FACTORY TALK : 明和電機



COZY in Talking with MEIWA ELECTRICS

COZY:
明和電気というグループをご紹介するんですが、まあ、とにかくこの方々が 作っている楽器がすごく面白いんで、それをまずはご覧頂きましょうか?

《2人で見せながら演奏が始まってしまう》

COZY:
これ自作ですよね?良くできますよね?これは…?これなんですか?

MEIWA:
これ「鯉ビート」っていうんです。これが頭で尻尾で…、鱗の部分がナショナ ルのスイッチなんですけれど…。これでリズムパターンを打ち込む!という …。これが8分音符です。よこに8つ並んでいますんで。で3つの音色が出来 ると…。(3列に並んでいるのを指さしている)リセットですね…。

COZY:
ああ、そろばんみたいに「じゃー」っとやる?

MEIWA:
で、オンの所に音符がのっかって…、で、これを回すことによって…(左側に ある円盤を指さして…)100ボルトのパルスが流れるんです。で(裏返し て)見て貰うと判るんですけど(コンセントがある)、ここにビビビっとくる んですよ。で、これは、電磁石を使いまして、ノックする機械…(と相方の背 中にある、まるでガッチャマンの羽根みたいなやつを指す)で、電気がはいり ますと

《木魚がポンっと鳴る》

こうやって鳴りますんで…。

COZY:
これの音源は?(セット脇のヒューズ・ボックスみたいな箱に近寄る) あ、これが鳴るんですね?素晴らしい…

MEIWA:
で、これが一回転すると一拍なんです。(鯉ビートの円盤を指して)

COZY:
なるほど、ある程度決められらたリズムを、こう刻むと…。これはもう完璧 なシーケンサーですよね?

MEIWA':
そうです。ピュアな形ですね。

MEIWA:
で、これですけれど(相方の羽根)、先ほどがらくたの箱がありましたけれど (脇のヒューズ・ボックスみたいなやつ)、例えばガラスを付ければガラスの 音がする…、金属を付ければ金属の音がする…。と言う風になるんですよ。

COZY:
サンプリングというか?まあ、生音ですよね?

MEIWA:
そうですね。

COZY:
ですよね

MEIWA:
でもシンクラビアより音がいいだろう…と。

COZY:
はるかに?

MEIWA:
ええ、本物ですから。

COZY:
でも、いないですよ!ユニットというんですか?バンドと言うんですか?

MEIWA:
いや、ユニットですね。

MEIWA':
一応自分たちのジャンルを「筑波」というんですよ?

MEIWA:
ほら、リバプールとかあるじゃないですか?

COZY:
あ〜

MEIWA':
良く聞かれるじゃないですか、お前達の音は?なんて…。で、前はテクノと か言ってたんですけど、面倒臭いじゃないですか?それで、自分たちの音楽 を決めちゃいました「筑波」って。

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