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NON-EDIT TALK : 岡村靖幸 * 小室哲哉

小室:
こんばんは、小室哲哉です。えぇとですね、今年は96年ですから、僕がTMネットワークでデビューしてもう13年目に入るわけですけどもね。あの、プロになってからです。で、けっこう今日のゲストはですね、その初期の頃に最初に出会った方で、この番組もリクエストというのを受け付けているようで、そのゲストのリクエスト数が一番多かった方を今日はお招きしております。岡村靖幸君です。

岡村:
はい。どうも。

小室:
どうも。ご無沙汰っちゅうか、こんばんはですね。

岡村:
こんばんはでございます。

小室:
えぇと、多分8年か10年くらい?

岡村:
はい、そうなんですよ、そうなんですよ。

小室:
8年振りぐらいだよね。っていうか、こうやってなんか映像的に生で喋ってるのを見るのはみんなもそれぐらい? もうちょっとは? でも5〜6年は絶対ないでしょ。

岡村:
そう、5〜6年は。そうですね。

小室:
ないでしょ?

岡村:
はい。

小室:
本当、今、僕ちょっと言ったけど、リクエストが一番多くて「ぜひ岡村さんの話を聞きたい」とか「呼んで欲しい」っていうのがあって。みんなもかなり情報が無かったんじゃないのかな? そういう意味ではね。

岡村:
はい。

小室:
だから、今日は毎週ゲストをお招きしているわけだけど、非常になんていうのかな? いつも質問はいろいろ考えるんだけど岡村君の場合はしやすいっていうか、あまりにも期間が長くて聞きたいことは多すぎるっていうのはあるんだけど。どこの、どのへんから聞きたいかなっていうか。まあ素朴な疑問で、俺たちみたいに日々追われて音楽作ってる状況みたいなとこで、これだけ空けたのか空けざるを得なかったのか。そういうスペースっていうの? 期間みたいな話とか聞いていいかな? そこらへん。

岡村:
はい。

小室:
もう単純に「なぜ?」でいいのかな? これ。

岡村:
いい詞が書けなかったから。

小室:
ああ、ああ、っていうのは自分の作るものに対しての? でもレコーディングはしてたんだよね? ずっと。

岡村:
はい。でも、いい詞が書けなくて。

小室:
それは作ってみて、レコーディングして、自分で歌を入れるよね。そこまでいったとこで?

岡村:
そこまでいって。数百曲あるんですけども、いい詞が書けないんですよね。

小室:
それは自分の判断で?

岡村:
はい。

小室:
それは他の誰の判断でもなくて?

岡村:
はい。誰の判断でもなくて。

小室:
自分の中での価値みたいのかな?

岡村:
はい。

小室:
じゃあ、そのいい詞っていうのはなんていうのかな? 必ずやっぱりテーマとかあるじゃない、自分で何を伝えようかって。それには沿ってたわけでしょ?

岡村:
いや、それ以前もあったんですよ。つまり、何を伝えたいんだかわかんないような詞があったりして。どうしたもんだと思って。

小室:
もともとその詞の世界とかって、岡村君はもともとサウンドから入ってたような印象が最初の頃はあったから。音楽的なそういうジャンルであったり。あの、R&Bなのかちょっとわかんないけど。だから、今けっこうビックリしてんだけどね、その音楽的ななんか「その音自体の自分の行きたい方向とかなのかな?」とか思ってたんだけど。

岡村:
違います違います。

小室:
音はもう、じゃあ見えてたんだ、けっこう。

岡村:
はい。

小室:
じゃあけっこうあの、なんていうのかな? ストレスって溜まらない? たとえば音はOKなわけじゃない。メロディラインとかもOKなわけで、やっぱりその、なんか提示したいっていう気持ちって絶対あるでしょ? アーティストだから。

岡村:
あります。

小室:
そっちはOKなのに、その言葉の部分が止めてて、で、提示できないわけじゃない。こっちに行きたいと思ってる欲求ってあるでしょ? すごく。まあ、もしかしたらそれ、パフォーマンスも当てはまるかもしれないけど。これはどうやって抑えてたわけ? 「書けなかった」っていうだけで抑えるほど音に対してのミュージシャンだったりアーティストのさ、欲求ってすごい強いでしょ。

岡村:
はい、そうですね。

小室:
それは我慢できちゃったんだ?

岡村:
できました。

小室:
そこらへんはもう、けっこう闘いって感じで?

岡村:
はい。

小室:
出したいけどここがダメだからNO。NGっていう感じ?

岡村:
見えるんですよね、人の顔が。「ああ、今回まあまあだったじゃん」とか「今回おまえ、ちょっと手、抜いたな」っていう顔が。あとだからプロデューサーの顔とか。

小室:
ああ、それはスゴいわかる、言ってることは。

岡村:
でしょ。で、それが見えたとたん嫌んなっちゃって。嫌んなっちゃってっていうか、「あ、やめとこう」と。

小室:
そのまあ、何百曲だったりとかあったりして、それに詞が付いてるわけ?

岡村:
はい。付いてるのもあるし付いてないのもあるし。

小室:
じゃあまあ、付いてるのは少なくとも何十曲はあるよね。

岡村:
でも、言われることはすごくわかって、やっぱり詞を書いてる時いろんなことを思い浮かべるわけですよ。そのツアーやってて、ツアー回ってる時のあの飯食うウマさとか、あとツアーやると楽屋にギャルが来てくれて「どうも、ギャル」ってやった時の幸せな気持ちとか、いろいろ思い浮かぶんだけどあんまダメでしたね。

小室:
なるほどね。あの、日本で今のね、若い人達のミュージシャン・アーティストでこれだけブランクあって、やっぱり自分の名前がすごい存在があるのかないのかっていう部分も今の話に近いと思うけど、そういうスリルっていうか危険性、危機感とかっていうのはもちろんあると思うんだけど。

岡村:
はい、はい。

小室:
まあ、全部これ繰り返しになっちゃうけど、そういうのも全部、要はとりあえず止められたっていうことだよね。クリエイティビティの方が勝ったっていうことだよね。

岡村:
はい。

小室:
じゃあ、すぐ次にそれだけしっかりしてればわかるんだけど、今回リリースできたっていうことは、それがクリアできたっていう。

岡村:
そうですね。なんとか。

小室:
今の新しいアルバムの詞とか見せてもらったりしてたんだけど、それは、ん? 詞が入ってるのが8曲なのかな?

岡村:
はい。

小室:
8曲っていうのは、それはずっと何年かのうちのどこかの部分ではなくて、何年か経てそのあとに出たものなの? 全曲。

岡村:
まあ、あの、シングルとか、けっこう2年前に発売された曲とかもあるんですけど。でも、ほとんどが寸前になって出来た曲の方が多いですね。

小室:
寸前の言葉なんだよね。

岡村:
そうですね。

小室:
で、けっこう今を象徴してるといってもいい言葉なんだよね。

岡村:
はい。

小室:
それは僕なんかけっこう素朴な疑問で、その7曲とか8曲の言葉の群れっていうのは、これがなにか全部なんていうのかな? 溜まったもんなのか全部排除された後にバババッと出来たものか。

岡村:
やっぱりそれ、今いった後者の方だと思うんですよ。

小室:
へぇー。なんかさっき、それはメーカー的なことでどうでもいいのかわかんないけど、その活動してた前と今スタートして今すごく好調だって聞いたんだけど、なんか以前の自分、岡村靖幸っていうのと今はつながってるの?

岡村:
う、うん。つながってると思います。

小室:
それは。

岡村:
はい。

小室:
単に間が開いてただけで、連続性のものなんだ。

岡村:
はい。

小室:
なるほどね。音的なもんがべつにそうやってなにか悩んでたっていうんじゃなければ、この後活動、コンサートもあるわけだけど、そういうのはなんにもじゃあ問題ないんだね。

岡村:
そうですよね。

小室:
言ってみりゃあ、他はなんにもOKっていうことだよね。

岡村:
そうですね。

小室:
ほとんど。

岡村:
これからはやっぱり、そのずっと休んでた期間ていうか、レコーディングしてただけの期間ていうのは、人に会ったりもしてなかったしすごく閉鎖的だったんですけど。今、いろんな人に会ったり、あと小室さんと会ったりとか、電話番号を教え合ったりとか。もういろんな人にあっていろんな 想いしたり。悔しい思いしたり「ああ、小室さんいつもヒットチャートに…ううっ、悔しい」とか思いしたりとか。「羨ましい」とか「モテモテだろうな」とか思ったりして。そういう思いを今まではそういう思いをしてるのに、どっか自分のフィルターをパシッと切ってたんだよね。本当は思ってるはずなのに「俺は悔しくないんだよン」っていうフィルターを買ってきて、全部排除してたんですよ。でも、そうすると最悪の人間になってくんですよね。本当はそういうこと思ってるクセにそういうフィルター通すと。あの、最悪の人間になってって。で、そのフィルターをある日壊して。やっぱり悔しいものは悔しい、羨ましいものは羨ましいっていうふうに思えるようになったら自分も成長して、じゃあ悔しいからどういうふうにしようとか、羨ましいからじゃあ僕はどうすれば羨ましいという気持ちが減るかなと思えるようにやっとなってきて。で、そういう気持ちがあるっていうことはやっぱり成長してくっていうことだから、やっと普通になれたなとは思ってるんですけど、最近は。

小室:
あの、なんていうのかな? TMネットワークの時代とかで、やっぱりまあ描いてるのと違う形になってリリースされることもあるし、違う、思ってる程いい結果が出なかったことももちろん何回もあったわけで、そういう時っていう時になんか違う道を探すじゃない。王道っていうのかわかんないけど、大通りを通らないで裏道ないかとか。まあ、もしかしたら裏道もしかしたら人と会う数も少ないっていう意味もあるかもしんないけど。そういうとこを探すような回路ってあると思うんだよね。で、なんていうのかな? そこに行っちゃっても俺なんかは、すぐ大通りにまた抜け道があったら戻ろうっていうのがあって。裏道ずっといって最後まで行き着くっていうことはないっていうか。戻るんだよね。それなんか、そこらへん岡村君とかの最初まあ、噂でだけど1年ぐらいとかレコーディングがかかってるとか、2年とかって聞いてた時にはだから、そういうどんどんどっかにいってしまう、そういう人だったのかな? っていう判断ていうか思ってたけどね。だからもう、最後までそっちに戻ろうとする回路がない人、そんな感じがしてたけどね。最初の頃は思ってなかったけど。その美里の曲とかの時っていうのは非常にコマーシャリズムっていうか、それに乗っ取ったやつだなと思ってたから。いわゆるリクエストに答えられた人、ニーズに答えてたでしょ? 多分。

岡村:
はい。

小室:
それはきっと、そのあいだも曲に関してはもしかしたらそうしてたのかもしんないけどね。そういう人だと思ってたから。だからすごい不思議だったね、ずっとね。そういう人だと思ってなかったのにそういう方向にいってた人だったから。いやぁ、世の中にはそういう人もいるんだなぁっていう感じで思ってたし。ただ、僕がずっと何年も何年も曲を作って音を作って、で、美里に最初に作った時にズボンとどこからか登場してきて、で、ある種ゴスペル調の曲に縦横無尽なメロディが入ってたりとかね。あと、すごいマニアックな話になっちゃうけど、「GLOWING UP」っていう曲あるでしょ。あれのサビの4小節目か8小節目のコードとかっていうのは、俺なんかにとってはちょっとショックだったとことかあって。「ああ、こういうのもいるんだ」っていう感じで。で、そういったすごい斬新な部分とか持ってたわけだから、あの頃のインパクトっていうのはすごいあるからね、俺なんかにね。だからまあ、ある種そこでけっこうもう切れちゃってたよね、そういう人もいるんだなってとこでね。だからまあ、正直いって会話も出来なかったよね。見掛けたことはあるよ、何回か。

岡村:
どこでですか?

小室:
コンサート会場とかレコード会社とかわかんないけど。やっぱりある種なんかバリアーみたいな感じ。

岡村:
僕がですか? それ、小室さんじゃなくて?

小室:
俺じゃない、俺じゃない、俺じゃない。岡村君の方があったと思うんだよね。

岡村:
僕は礼儀正しいじゃないですか。

小室:
礼儀正しいけどね。ちゃんといつもしてたけど。あの、なんかね、それはイメージかもしんないけど、でもそういう感じがやっぱり、正直言ってそれはあったね。

岡村:
そうですか?

小室:
それはでも聞けなかったっていうところもあるし。その、なんでそんなふうな状態になってんのかっていうのが俺が聞けない状況もあったし。だからやっぱりね、なんか入れないとこあったね。そのレコーディングが1年とか2年とかっていう頃だよ。ずいぶんだから、遡ったりさらにずいぶん前になっちゃうけど。だから、正直いってね、今回出演してくれるっていうのもビックリしてるんだ。

岡村:
あ、そうですか。僕は僕なりに小室さんについていろいろ考えてたんですよ。

小室:
え? この期間中?

岡村:
はい。僕、レコーディングやっと終わってキャンペーン期間になって。

小室:
終わったのは去年ぐらい?

岡村:
そうですね。

小室:
末に?

岡村:
ええ。で、その頃になるとディスコにもよく行くようになって。やっぱベルファーレいくわけですよ。

小室:
本当?

岡村:
ええ、何回も行きました。

小室:
あ、本当。

岡村:
タダ券もらって何回も行きました。で、あそこの一番下のとこはやっぱり恥ずかしいんですよ。ウワァーッてギャルいるし。で、ちっちゃいもう一つのディスコのスペースがあって。

小室:
ああ、クラブ。

岡村:
で、そこで踊ったりしてるんですけども。たまにやっぱり大きいとこ上からまあ、いろんな気持ちを込めて見てるんですけど。で、僕なんかやっぱり夢ですからね、ディスコを自分がプロデュースできたりとか、自分がすごくディスコによく掛けられたりとか。で、自分がすごく深く関われるディスコがあってたまに自分がライヴできたりとか、自分が関わってるバンドがそこでできたりとか。どうやればそういうとこに行き着くんだろうとか思ったりとか。いろいろ考えましたよ、小室さんのこととか。

小室:
俺も同じこと考えてた時あったからね。もう、気が付くとB’zの『BAD COMMUNICATION』がガンガン流行っててとか、その時期は同じこと考えたからね。あいつらべつにディスコで流行りたかったわけじゃないんじゃないの? みたいな。どいてよ、みたいなとこあったけどね。

岡村:
ギャルはすごいですね、ベルファーレの。

小室:
あ、本当に。

岡村:
はい。あまり行かないですか?

小室:
僕は、これはべつにここで弁解するわけじゃないけど、1年に2回? 去年で3回しか行ってないからね。いってないよ。

岡村:
そうか…。いろいろ考えるんですよ、あそこに小室さんが行ったら、あそこらへんのギャルはみんなもう卒倒だろうなとかね。

小室:
ぜんぜんそんなことないよ。

岡村:
いやぁ、「『小室さんの友達だ』って言ってきてくれ」とかマネージャーに言おうと思ったりとか、いろいろ考えるんですけど。「『小室さんと親しかったんだ』って伝えてきてくれ。あそこにいるお立ち台の左から3番目」とか思うんですけど。いろいろそういうとこ行って闘ってますよ。

小室:
なんか、そういう話聞いたら、ぜんぜん前ラジオとかなんか出たり食事したりとかした頃のまんまだよね。

岡村:
はい。

小室:
ぜんぜんね。

岡村:
ぜんぜん変わってないですよ。

小室:
変わってないね。それはなに? 外が作り出したイメージがそういうふうにさせてたのと、あと自分のクリエイティビティとの闘いだったっていうこと?

岡村:
ああ、それはあるかもしれません。

小室:
そのバランス?

岡村:
うん。まあ、元は変わってないですよ。もともと知ってらっしゃる僕と。

小室:
そうか。まあ、それはイコールだから、音もそうなんだろうね。

岡村:
はい。

小室:
結局ね。

岡村:
はい。

小室:
俺ね、あの、どこだっけ? 日音スタジオじゃないや、音響スタジオで、昔の銀座のね、築地のね。で、やってた時に岡村君の方がバンドでレコーディングしてた時に俺、なんかの用事でいかなきゃいけなくて、いったことあって。その時に30分ぐらいいたんだよね。その時に何の曲かはぜんぜんわかんないけど、途中からリズムが倍っていうか、リズムが、ドラムが倍になってテンポがあがったふうに聞こえるアレンジだった曲があって。で、俺、今までそんなのやったことなくて、その時もけっこうビックリしたのね、その瞬間。だから、今こうやってバッと話をしてて何回か思い出すと、俺まあ、スタートしたのは早いわけじゃん、俺のが。で、音楽のまあ、そういう業界でやってるのも曲を作り出したのも、もしかしたら俺の方がぜんぜん何年も先だったりするのかもしれないけど、なんかちょっとしたショック、電気のちょっとビビッとくるようなのは、今数えても四つ五つポンポンとすぐ出てくんのね。まあ、そんなには会ってないけど。あとなんか、自分で『EYES』の時はアレンジしたじゃない1曲かなんか。ストリングスアレンジ? あれなんかもけっこう、そういうことをやるっていう奴がいるんだって、デビューしてなくて、とかっていうことのショックだったりとか。そういうのがパパパッと浮かぶ人なんだよね。そういう音の部分とかの印象っていうのがあって。すぐそういうのはいろいろ思い出す。けっこうパッパッパッと今、うん。だから、やっぱりそれをどっかで提示しといてくんないと結局、出なかったら聞けないわけだから。なんかすごく思ってたゆね、そういうのはね。俺はちょっとその、まあハッキリ言ってそこまで岡村君の詞をずっと前から読んでたとかっていうわけじゃないから、詞がそれでどうなってどうなったかっていうのをここで今、分析とか出来ないけどね。でもまあ、少なくとも嬉しいなと思うのは、その今言った音の部分、サウンドの部分とかっていうのがまたそうやって、その部分さえ解決できれば出ていけるっていうのだけでも、けっこう僕の中ではいいことだなって思う、それはすごく。

岡村:
僕はね、もう小室さんに関しては、多分いろんな人がよく知らないで。僕ほら、ずっと前小室さんに会ったことあって、それを知らないでいろいろ聞いてきたりとか。あと、印象を言ったりする人がいるけど、僕がまあ大体いう場合はやっぱりすごい男らしい人っていうふうに大体いってんですよ。多分ね、俺が知ってる中でも多分、ベスト3に入るぐらい印象としてはもう本当に男らしい。僕自身が例えばエピソードでいうと、楽曲とか作ると大体あげた瞬間に後悔するんですよね。

小室:
あ、そうなんだ。

岡村:
「ああ、やんなきゃよかった」って。「自分で歌えばよかった」って。

小室:
ああ、ああ、はい、はい。

岡村:
まあ、そういうエピソードもありますけども、本当に印象として大体「あ、スゲぇ男らしい」とか思って。

小室:
なるほどね。そうか。なんか今日はちょっと恐ろしい時間のなんか、振幅があるね。いったりきたりが怖いぐらいね。あまり、ここまで会わないでこの番組でいきなり話す人もいないのね。

岡村:
あ、そうなんですか。

小室:
歴代ではもちろん一人しかいないと思うけど。昔、会ってどうのとか。昔の古い時代から活躍してて今に至ってる人は何人もきてくれてるけど。それっていうのはなんか、メディア通してだったりとかなんかの時点でしかやっぱり知らないわけだから。そういう人達とはぜんせん違うような、不思議なちょっと時間の経過があるね、そこらへんはね。あまりないでしょ、だってこういうアーティストがあまり日本に存在しないわけだからさ、それだけ時間を開けるっていうか。

岡村:
そうですね。

小室:
今ちょっと思ったけど、それを待ってるレコード会社もすごいね。

岡村:
そうですね。

小室:
ちょっとそれは今すごいなと思ったけどね。

岡村:
ありがたいことだと思います。

小室:
だって、なんかきっとそういう記録とかキャッチコピーとか今後の取材とかで出てくるわけでしょ? そこらへんの時間ていうのは。

岡村:
はい。

小室:
あの、ライヴやってすぐもうじゃあ、レコーディングはいくらでも入れるような感じになってるわけ?

岡村:
はい。

小室:
ぜひ、スタイル的にはあそこらへんのサウンドっていうのは、今の時期にやってもらえたらやってもらいたいよね、すごくね。基本はやっぱり、これもジャンルでいっていいのかな? でも、R&Bの今の形? なんか進化とた形っていうのかな? みたいなものだっていっていいのかな?

岡村:
そうですね、そういう部分もあると思います。

小室:
そういう部分もある?

岡村:
ええ。

小室:
やっぱりすごくリズムの。ベースじゃないのにね、なんであんなにベースラインにこだわる? っていうか、すごいベースラインが大きいよね。

岡村:
ええ。

小室:
モータウンとも違うな、ちょっとわかんないけど、あそこらへんの色っちゅうのはね。

岡村:
うん。でもまあ、複雑になってて、でもハッキリあの、なんつったらいいんだろう? うーん? ぶっちゃけたものの言い方をすると、うーん? 例えばTMネットワークとかに受けた影響はゼロかっていったら、そんなことはないと思うんですよ、僕。やっぱりどっか影響を受けてる。表に出るにしろ出ないにしろ、やっぱり影響は受けてるような気もするし。あと、それだけじゃなくていろいろなものから影響受けてるんで、やっぱりR&B一つではやっぱり捉えられないっていうか。で、そのTMネットワーク自体がいろんなものから影響受けて存在してるわけじゃないですか。だから、もうグチャグチャですよね、そういう意味ではね。

小室:
今、ちなみにいくつになったの?

岡村:
もう30なんですよ。

小室:
え? もう30になったばっかでしょ?

岡村:
はい。

小室:
いやぁ、それはいつまでたっても差は変わらないわけだから、俺なんてもう37だからね。

岡村:
あ、そうなんですか。

小室:
今年、もしかしたら11月になったら38かもしんない。

岡村:
あ、そういえばさっき楽屋で話してたんですよ、28〜9ぐらいに小室さん見えるなぁつって。

小室:
俺、38だと思うんだよね、今年だよね。

岡村:
羨ましいですね。

小室:
羨ましい?

岡村:
はい。あの、あれですか? あの、ちょっと聞きたかったこととかいくつか聞いていいですか?

小室:
はい、もうどんどん聞いてください。

岡村:
あの、ナンパとかしたことあります?

小室:
昔ってこと?

岡村:
いや、今でも。

小室:
今はないよ、そりゃ。

岡村:
昔はありましたか?

小室:
昔は…TMネットワークやってたころは、だから会ってた頃も…。

岡村:
してました?

小室:
いつ会ったんだっけ? TMの。

岡村:
えぇと、『Come on Let’s Dance』の前後です。いや、違うわ。そんなのよりぜんぜん前だわ。

小室:
その前だよね。

岡村:
ええ。

小室:
あ、だって武道館に出た時に…。

岡村:
あ、違うわ。TMネットワークの2ndぐらいの時に会ってますわ。

小室:
2ndぐらいの時かな?

岡村:
うん。1stがなんかあの、なんつうんですか? あの、鰐っていうんですか? 鰐のようななんか表紙で、2ndは顔が出てて。で、僕がエピックいったばっかりの頃、エピックソニーっていうとこに行くと、TMネットワークのビデオか流れるわけですよ、玄関で。

小室:
『1974』とかそういうやつ?

岡村:
はい。

小室:
そうだね 。じゃあ、ぜんぜん初期だよね。

岡村:
そう。間奏になるとクラシカルになったりとかして、「ああ、スゲェな」とかいう印象があったんですけど。

小室:
もう初期ですね。なんか(ナンパ)してたね、地方とかね。

岡村:
本当ですか。

小室:
あの、木根がまだ表に出てなかったから、宇都と二人でやってた頃だから、ビジュアル的に。してたね。

岡村:
そうですか。

小室:
それこそ札幌とかディスコとか多かったじゃない。

岡村:
はい。

小室:
してたけどダメだったね、ぜんぜん。

岡村:
そうですか。今はどうですか? 自分から「好きだ」って言います?

小室:
ん? 誰に対して?

岡村:
好きな人ができたら。

小室:
ああ、言いますよ、もちろん。

岡村:
ああ。

小室:
言いますっていうか、もう今は非常になんていうの? プライベートとパブリックのPの境がないから、ぜんぜん。

岡村:
あ、本当に。

小室:
まあ、なくなっちゃってる状況だから、そこらへんはもう、俺が知ってることはみんな知ってるみたいな状況になっちゃってるから。

岡村:
あ、本当に。

小室:
俺は言ってるけど。

岡村:
わかりました。

小室:
それはもう、やってますね、ちゃんとね。だからまあ、そこらへんになんってくるともう、今やっぱり自分の中でやっぱり一番そこらへんが深い。深さでいったら、その音楽とかの深さっていうのはもう、喋ってればどれだけでも深いところまでも喋れるじゃない。結局、それぐらいまで情報も知識も能力もさ、もうデータに入っちゃってるでしょ。だから、いくらでも止めどなく話しもできるし、説明もできるし。ただ、そういった恋愛とかっていうのは止めどなく説明できない。どこまでいってもやっぱり自分の中でなんかアドバンテージがいつもない感じだから。

岡村:
「バッキャロー!」とか思う時あります?

小室:
うーん? あるね、それはね。

岡村:
あ、そうですか。はい。

小室:
そうですけどね。でもなんか、ベルファーレっていう言葉が出てくるとは思わなかったね。

岡村:
本当に?

小室:
うん。

岡村:
いやぁ、これはカットして欲しいんですけども…。

小室:
これね、ほとんどカットなんかしてくんないから。

岡村:
あ、本当に? じゃあいいや。じゃあ言うのやめときますわ。

小室:
いや、でも、「カットしろ」って言えばちゃんとしますよ。

岡村:
あ、本当に? なら、これカットして欲しいんですけども、あの、ベルファーレのお立ち台があって、そこで踊ってる娘たちは本当にセクシーなんですよ。

小室:
うん。ぜんぜんカットしなくていいかもしれない。

岡村:
いや、これからカットして欲しいような内容になっていくんですけども、本当にすごいセクシーで煽るような踊りをするわけですよ。「本当に私セクシー。私、けっこうベッドじゃOK! 燃えるわよ」みたいな踊りをするわけですよ。

小室:
大体、想像できるような。

岡村:
うん。で、「そうか、ヤらせてくれるのかな?」とか思いつつ、「どうなのかな?」とか思って。「ああいう踊りをしてるっていうことはヤらせてくれるっていうことか?」「ヤらせてくれないっていうことか?」といろいろ思いつつね、日々精進してます。カットしてください。

小室:
あの、世の中それだけあった期間中さ、女の子もずいぶんファッションもなんかライフスタイルも変わったと思うんだよね。

岡村:
はい。

小室:
で、俺なんかは大体想像付くけど、ああいうベルファーレとかにいる女の子っていうのが一番、恐竜じゃないけどずっと10年ぐらい前から存在してるようなタイプのスタイルの、世代は変わっててもね、い続ける存在というか。で、世の中の女の子っていうのは、あのディスコとかにいないとこに、他の場所にいる女の子がメインストリームじゃないの?

岡村:
なんですかね?

小室:
かなぁ? と思うんだけど。どうなのかな?

岡村:
あれとかどう思います? コギャルとヘアヌードはどう思います?

小室:
ヘアヌードはなんとも…。コギャルに近いっていうことでしょ? だから要は。

岡村:
ううん、そうじゃなくて。

小室:
じゃなくて?

岡村:
今、雑誌とか開くとみんな毛出してるじゃないですか。「OK、OK」と思いつつ、「うーん、あんまり見せるなよ」とも思うじゃないですか。「うそ? 見せたの?」とか思う時もあるじゃないですか。それについてどう思いますか?

小室:
…どう思うか? …うーん?

岡村:
いろいろ考えるでしょ、だって。なんにも考えないですか?

小室:
…うーん。ヘアヌードに関してはなにも思わないね。

岡村:
本当に? コギャルはどうですか?

小室:
コギャルは結局そうだなぁ、あれはなんか武装じゃん、一つの。

岡村:
はい。

小室:
女の子のさ、茶髪にしろ格好にしろ、いろんな全てにしろ。あれはだから、自分が昔のなんかワザと自分をセクシーに見せるための道具と同じみたいな。ああいう鎧っちゅうか、ああいうのを付けりゃあだいたいある程度みんな同じに見えるじゃない。だから、武装して見せるわけでしょ、さっきのその「セクシーよ、セクシーよ」っていうような部分だと思うけど。

岡村:
本当につまり、ポイントとしてセクシーなんですかね?

小室:
いや、あの、違うんじゃないの? それはだから武装で。

岡村:
あ、やっぱそうなんですか。今、いいこと聞きました。そこのポイントなんですよ。つまりその、家に帰ってでも本当にセクシャルな人間でね、本当にセクシャルライフを送ってるのかっていうわけじゃないっていうことを言ってるんでしょ?

小室:
じゃないと思う。だから、ああいう髪の毛取るわけじゃないと思うけど、まあ、それを脱げば、それを取ればすごくなんか、なんていうの? 無味乾燥な娘だったりするかもしれないし。

岡村:
はい。

小室:
だから、ほとんどそれが一つのね、公式に乗っ取ればセクシーっていうの? コギャル=H。さっきのじゃないけど、その「Hできるよ」みたいなイメージになれるわけでしょ。で、なって、でもそれを拒んだりさせなかったり逃げたりすることで、その女の子の価値を出そうとしてるわけじゃん。

岡村:
あ、そういうことなんですか。

小室:
無意識に出そうとしてると思うから。だから本当はなんでもない女の子でも、それで自然と価値が出るふうに思わせちゃうんでしょ。

岡村:
なるほど。

小室:
だから、もしかしてらそのディスコのお立ち台で立ってる娘の方が潔いかもしれない。敢えて言えば、もうちょっと意識が強いかもしれないね。

岡村:
あ、本当に。

小室:
自分から敢えてそういうふうにさ、前向きにセクシーさを出すっていう意味では出してるのかもしれないけど。

岡村:
いやね、僕、どうしてそういうこと聞くかっていうと、小室さんがね、ベルファーレとかたまに週一ぐらいにプリンスみたいにいってて、で、見てて、「あの娘、Come on」つって「君、デビューさせよう」って「今晩、僕のホテルにCome on。OK、君、デビュー」っていてうようなね、プリンス伝説みたいなことがね、行われてるのかと思ってね。

小室:
もう、やめてよ、そういうこと言うの。

岡村:
よく聞くじゃないですか、プリンスの話しでそういうの。

小室:
うん。

岡村:
でね、小室さんファミリーにね、そういうセクシーなギャルとかたくさんいるから、そういうもんなのかな? と思ってたんですよ。プリンスとかも言うじゃないですか、プリンスのグランドスラムっていうディスコがあって、そこでずっとよく踊ってた子で気になる子がいて、で、その子を特訓させてデビューさせたりとか。で、小室さんもそういうのあるのかなと思って。

小室:
でも、言い方を変えれば紙一重なのかもしれないけど、それが本当にあることないことっていうのは別にそう見えてもそれは仕方ないなと思うけど。そういうふうに思う人も世の中にはいるんだろうね。それはいるだろうから。

岡村:
僕なんかもそう思ってました。Hするとかじゃなくて、とりあえずベルファーレで「OK、この娘デビューできる」とかいうのをお立ち台の中からけっこうすごく気になる子とか輝いてる子を見つけたりするっていうのも一つの方法じゃないですか。だから、そういうHするしないじゃなくて。

小室:
ああ。あの、もう探し出し方は僕はもうそういう探し方は今してないと思う。

岡村:
あ、本当に。

小室:
あの、アピールの仕方っていうのが、さっきの鎧と一緒でそれも同じなんだよね、俺の中では、アピールの仕方っていうのはね。だから、もっと本当違った「これは思い付かないだろう」ってていうのを持ってる人じゃないと、ここまで届かないような状況になってるから。

岡村:
そうですか。

小室:
まあ、それを岡村君が羨ましいと言ってくれるんであれば、あの、なんかオーディションで募集しますと、デビュー。ということであれば、今はもちろんすごい夥しい数の女の子たちが目指してそのオーディションに来るかもしれないけれど、それはだから、全部アピールの仕方がその枠に入ったとたん全員一緒になるわけだから。そこから選ぶようなわけにはいかないようなとこまできちゃってるから。なんか、大丈夫? それで。

岡村:
はい。

小室:
だから、もうちょっと違うところから見い出すしかないと思ってるからね。いやぁ、そうか。そういえば思い出した。そういう曲とか作ってたよね。

岡村:
はい。

小室:
すごくね。

岡村:
で、まあ、ベルファーレ行くとですね、セクシーな女の子がたくさんいるわけですよ。で、胸の大きい子がいれば小さい子もいるし。胸の大きい子はやっぱりそれを意識して踊ってるわけですよ。

小室:
あ、そうなの? あ、やっぱりそうか。

岡村:
はい。そうするとジーッと見るわけですね。で、それを見て「OK、OK」と思って見てるでしょ。で、もうすごく気がそっちにいく時があるんですよ。もう顔が (目を見開いて)こんなになるぐらい気になってる時あって。で、その時ふと気付くんですよ、「あ、でも、脂肪じゃん」って思って。「ただの脂肪じゃん」と思って。「なんで俺、ただの脂肪にこんなに(目を見開いて)なってるんだろう」って思って、「自分の気持ち、こんなに持ってかれてんだろう」って思って。「ウワァーッ」ってある時気が付いて。「でも、僕だけじゃない。巨乳ブームとかいって、みんな心を持ってかれてるはずだ」って気が付いて。で、ただの脂肪の塊じゃないですか。それになんでこんなに気持ちを持ってかれるんだろう? と思って答えは出てないんですけどね。

小室:
まあ、それはそうだね。そこまで深くは思ってないんだけど、みんなは男の人で若い人は毎日思ってるんだろうね、それは。

岡村:
はい。

小室:
きっとね。夜、寝る前はそう思って寝ちゃって、朝、起きたらまた思って。学校か仕事、仕方なく行ってっていうふうな繰り返しをしてるだろうね。

岡村:
ただの脂肪なのにね、不思議ですよ。

小室:
あの、まあ、それは恋愛に通ずるかもしれないけど、そこだけは一番やっぱり僕のなかで今は深いから、そういう話しはすごい好きだよね。

岡村:
あ、本当に。

小室:
だって、僕もわかんない部分だから。音楽の話しはわかって話せて。さっきも言ったけど、話していけちゃうから。理論がわかってっちゃうっていうか、ある程度まではね。いくら「音楽ってすごいよね」とか話しをしていても、でもある種、説明できるところあるから。女の人のこととか恋愛はいくら話し込んでも結局、わかり合って帰らないでしょ、多分。これで夜ずっと話ししてて、何日もそういう話しばっかしてても。

岡村:
そうですね。

小室:
「じゃあ、よくわかったね、それじゃあ」っていうことでは帰れないよね。多分、「よくわかったね」って帰っても、もしもそこでまた女の子、女性となにか出来事があったり話したりとたとたん、次の日また大きな疑問を持ち帰ってくるでしょ。多分そうだよね。まあ、それはすごく未だに一番わかんないことだよね。

岡村:
「メリットを求めるな」って思うことあります?

小室:
相手に対して?

岡村:
「この野郎、俺に対してメリットを求めんなよ」とか思ったり。

小室:
いや、それは思わない。

岡村:
あ、本当に。OK。

小室:
OK?

岡村:
わかりました。

小室:
あの、前、こんな話しはしなかったね。

岡村:
はい。

小室:
ぜんぜんね。

岡村:
はい。

小室:
より解放された感じなのかな? 岡村君は。

岡村:
いや、だから、知りたいことはたくさんあったんですよ、小室さんに対して。だから聞いてたんだと思います。

小室:
もっときっとでも、たくさんあるんじゃないの?

岡村:
いや、ありますよ、小室さんについては知りたいことがたくさん。

小室:
そうだよね。じゃあ、まあ、これは一応、これほとんど番組忘れてると思うんだけど。

岡村:
はい。

小室:
番組なんで、とりあえずあの、きっと今日はそのリクエスト確かにすごくあって、そういうので見てくれてる人もいるんで、今後の2月に武道館あって、もうすぐですよね、東京ではね。

岡村:
はい。

小室:
それからは活動はけっこういい感じローテーション通りいける感じですか?

岡村:
はい。

小室:
とりあえず日本で? 日本でっていうか。

岡村:
はい。

小室:
僕は今年、けっこう向こうに頑張ろうかなとは思ってるんだけど。

岡村:
らしいですね。なんか小室さん、もう外国で戦略があったりとかお家を建てられたりとか。

小室:
一生懸命やってるけど、それは。

岡村:
英語の例えば詞とか書く時はどうすんですか?

小室:
あの、ダンスミュージックは自分で書いてるけど。今んとこは必死に書いてるけど、それは。まあ、もちろん直しもあるけど。ミュージシャンっていうよりはプロデューサーでやってるから。それこそあの、ハイアーするっていうのも、いろんな人を。それもプロデューサーの力っていうか、だから。そういうの考えてやってますけどね。うん、まあじゃあ、僕またすぐとりあえずいっちゃうんですけど。

岡村:
あれ? いっちゃうんですか?

小室:
すぐ戻っちゃうんですけど。で、なんか、さっき話しとかしてるとけっこう面白いよね、そういう話し。

岡村:
いっちゃうんですか。

小室:
けっこう今、向こういっちゃうこと多いんでね。

岡村:
じゃあ僕はたまにベルファーレ行きながら、小室さんのことを思ってますよ。

小室:
やっぱりあれってすごくシンボライズされたもんなのかな? あそこの場所って。

岡村:
ええ、ええ、ええ。行く度に考えます。

小室:
ああ、やっぱりそうなんだね。そうか。他の場所もなんかあるといいんだけどね、そういう場所がね。あると思うんだけどね、何箇所はそういうの。そういうのもちょっと見て欲しいですね。

岡村:
はい。

小室:
わかりました。じゃあ、とりあえず今日はこんなとこで。

岡村:
はい。

小室:
久々に会えて嬉しかったです。

岡村:
僕もすごく嬉しかったです。

小室:
ありがとうございました。

岡村:
どうもありがとうございました。

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