なんだけど、一見、邪魔みたいな。あの部分がやっぱりアーティストっていうか、そういうものを作る時とか、クリエイターの人ってそこすごく大事だよね、すごくね。
- KEIKO:
- でも、ノリシロって久しぶりに聞きましたけど、私。
- tk:
- そこの部分ですよね。あと、バンパーとか向こうでは言うのかな?英語で言ったらバンパーの部分かな?
- MARC:
- バンパー?車の?
- tk:
- うん。あれも一見いらないかな?みたいな。
- MARC:
- そうですよね。あれは僕、フランスじゃないですか。フランスのほうではあれがないとダメなんですよ。
- tk:
- そうなんだよね。
- MARC:
- みんなぶつけて駐車しますからね。
- tk:
- 出る時もぶつけながら。
- KEIKO:
- へぇー。
- MARC:
- あれ。日本とかアメリカは絶対に必要ないですよね。
- tk:
- 日本の場合は必要ないよね。飾りだよね、あれね。
- MARC:
- なるほど。
- tk:
- まあでも、そんな感じですよね。その部分がけっこう大事ですよ。
- MARC:
- それがけっこう楽しみなんですよね。
- tk:
- それはでもね、マークとかウマいと思う。その使い方とかすごい。
- MARC:
- ウマいですか?使い方。
- tk:
- そこらへんはね、カッコいいよね。
- MARC:
- 僕、最近、一個、思ったんですけど、globeのメンバー三人とも、髪の毛伸ばしてるんですよね。これはなぜなんですかね?
- tk:
- みんなどうなっちゃうんだろう?一年後ぐらいはね。
- MARC:
- やっぱり、さっき言ったように、一年後はハードロックになる?
- tk:
- フォレスト・ガンプの最後のほうみたいになっちゃうんですかね?
- KEIKO:
- すごいな、それ。でも、それも楽しいです。
- tk:
- 走ってたりとかですね。伸ばしてるの?
- KEIKO:
- 伸ばしてますね。
- tk:
- 伸びたかな?
- KEIKO:
- 伸びましたよ、すごい。
- tk:
- そっか。
- KEIKO:
- はい。本当は、切りたいんですけどね。
- tk・MARC:
- あ、そうなの?
- tk:
- 誰がダメだって言ってんだろう?
- KEIKO:
- え?
- MARC:
- みんな伸ばしてるから伸ばしてるの?
- KEIKO:
- いやいや、まあ。
- MARC:
- 僕もみんなに言われるんですよ、「すごい伸びたね」と。
- tk:
- マークはなんか、伸びたっていうよりも、「増えたね」って感じなんだけど。
- MARC:
- 増えるんですかね?
- tk:
- わかんないけど。そういう印象がある。
- MARC:
- いや、すごい短いところから出発したからじゃないですかね?
- tk:
- そうだよね。
- KEIKO:
- 出発が短かったですね。
- MARC:
- 短かったですよ。
- KEIKO:
- ボウズの時ありましたよね。
- tk:
- ツルっパゲ状況だもんね。
- MARC:
- 僕も早く前髪のばして。
- tk:
- ピッタリとしてたし。「なんだ、髪の毛そんなにあるんじゃん」て感じだよね。ずっとそういう感じだったからね。
- MARC:
- あの、確認じゃないですけど、アルバムの後にやっぱりあの、ツアーとか?
- tk:
- あのね、ビデオ撮りたいですね。
- MARC:
- ビデオは撮りたいですよ。
- tk:
- ビデオクリップ。
- KEIKO:
- 撮りたいですね。
- MARC:
- まだ一個も…あ、一個はあるんですね。『Feel like Dance』が。
- tk:
- まあ、ライヴの。
- MARC:
- ライヴシーン。
- KEIKO:
- みんなに聞かれちゃいますよね、「どうしてビデオがないの?」って。
- MARC:
- ビデオチャートにも入りたいですね。
- tk:
- 何にもないからね、絵がね。
- KEIKO:
- 撮りたい。
- tk:
- 絵がないんですよ。
- MARC:
- けっこうでも、いろんなストーリー作れそうで。
- tk:
- うん。
- MARC:
- 小室さんが演出、監督、作品まで。
- tk:
- うーん?時間があったらね、そういうことやりたいよね。
- MARC:
- あ、時間があったらね。でもいろいろ可能性は。
- tk:
- うーん?まず、コンサートよりはそういう映像でしょうね。やりたいね、いちばん。
- MARC:
- ああ、なるほど。先に映像か。
- tk:
- そういう予定はあるんだけどね。
- MARC:
- あ、そうですか。
- tk:
- でも、予定なんだよね、やっぱりね。
- MARC:
- 映像はでも、最初っからすごい興味ありましたね。
- tk:
- そう、やっぱりマーク。映像ときたらマークでしょうね。
- KEIKO:
- マークでしょうね。
- MARC:
- なんか白い馬に乗って王子様が。
- tk:
- 演技しちゃって、たくさん。
- KEIKO:
- すごい演技派ですよ。
- tk:
- そうなんだよね。そういうとこでやっぱりフレンチが活きてきたりするからね。カッコいいじゃない、だって。字幕が出ちゃったりすると。
- MARC:
- カッコいいですね。白黒かなんかで。
- KEIKO:
- カッコいい。
- tk:
- 日本のグループなのに字幕が出ちゃうなんて。そんな感じですかね。
- MARC:
- それも出来ちゃうっていうところが。
- tk:
- そこらへん深いよね、ウチはね。まあ、新聞・雑誌等でみなさんよくご存じだと思いますが、よくロスにいるんですよ、本当に。
- MARC:
- いや、いますね。
- KEIKO:
- いますね。
- tk:
- いるんです。あの、ヘリコプターまで飛んで来ちゃったからね。
- MARC:
- あ、そうなんですか?
- KEIKO:
- すごい。
- tk:
- ビックリしちゃいました。
- KEIKO:
- 何を撮ってるんですかね?ヘリコプターから。
- tk:
- サーチで追っかけてきたりとかしたら怖いね。
- MARC:
- べつに逃げてるわけじゃないんですから。
- KEIKO:
- あ、じゃあ、撮ってるっていうわけじゃないんだ。
- tk:
- いや。
- MARC:
- 写真は撮ってる。
- tk:
- だから、ロス、多いんですよ、とにかく。
- MARC:
- L.Aはでも本当、なんかすごく空気が小室さんにピッタリだなと思う。
- tk:
- globeのアルバムもロスで録りましたしね。
- MARC:
- 録りましたしね。
- KEIKO:
- 録りましたね。
- MARC:
- いや、本当、だから。
- tk:
- ロス、ぴったり?俺。それは初耳だね。
- MARC:
- いや、ピッタリっていうか。
- tk:
- 合ってる?僕。
- MARC:
- 合ってるっていうか、小室さんを見てるとなんか、日本にいる時よりも。
- tk:
- ああ、そうだね 。
- MARC:
- ロスの空気がピッタリなのかもしれない。
- tk:
- うん、あの、すごく健康的になりますね。昔は東京が好きだったんだよね。
- KEIKO:
- あ、そうなんだ。
- tk:
- 本当、何年か前に本を出した時、あれなんかの時は東京好きだったんだけど。
- KEIKO:
- 「告白」でしたっけ?なんか東京のことたくさん書いてありましたよね。
- MARC:
- 今は海外ではロスが今、空気的にはピッタリなんですか?
- tk:
- うーん?ロスっていうよりはアメリカ。ちょっと今はやっぱり。まあ、「な んで今?」って思うけど、やっぱりすごくそれは戻ってますね。
- MARC:
- ああ、そうですね。
- tk:
- 最初の頃に。
- KEIKO:
- でも、なんか楽しそうですよね、すごく。
- tk:
- そうかね?まあ、そうですね。だから、そう、なにを言おうとしてたのかわかんなくなっちゃった。
- MARC:
- ロスっぽい人では決してないですよ。なんかバンダナとかして。
- tk:
- 襟足長くして?
- KEIKO:
- そういう意味なのかなって思ってた。
- tk:
- なんで襟足長いんだかわかんないですけど、ロスはみんな襟足長いですね。
- MARC:
- 長いですね。
- tk:
- B'zの松本君がたくさん歩いてるんですよね。よく松本君見掛けます、ロスでは。
- MARC:
- うーん?なんとも言えないですけど、そうですか。
- tk:
- 田村正和さん的な髪形の人が多いよね。
- MARC:
- 髪形的は。
- KEIKO:
- 髪形ですね。
- tk:
- そう、だから、それを言おうと思ったんだけど、これ(セット)U.Kでしょ?地下鉄じゃない。で、僕、何年か前はすごくロンドンが自分でもあったんだけど。
- MARC:
- そうですね。
- tk:
- でも、ここんとこちょっとアメリカなんだよね。
- MARC:
- それは音楽的にもそっちに移ったりしてるんですか?
- tk:
- 今、ちょっと移ってますね。
- KEIKO:
- ああ、そうなんですか。
- tk:
- それはあります。
- MARC:
- 面白いですよね。
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