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NON-EDIT TALK : T.M Revolution 西川貴教*華原朋美

華原:
こんばんは、華原朋美です。そろそろ寒い季節が来ましたね。寒い時はあったかい曲を聞きましょう! ということで,今日のゲストはT.M Revolutionの西川貴教さんです。こんばんは。

西川:
こんばんは。

華原:
私、変ですか?

西川:
何なんですか? その最初のトークは。何ですか。それで本当にいいんですか?

華原:
だって台本通り。そうやって書いてあるんだもん。

西川:
ああ、そう。そうですか。そう。だったらしょうがないです。そうですね。

華原:
うん。

西川:
そうですか。あったかい曲。あったかい曲?

華原:
あったかい曲って書いてない。暖かい歌を聞きましょうって書いてあった。

西川:
あ、暖かい歌。心があったまるような曲ってことね。

華原:
はい、そうです。

西川:
ですよね。んんーっ!

華原:
んんーっ!

西川:
よかったです。はい。お久し振りという感じなんですが。

華原:
久しぶりです。お久し振りです。

西川:
でも番組で御一緒させて頂いたのは、ちょっと前になるんですけどそれが初めて。

華原:
初めてでしたね。カレー食べてたじゃないですか。

西川:
そうですよ。なにが悪い。ほかになんにも残ってないんですか? 僕の印象。他にあったじゃないですか。

華原:
うん。あとは。

西川:
「素敵だったなぁ」とか。

華原:
うん。細かった。

西川:
あ。

華原:
細いですよね。ぶょーん。

西川:
ぶょーん!? ねえ、どうしてあげたい? どうしてあげればいいかなぁ。でも、細いの変わらないでしょ。

華原:
体重何キロですか? 

西川:
今、40。でもちょっとね、いろいろこう食べる機会が。食べる機会っていうと、なんて言えばいいのかな? ちょっとまあ、海外へ行ったりとかもしてたんで、いろいろ。ほら、向こうってステーキとかでもこーんなじゃないですか。

華原:
こーんなですよね。

西川:
いや、もうちょっと小さい。こおぉーんなとか出てきたら、それはそれで大変だと思うんですけど。まあこれぐらいね。出てくるでしょ。

華原:
はい。

西川:
そうそう。で、いっぱい食べてると体重が戻ったんで、42ぐらい。

華原:
ふん。

西川:
どうしたの?

華原:
朋ちゃんと一緒だ。

西川:
でしょ? でも痩せてる。痩せてるって。女の人で42っていうとすごいガリガリだよ。

華原:
ガリガリじゃないよ。

西川:
うそだぁ。

華原:
わかんない。

西川:
なんだよ? どっちなの? あ、でもね、女の人だってほら。男の人はどこにも肉付くとこないし。周り見てるとけっこうね、すごい人けっこういますけど。このスタジオの中にも。僕の3倍ぐらいの人もけっこういましたけど。でも女の人で42。うん、けっこう痩せてると思うけどなぁ。

華原:
良かったぁ。

西川:
うん。良かったぁっていうか、もうちょっと太っても大丈夫。

華原:
そうですか?

西川:
そうそう、そう。

華原:
今日は「TK MUSIC CLAMP」初めての男性ゲストなんですよ。

西川:
ですよね。

華原:
はい。

西川:
だから?

華原:
嬉しい。

西川:
ありがとうございます。華原さんがやられてて。

華原:
なんで華原さんって言うの?

西川:
じゃあ、なんて呼べばいいの? 教えて下さい。

華原:
朋ちゃん。

西川:
朋ちゃん? じゃあ、朋ちゃん!

華原:
あぁ!?

西川:
なんでよ? どっちも駄目じゃん。じゃあ、どう言えばいいの? ねぇ。じゃあ、朋ちゃんね。

華原:
はい。

西川:
じゃあ、朋ちゃんがやり始めてからだと男の人ってずっとなかったんですね。

華原:
ないです。今日初めてです。

西川:
初めてですよね。今後も多分ないのかも。僕はまた来ますけど。ええ。

華原:
来て下さい。

西川:
でもねえ、どうですか? ほら、ずっと女の人と喋ってたんでしょ?

華原:
うん。緊張する人もいれば、すごい楽しくしてくれる人もいるし。で、質問したことで「うん」って言われちゃったらそれで終わりだから。

西川:
ああ、なるほどね。

華原:
もっとこう「それはね」っていうのがあると朋ちゃんもっといいなぁって思う時もあるんだけど。はぁ、うまく話が。

西川:
でもまあ、わかるわかる。でもなんか、なんかやっぱり人と話とかするのは。でも基本的に好き?

華原:
うーん? 好き。

西川:
どっちなの。ちょっと考えたですけども。僕はすごい好きなの。好きなんですよ。

華原:
じゃあ、今日はいっぱいお話してって下さいね。

西川:
うん。いっぱい話してね。

華原:
はい。

西川:
そう。この間もキティちゃんのお話はちょっとしたのに、それ以外は話してなかったから。僕が聞いたことぜんぜん答えてくれなくって。

華原:
え? なんでですか?

西川:
僕なにを? なんかを聞いたの。そしたら「朋ちゃんキティちゃんが好きなの」って言われて。「うーん? 僕の聞いたことはぜんぜん答えになってないのね」みたいな感じだったから。

華原:
ごめんなさい。

西川:
ううん、ぜんぜん。きっと、だから「見てるまんまだなぁ」って思って。僕のイメージ通りだったんですごいハッピーでした。

華原:
そうですか。じゃあ、いっぱいじゃあ聞きたいこと聞いてっていいですか?

西川:
うん。僕も聞いていいですか?

華原:
はい。

西川:
じゃあ、お互い今日はよく知り合う会。そういうことで、ね。

華原:
はい。

西川:
そう。だから僕は朋ちゃんのことをよく知る日にします。

華原:
そうですか。ありがとうございます。

西川:
僕のこと知らないでいいの?

華原:
ううん、知りたい。

西川:
知りたいよね。だよね。言わせてるみたいだなぁー。嫌だなぁー。

華原:
違う。違うよ。

西川:
違うね。違うね。

華原:
うん。

西川:
じゃあ、僕のことたくさん知ってくれる日にしてください。

華原:
はいっ! はいっ!!

西川:
よろしくお願いします。

華原:
よろしくお願いします。あのさっそくなんですけど。

西川:
うん。

華原:
プロデューサーが浅倉大介先生。

西川:
はいはいはい。なに笑う? 笑うタイミングでもなんでもないと思うんだけど。

華原:
え? そんな。

西川:
「ぐふふふぅ」って。うん、そうです。うん。

華原:
一度、浅倉大介さんが持っているラジオ番組に1回ゲストで出演させて頂いたことがあるんですけど、すっごい暖かい人ですね。

西川:
うん。なーんて言うんだろう? あの人も不思議な人で「どうぼ。あたくだだいとぅけでとぅ」って喋ってたでしょ。「きょうばよどてぃくで」って言ってたでしょ?

華原:
ううん。

西川:
言ってたでしょ。うんって。

華原:
うん。

西川:
うん。うん、ね。うん。でもだから、そういう意味では僕も。あ、そうか。でも僕は小室さんには一度もお会いしたことがないんでね。

華原:
あ、そうなんですか?

西川:
だから、どういう方かまだ僕は存じ上げてないんですけど。

華原:
小室さん。

西川:
おいおい、おいおい。

華原:
小室さんはねぇ……。

西川:
もうポーッとなってはるがな。おい。ほんまにどうしたらよろしいんでございますのん?

華原:
いやいや、違う違う。違うの! 違うの違うの。小室さんはすごい頭のいい人ですよ。うん。

西川:
うん。だと思う。

華原:
元気なのかなぁ? って。

西川:
なんや急におセンチな感じ。朋ちゃんちょっとおセンチになってはりますけど。あのうちの人も、うちの奴、プロデューサーも頭はいいですよ。

華原:
うん、そうですよね。

西川:
うん。そういう意味では、なんて言うたらやっぱ、なんて言うんだろう? 立場的にっていうか。朋ちゃんも小室さんがいて、いろんなその、なんて言うかまぁ、愛情みたいなものをいっぱいもらったりとかしてるでしょ?

華原:
はい。

西川:
僕もそういう意味ではすごくいい関係というか、そういう感じがして。なんかすごい似てるような気がしてるんですけど。

華原:
親戚?

西川:
親戚やね。 

華原:
だって今スタッフの人と打ち合わせしてきたんですけど、いろいろつながりがありますよね。

西川:
あ、ありますね。特にね、やっぱり大ちゃんて元々ね。

華原:
大ちゃんって呼んでるんですか?

西川:
そう、大ちゃん。なに笑って? 今なに笑ってるの? なに今? 今の笑いはなんなの?

華原:
ごめんなさい。すいません。

西川:
いや、ぜんぜん。いや、謝らないで下さい。普通に。

華原:
普通に。

西川:
友達。おいおい。急に飲みだすんやなぁ。いや、ぜんぜんいいんですけど。大ちゃんはね、すごく僕にとってもすごく大切な人だし。でも一番のライバル。

華原:
ライバル!?

西川:
ライバル。うん。なんて言うんだろうなぁ? まあ、まず最初にシングルとかアルバムとかレコーディングする時に歌うでしょ。それで歌う。笑うところじゃぜんぜんないよ。なに言ったんだろうな? まあいいや。とにかく歌うでしょ。で、歌う時に発売したらみんな聞いてくれるけど、その前に一番最初に僕の歌を聞くのは大ちゃんでしょ。だからまず大ちゃんが「よし!!」っていうか「いいな」っていうかそういうふうに思わないと、やっぱり一番駄目っていうか。なんちゅうのかな? 一番最初の大きなハードル。でしょ?

華原:
ハードル。うん。はい。

西川:
朋ちゃんもだから、先生が、先生っていうか小室さんが聞いて「朋ちゃんグーッ!!」みたいなんがあると、もうドーンと行くわけですよ、ね。だからそういうのもすごく、そういう意味ですごく何て言うかな? 乗り越えないといけないっていう意味でライバルっていうか。絶対「うん」って言わすっていうかさ。

華原:
ああ。

西川:
あるでしょう? なんか絶対「あっ、最高だな!!」って思わせるっていうか。

華原:
うん。でも、あんまり小室さんはそういうの見せてくれないんですよ。

西川:
あ、本当に? うちもあんまり見せないけど。うちもってなんか変ですけど。うちもあんまりね。そう。でも、もうわかってるからだと思いますよ、小室さんも朋ちゃんも。

華原:
そうですか?

西川:
うん。敢えてあんまり「いい、いい」って。ほら、よく言うじゃないですか。誰かが言ってたけど、すごいそれは思うなぁと思うのは「すぐ褒める人はすぐけなす」ってあるでしょう? 

華原:
辞典に載ってるやつ?

西川:
んー? 微妙。かなぁ?

華原:
微妙?

西川:
でもなんかね、それはすごくあるような気がしてて。だから褒めないっていうか、まだまだ次の朋ちゃんのいいところを、どんどんもう先に見てると思うのね。だから多分もう言わないんじゃないかって。「あ、もっと次はこういうことが出来るんじゃないか」とか。

華原:
なんか、席、変わりましょうよ。

西川:
あ、変わったほうがいいような気もしてきましたけど。えぇ、今日の「TK MUSIC CLAMP」西川貴教がお送りしてますけれども。と思いますけどね、うん。なに?

華原:
あの元々、元々っていうかT.M Revolutionっていうのはどういう由来があるんですか?

西川:
うんとね、まあ名前は、M は、もうTakanori Makes Revolutionなのね。

華原:
Takanori Makes?

西川:
Revolution。

華原:
Revolution?

西川:
うん。で、まあ革命を僕が起こしていけばいいなかぁっていうことなんですけど。

華原:
革命?

西川:
革命。最近聞かないよね、革命ってね。

華原:
革命? 運命とかはよく聞くけど。

西川:
うーん?

華原:
うーん? すいません。

西川:
笑っとこう。笑っとこうね。こういうところは笑うところだから。

華原:
笑うところよぉ。

西川:
でもね「笑うところよぉ」て。あのね、でもなんて言うんだろう? 革命ってすごく大きいこと。うーん? すっごく大きいこと、イメージ。

華原:
「大っきいことをなんか起こすよ!!」みたいな。

西川:
うん、結果はそうなんですけど。ほら、いろんな僕らがやってる曲とかライヴとか見てくれたり聞いてくれたりして、で、すごく楽しいなと思ってくれたりとか。

華原:
はい。

西川:
なんかいい返事ですね。

華原:
はいっ。

西川:
で、少しでも楽しい気分になってくれたりとか、なんかちょっとでも考えてくれたりとかすると、きっとなんか少しずつみんな変わっていったりとかするじゃないですか。

華原:
はい。

西川:
うん。朋ちゃんも歌っていくうちにどんどん変わってきたでしょ?

華原:
はいっ!!

西川:
はぁい。だからそういうのがどんどん集まってきて、みんながほら、どんどんそういうふうに変わってくると、きっと大きいものになるんじゃないかなぁ、ぐらいに思ってるんだけど。僕が何かしていくって言うよりは、T.M Revolutionっていうプロジェクトにみんながパワーを注いでくれると。うん、だから僕もT.M Revolutionの一員なんですよ。だからよく「T.Mさん」って言われて。僕はT.M Revolutionの象徴。

華原:
象徴?

西川:
うんとね、うーん? 簡単に言うと、クリスマスツリーを想像しましょう。

華原:
はい。

西川:
一番上にお星様があります。

華原:
はい。

西川:
それが僕。

華原:
王子様ですね。王子様。

西川:
それが僕です。それが僕。そうですよ。僕はもう思ってないんだけどね、みんなが言うのね。

華原:
王子様ぁ。

西川:
そうなのよ。もうわかったみたいだね、朋ちゃんも。

華原:
はい。

西川:
一応わかったみたいなんだけど。なに? なによ。嫌なの?

華原:
ううん、嫌じゃない。

西川:
でしょう。だからそう、そうなのよ。僕はみんなに愛を与えるために。

華原:
好きな言葉は「愛」ですから。

西川:
そうです。よく御存じで。

華原:
見てきました。

西川:
なーにを? こーんな大きいの。なにが? 見てきました?

華原:
見てきました。はい。すごいですね。

西川:
ん? なにが?

華原:
歌もすっごいうまいですね。

西川:
あ、ラジオで言ってくれたでしょ。俺知ってるんですよ。それを聞いてすごい嬉しかったです。

華原:
いや、本当にそう思ったから言ったんです。

西川:
本当に? いやすごい嬉しかったです、うん。あのね、手紙をみんなファンクラブとかに送ってくれるでしょ。それ見ててあったんです。「朋ちゃんがこの前ラジオで言ってました」って。それを聞いてもうすごい「やったぁー!!」って嬉しかったです、うん。

華原:
でも、みんな言いますよ。

西川:
本当に? 

華原:
うん。あの喋ってる時は面白いけど。

西川:
はい。

華原:
何ていう言葉にしていいかよくわからないんですけど、朋ちゃんの印象としてはすごいなんか楽しい人。

西川:
あ、嬉しい嬉しい。

華原:
それで、歌を歌うとすっごい強い人っていうイメージがあります。

西川:
おぉ。へぇー。でもそう、でも。

華原:
強い感じ。

西川:
強い感じ?

華原:
強いし「みんな、付いて来て!」っていう感じ。

西川:
ああ。

華原:
みんな一緒っていう。

西川:
そうそう。でも同じでしょ? 気持ち。

華原:
緊張するよ。歌ってる時。

西川:
そんなふうに見えないけどなぁ。

華原:
そうですか?

西川:
うん、ぜんぜん見えません。

華原:
はい。

西川:
うん。すごい「私が一番よぉ!!」って歌ってる気がするんだけどね、やっぱり。

華原:
え? そんなことないですよ。

西川:
いや、やっぱね。でも、なんかちゃんと自分がすごく歌の中で出てるなぁって。それはやっぱりその「小室さんが朋ちゃんをすごくわかってる」のもあるのかなと思って。なんで笑ってるの? でも、なんかそれはすごく感じるんですね。うん。

華原:
ありがとうございます。

西川:
いえいえ、なんかね。僕もね、やっぱりそうだなぁ、いろいろやっていく中で、なんかそうだなぁ、強いっていうのってどうなんだろうね? すごく不思議というか、なんて言えばいいのかな?

華原:
強いっていろんな意味があるじゃないですか。

西川:
そうそう、うん。

華原:
でも、西川さんの場合、強いって朋ちゃん言ったけど、でも強い中にもいろいろがあって、きついとかもあるじゃないですか。強いの中にって。

西川:
ああ、そういう。うんうん。

華原:
そういうんじゃなくて、強いの中に優しいっていうのがあるっていうのはいいなぁって思う。

西川:
ああ、すごい。なんか。

華原:
間違ってますか?

西川:
いや、ぜんぜん。あんまりね、褒められるのに馴れてないんで、ちょっとポーッとなってます。いや、でも同じじゃないかなぁって思って。歌っててすごく手を差し伸べる時あるでしょ。こう両手を広げる。あの手がフワァーッっていう感じが、なんか気持ちが広がりっていうか。ん!? 気持ちが広がり!? わかんねぇな。とにかく歌。

華原:
はい。

西川:
歌がすごい好きでしょ?

華原:
はいっ。

西川:
すごい好きでしょ?

華原:
すごい好き。

西川:
そうそう。僕も同じ。歌がすごい好きなの。で、まあ、自分もう歌しかないっていうか、これしか自分を表現する方法がないって本当ずっと思ってて。だから、それに賭けてるというかその気持ちが同じ感じがしてて、うん。

華原:
はい。

西川:
歌ってる時が一番見てて楽しそうでしょ? 見ててすごい思うのね。なんか歌ってる時が一番楽しそうだなぁと思ってて。

華原:
ありがとうございます。

西川:
いえ、僕も歌ってる時が一番楽しいので。なんかその部分っていうか、なんかそれが近い気がすごいしてるんですよ。しません?

華原:
します。

西川:
ねぇ! なんかね、あとは同じようにその、そうだなぁ? 大事に思ってくれる人がいるっていうか、朋ちゃんのことをすごく大事に思ってくれる人がいるのと同じように、僕も大ちゃんっていうすごく僕を大事に思ってくれる人で、僕自身もすごく一番大事にしてる人がいるじゃないですか。そういう関係もすごくお互い似てるような気がしてるんですけど。

華原:
似てますねぇ。

西川:
うん、なんかね。不思議なんですけど、うん。

華原:
その音楽って、歌を歌うことには小さい頃からの夢だったんですか?

西川:
うーん?

華原:
なんか私わかんない。聞いてみたい。

西川:
あ、本当に? えっとね、最初にやっぱり、一番最初に歌い始めたのは中学校ぐらいかな? バンド組んで歌い始めて。最初はコピーバンドで。

華原:
コピーバンド?

西川:
うん。なんか洋楽のカヴァーとかやってたんですけど。その時はね、もうロック。ロックで最初からヴォーカルで。ロックだったんですけど丸坊主ちゃんでしたね。

華原:
髪の毛なかったんですね?

西川:
そうそう。髪の毛なかったんじゃなくて切ってたの。そう、なんかヅラみたいに言うなぁ。違いますよ。ちゃう。それは学校の校則で。

華原:
校則?

西川:
そう。わかるでしょ?

華原:
はい。

西川:
わかるでしょって、当たり前なんだけど。校則で丸坊主だったんです。で、それで文化祭のね、うん、文化祭で体育館で初めて歌ったんです。

華原:
私も高校生の時に文化祭があって。それで私は、本当はそういうのあったんですよ。文化祭で体育館で歌ってる子とかいたんですよ。で、これは初めて話すことだね、あの、本当は歌いたかったのね。だけど私は一番前に座って見てました。

西川:
見てたんだ?

華原:
すごいそういうところ憧れてたなぁ。

西川:
ちょっと悔しい感じ?

華原:
「自分があそこに立てたら嬉しいな」って思ってた。

西川:
でも僕もあれなんですけど、人のライヴとか、あとそうだなぁ、高校生ぐらいの時とかにいろんな人のライヴとか見にいったりしてたんですよ。海外の方もそうだし、うん。日本の人もそうだけど、見に行くとね、同じ気持ちだったと思う。なんか悔しいの。悔しくない?

華原:
悔しい。悔しいっていうか。

西川:
悔しいって。だから「なんで僕がここにいるのか。なんであそこに立ってないのか」ってすごい思わない?

華原:
本当の心は、うん。

西川:
そうそう。すごいライヴ人のライヴとか見てもすごい楽しいんだけど、それ以上になんかね、「僕はなんでここにいるんだろう?」ってすごい思ってた、ずっと前から。だからすごいわかる。

華原:
わかります?

西川:
うん。今でもやっぱり時間があったら、できるだけ人のコンサートとか見に行きたいなとか思って行くんですけど。でも行くとね、自分もツアーなんかたくさんやってるくせに、でもやっぱりそれでも「なんでここに僕がいるんだろう?」って思う。

華原:
もう、マイク奪い取りたくなるような気分?

西川:
そうそう。今すぐずーっと走ってって人のマイク取って歌いたくなる。なるでしょ?

華原:
うん。やったことありますよ私。カラオケ屋さんで。

西川:
うそぉー!?

華原:
隣の部屋から自分の曲が聞こえてきたんで。

西川:
聞こえてきたんだ。

華原:
それで「ん! 朋ちゃんの歌だぁ!」って思って、走ってってマイク奪って思いっきり歌ったみたいな。

西川:
うそぉー? よくないよ。

華原:
よくなかったですね、それはね。

西川:
びっくりしたでしょ、みんな。

華原:
うん、びっくりしてました。

西川:
びっくりするよ。だって「さ、朋ちゃんの歌を歌おうかなぁ」って思ってて本人出てきたらびっくりするよ、イントロで。びっくりすると思いますよ。でも僕も今度やってみようかなぁ。どっかでね。

華原:
え? ダメ。危ないから。

西川:
危ないの? なんで?

華原:
ダメ。

西川:
ダメ? じゃあ、やめます。一緒にどっか行った時に、じゃあ2曲続けて二人で歌ったらびっくりするだろうね。

華原:
面白そう。

西川:
面白いよね。あ、面白いね。

華原:
うん、面白い。

西川:
二人でどっか行って。で、カラオケ屋さんで隣の部屋に隠れてて、朋ちゃんの曲がかかったら時は、じゃあ、タンバリン持って僕は応援する役で。「あっ、そーれっ!」って。

華原:
楽しい!!

西川:
「あっ、そーれっ!! そーれっ!!」って応援する役で。僕の曲やる時は応援してね。

華原:
うん、わかった。私じゃあ何やろうかなぁ?

西川:
なーにがいいかなぁ。何がいい?

華原:
なんでもするね。

西川:
なんでもする? 本当?

華原:
なんでもする、うん。

西川:
じゃあ、もうクラッカーとかいっぱい鳴らして。

華原:
いっぱいじゃあ、もう。

西川:
本当に? ガンガンやってガーッって盛り上げてくれる?

華原:
うん。

西川:
よし。じゃあいいよ。それをちょっとやりましょう。できるといいよね、でもね。楽しいよね。

華原:
楽しそうですね。

西川:
そういうのもなんか楽しいなぁと思うんだけど、でもなかなかね。どう? でも、ゆっくり遊びにいったりとかできないでしょ? なに?

華原:
私が聞こうと思ったのに。

西川:
あ、本当? ごめん。

華原:
ううん。

西川:
いや、でもすごい思ってて。

華原:
聞いてくれて嬉しいです。

西川:
どうかなぁ? と思って。

華原:
最近遊んだりとかですか?

西川:
うん。

華原:
最近してないです、遊んだりとか。

西川:
だろうね。そうか。

華原:
西川さんは?

西川:
ううん。あ、ちょっと前にまあ、海外とか行ったりして。

華原:
それはレコーディングとかですか? 仕事で海外に行ったの?

西川:
うん、それも兼ねて。そうなんですけど。

華原:
どこに行ったんですか?

西川:
ロスのほうとか、ハワイのほうとか。

華原:
いいなぁ。

西川:
ハワイはイベントとかで行ったんですけど。

華原:
ハワイでイベントしたんですか?

西川:
そうそう。あの、200人ぐらい。そんなにいないかな? 200人ないぐらいで。

華原:
外人さんですか?

西川:
違う違う。イベントって言っても、みんなで日本から飛行機で。

華原:
みんなで?

西川:
そうそう。遊びに行くっていうのだったんですけど。楽しかったですけど。そのあとロスへ行って次のアルバムを。

華原:
今日シングル発売ですよね。10月22日。

西川:
そうそう。

華原:
おめでとうございます。

西川:
はい。聞いてもらえました?

華原:
ええ。

西川:
ありがとうございます。えーと、なーによ? その目は。じゃあ、ちゃんとあとでプレゼントしますから。

華原:
じゃあ、私からも。

西川:
あ、新しいやつ? くれますか?

華原:
新しいやつっていうか。

西川:
ちょっと前のやつですよね。うん。

華原:
はい。

西川:
僕は聞いてます。

華原:
あ、ありがとうございます。

西川:
CMでもね。

華原:
CM見ました?

西川:
ええ、見ました。

華原:
ありがとうございます。

西川:
いえいえ、ね。

華原:
CMとかやらないんですか?

西川:
CM? やりたいっていうかべつに。どうなんでしょうねぇ? 来ればいいなあと思うけど。でもどうなんでしょう? 僕なんか使ってくれる人いるのかなぁと思って。

華原:
いるに決まってるじゃないですか。

西川:
本当に? じゃ朋ちゃんのCDのCMに使って下さい。

華原:
え? なんでですか?

西川:
いや、なんとなく。雰囲気ですけど。いや、朋ちゃんのCDを僕が宣伝するんですよ、CMで。どう? よくない? 「聞いてね!」っていうやつ。どうです?

華原:
ありがとうございます。

西川:
じゃあ、僕のやつやってくださいね。

華原:
はい。

西川:
でも、今日ちょうど発売なんで。

華原:
よかったですね。

西川:
あの、冬の曲ですけど。

華原:
冬の曲なんですか?

西川:
冬の曲だけど、でも最初のお話じゃないけど、暖かい曲ですよ。気持ちよくする。

華原:
「WHITE BREATH」。

西川:
うん、そうよ。笑うとこじゃないよ。これは真剣に皆さんにお伝えすべきところでしょ。

華原:
「WHITE BREATH」です。今日発売です。10月の22日。T.M Revolution「WHITE BREATH」皆さんどうぞ聞いて下さい!

西川:
はい、すばらしい。上出来です。それが言えれば今日はもうバッチリ。

華原:
今日はもういいの?

西川:
今日はもうバッチリ。いやなんか、僕、じゃあ次なんかします。

華原:
ううん、私はいいんですけど。でも、西川さんて朋ちゃんが付き合ってみたい人です。

西川:
本当に? 嘘だぁ。

華原:
本当に。

西川:
嘘。本当に? いや、ぜひ結婚を前提に。結婚を前提に、はい。

華原:
お願いします。

西川:
ええ、両親も健在ですし。

華原:
うちも両親健在です。

西川:
ああ、でしたらぜひ近いうちに両親東京に連れてきますんで、ぜひ。

華原:
べつにいい、うん。

西川:
なんだよ、嫌なのか? いや、まあでも。

華原:
いや、嫌じゃない。女性のタイプ聞きたい。

西川:
あ?

華原:
西川さんて、あ、T.M Revolutionて女性のファンが多いじゃないですか。

西川:
うんうん。

華原:
多くないですか? どっちかって言ったら女性のファンの方のほうが多い んじゃないですか?

西川:
そうですね、うん。

華原:
でも、男の人よりもいっぱいいるかなって。

西川:
うん、そうですね。ライヴとかだと。

華原:
あ、やっぱりそうなんですか。女性のタイプを聞きたいんですけど。

西川:
はい。女性のタイプですか? そうだなぁ……。

華原:
興味ない?

西川:
ううん、違うよ。メチャクチャなこと言ってますよ、それ。それ何気ないこと言ってるけど、すごいことよ。

華原:
ごめんなさい。

西川:
ぜんぜん平気です。平気じゃねぇや。ダメダメ、ダメです。そこらへんはちゃんと否定しとかないと。あのね、やっぱそうだなぁ、意外とこう見えてね。

華原:
こう見えてって?

西川:
こう見えて。だからほら、なんて言うのかな? けっこう女の人に何でも任せる感じに思われがちなんですけど、どっちかって言うとやっぱりどっか行くんだったら自分がどっかっていうか、引っ張って行ったりとか。

華原:
ふーん、優しい人なのね。

西川:
いや、どうだろう? でも、きっとでも、つまんないかもよ。

華原:
ううん、つまんなくない。

西川:
本当? でもね、よく、でも飽きさせはしないという自信はありますよ。そういう自信はあるけどなんて言うんだろう? どっかに行くことでそういうイベントにするよりは、二人でずっといたりとかするほうが好きなんですよ。そうそう、家でゴロゴロしたりとか二人で。だから、そういうのが分かる人っていうか。だから例えば、自分が「きれいだな」と思うものとかが、同じように「きれいだな」と思ってくれたりするような人だといいなぁとかすごい思う。

華原:
ああ、それはそうですね。ちなみに男性のタイプは?

西川:
男性のタイプ? 難しいなぁ。うーん? でもやっぱりライヴ見たりとかして格好いいなとか思う人はたくさんいるけど。

華原:
いっぱいいますよ。

西川:
いっぱいいるよね。いや、女の人とかもそうですけど、男の人とかでもすごいいっぱいいるんで。まあそうだなぁ、タイプって言うか、単純にいいなと思うのは、格好いいなと思うのはプリンスとか。

華原:
プリンス。

西川:
まあ元プリンスになるのかな?

華原:
外人の人?

西川:
そうそう。外人の人よ! そうよ。間違いなくそうです、ええ。少なくとも東洋人でないことは確かです、ええ。だいたいプリンスっていうのをどうすれば漢字に直せるかっていうのが、すごい問題になってくると思うんであれなんですけど。でもまあ、すごい格好いいっていうかさ、なんかね、ロス行った時に向こうでいっぱいビデオ買ってきたんですよ。向こうのミュージックビデオ。

華原:
ミュージックビデオ?

西川:
うん。ほら発売してるのがあるでしょ。いっぱいビデオ買ってきて、なかにプリンスが何本もあって。見たやつで日本じゃあんまり売ってないやつだったんですけど、それを見たんですけどちょっと縮尺が変なの。

華原:
縮尺?

西川:
あのね、縮尺。なんて言うんだろう? うーんとね、全部の長さが、つま先から頭のてっぺんまでの長さがちょうど腕ぐらいね。

華原:
はい。

西川:
で、頭が拳ぐらいなの。わかる? ちょっと不思議な感じなの。で、足短いの。でも格好いいの。そこが格好いいの、なんかね。なんだろうなぁ? あの人もすごく。

華原:
あの人?

西川:
あの人って、知り合いでも何でもないんだけど。ほら、性別とかを超えてるっていうか、なんかそういうのが格好いいなって。まあ、マイケルジャクソンとかもそうだけど関係ないじゃん。男でも女でも関係ないじゃん。いいものはいいっていうか、そういうのがすごい格好いいなって。そういう存在になれればいいなぁと思って。あの人になりたいとかそういうのはあんまりないけど、そういう年令とか性別とかじゃない、いいものはいいって言われるような。それが例えば僕であったりとか、朋ちゃんであったりとかなると思うんですけど。なれればいいなぁっていうか。

華原:
なれてますよ。

西川:
本当に? もう付き合うしかないね。え? 何だよ。なんかためらいがあるんだよなぁ。

華原:
ためらいじゃないですよ。

西川:
じゃあ、なに?

華原:
恥ずかしいんです。

西川:
本当に?

華原:
うん。

西川:
そっか。うん、そうだよね。だって会って2回目? ちゃんと会ったの2回だけだよね。

華原:
うん、2回。でも一番初めの初対面があれだったから。

西川:
ああ、そうか。でも、あの時すごい優しかったんだよね。僕がねピンバッジしか。「HEY! HEY! HEY!」でピンバッジが当たったんですけど、僕はパンチボールがすごい欲しかったんです。で、ずっと「欲しいな」って言ってたらね。ね、交換してくれたんですよね。すごい嬉しくって、今ちゃんとありますよ。

華原:
あります?

西川:
ちゃんと大事にパンチボールはとってあります。あの時すごい嬉しかった。

華原:
そうですか。よかったです。

西川:
いや、ごめんなさい。なんか。

華原:
なんで?

西川:
いや、なんか。

華原:
だって欲しいって言ったから「はい」って言っただけだよ。

西川:
本当に。いや、あの時はすごい嬉しかった。うん、何ですか。

華原:
なんか、本当にありがとうございました。

西川:
終わりなのかよ?

華原:
終わりじゃないです。

西川:
あ、本当に? 

華原:
終わりじゃないんですけど、あのー、音楽話したい。

西川:
うん。

華原:
でも、西川さんのほうが、なんか話上手。

西川:
そんなことないですよ。僕も今日はいっぱい朋ちゃんのことを知りたいと思って来てるんで、つい聞いちゃうんです。

華原:
あ、私もそういうつもりなんですけど。

西川:
本当に?

華原:
じゃあ、うーんと、今すごい売れてるじゃないですか。

西川:
あなたに言われたくないですね。

華原:
な、なんでそうなの?

西川:
いやいや。いや、でもそんなことないよ。

華原:
すっごい大ヒットじゃないですか。

西川:
厭味だねぇ、この人は。

華原:
なんで? なんで厭味?

西川:
いや、うそうそ。嘘だよ。

華原:
厭味にならないよ。

西川:
そんなことない。でも、すごい嬉しい。そう思ってもらえればすごい嬉しい。

華原:
本当にそう思ってるんです。

西川:
本当に? 聞いてくれてます? 僕の曲。

華原:
うん。

西川:
本当に?

華原:
♪体が〜。

西川:
あ、聞いてる。今は「WHITE BREATH」なんですけど、はい。でも、すごい嬉しい。

華原:
ハートマークついてましたね、あの2曲目に。

西川:
あ、はいはい、はい。「うふ(ハート)」って。そうなんです。うん、それで?

華原:
今、すごい売れてるじゃないですか。売れる前の心境とかなんかそういうのを。

西川:
ああ。

華原:
どうだったんですか?

西川:
売れる前の心境? うーん? どういうところまでを想像してるかは、あんまり振り返ってもあんまり思い出せないんだけど。でもね、絶対に自信があったというか。

華原:
自信があった?

西川:
うん。あるでしょ? 絶対。

華原:
自信なかったですよ、私。

西川:
本当?

華原:
私のデビューの仕方がズルいっていうイメージがあったから。それで、今もずるいと思っている人はたくさんいると思うんですけど、それがすごい恐かったし。逆に女の人が武器を使うみたいな感じで、そうじゃないんだけど、そういうふうに思われてるところがあるから。今も当然そうです。

西川:
いや、あのね、僕も今実際こうやってT.M Revolutionとしてデビューする前にも、僕も音楽の活動を自分でもやってて、すごく辛い時っていうか、人が信じられなくなった時もあったし。で、なんて言うんだろうな? 今言ってたみたいな、そのつらい部分ってそういう偏見じゃないけど、そういうふに見られる部分ってやっぱり多分、もしかしたらまあ、僕がこうやってT.M Revolutionでデビューする前を知ったりとかしてる人は、もしかしたら僕のことをそうやって思ってる人も。でも、ズルいじゃないけど、そういうちょっと変なふうに思ってる人も多分いたと思うし。でもなんか、でも、十分朋ちゃんとかも、たとえ最初ああいう形っていうか、そういうふうに見られてたかも知れないけど、今ぜんぜん関係ないっていうかさ、なんか。僕も最初ね、大ちゃんのソロプロジェクトに参加したのが最初で、その時は非難されたというか。

華原:
非難?

西川:
うん。なんて言うか、大ちゃんのソロに参加したタイミングがすごく微妙なタイミングだったのかな? わからないけど。それですごくいっぱい剃刀もらったりとか。

華原:
えぇ!? そんなことあったんですか?

西川:
うん、あったよ。あったし。あと、これはすごい渋い話だね、恐いよね。こんなの喋って本当に番組になるのかな? あれだけど、まあいいよね、せっかくだし。いいよね、べつに。それはいいやと思って。あとそう、ツアーに、その大ちゃんのソロプロジェクトに参加して、でシングルを出した後にツアーに回ったの、全国。そうしたら会場で僕が出てくると、みんな座っちゃうの。

華原:
じゃあ、朋ちゃんは立ってる。

西川:
そうそう、そう。いや、今は座ってていいよ。今は座ってて、落ち着かないから。そう、みんな座っちゃうの。一番最後なの。本編のライヴがずーっと続いてて一番最後に僕が出てくる。するとね、みんな会場の人座っちゃうの。で、ライヴでアンケートとかあるでしょ。アンケートにね、いっぱい「僕さえいなければいいライヴでした」とか、そういうのがけっこうあったのね。でも、今こうやってT.M Revolutionで頑張って、朋ちゃんもそうだけど、一生懸命自分の気持ち表現してるじゃないですか。わかってくれた人は、きっと朋ちゃんのこと好きになってるし。なんか僕もその後だけど手紙とかで「あの時はごめんなさい」とか素直に謝ってくる人とかがすごくたくさんいて。で、それでやってて良かったなって。うん、すごく思えたというか。

華原:
安心した。

西川:
うん。だから、そんな思うことなんかないよ、ぜーんぜん。っていうか、そんなふうに感じないけどね、朋ちゃん見てて。

華原:
私はね、その話聞いてて私にはそういう苦労はなかったなって。

西川:
ううん。それは、自分がどういうふうに思うかだけだから。周りから見てたら大変だなって思うこともあったりするじゃない。朋ちゃん大変なんじゃないかな? とか。

華原:
でも、本当に苦労してる人ですね。

西川:
ううん。でもなんかね、その時にすごい思ったことが一つだけあって。みんながたとえ僕をどんなふうに見てても、僕が好きでいてあげられるっていうか、そういう気持ちがあると、きっとみんないつかはわかってくれるっていうのがあったからやってこれたっていうか。それなんじゃないかなぁと思って。だから歌からは逃げたくないというか、歌だけは捨てられない。歌があったから今ここにいるし、朋ちゃんとも話してるっていうことじゃないかなって思っていますけどね。

華原:
生まれてきて良かったって思った、今。

西川:
本当? いや、でもね、そう、そういう意味ですごいそういう気持ちがわかってくれる人じゃないかなってすごい思ってた。

華原:
そうですか。

西川:
そうですけど。うん、なに? どうしたの?

華原:
今年の夏にすごい本当にウワーッ!! ってT.M.Revolutionていう名前が広がったじゃないですか。

西川:
うんうん。すごく知ってもらう機会にはなったよね、うん。

華原:
そういう感じがするんですけど。

西川:
うん。

華原:
それで、何か心の変化っていうのありました?

西川:
うーん? 変化? いや、ぜんぜん。逆にね、スタッフに怒られた、この前。

華原:
何をですか?

西川:
あのね、「自覚がなさすぎる!」って。

華原:
自覚がなさすぎる? 外に出たりとかすることを「自覚がない!」って言うんでしょ。

西川:
うん、そうそう。

華原:
うん、朋ちゃんもよく言われるんですよ。

西川:
言われるでしょ!? 言われるよね。なんで言うのかなとかって思うんですけど。例えば「どこどこに何時に集合ね」って言われたりするじゃないですか。それまでじゃあ、時間あるし、お買物でもと思ってフラフラしてて「ワーッ!!」とかなったりとかして。で、その後、その場所に行ってスタッフに「今日大変だったんだよ」って言ったら「バカッ!!」て言われて。言われることあるでしょ? あるよね? 「ちょっと危ない。自覚なさすぎる」とかって言われるよね?

華原:
だから、あんまり外に出ちゃいけないのかなって思っちゃう。

西川:
あ、そうそう。同じ同じ。

華原:
でも、ある人は「外に出てもいいよ。いいけれど写真とか気をつけてよ」とかなんか。

西川:
そうそう。何か不思議な答えなんだよね。どうすればいいのかなと思って。

華原:
そうですよね。

西川:
そう。これも一緒だったね、怒られるの。「自覚ないっ!」て怒られましたね。最近よく怒られるのは。

華原:
最近出てるんですか?

西川:
そう。フラッと行きたくなったりするでしょ? 

華原:
そうですね。

西川:
でも「何してるのかなぁ?」ってすごい思う。普段、朋ちゃんとか。

華原:
私?

西川:
うん。僕はすごいね、時間があるとね、すぐ買い物に行くんだ。

華原:
買い物。

西川:
そう、服買うのがすごい好きで。

華原:
可愛いね!!

西川:
可愛い? えっ? これ? これはでも、自分で買ったんじゃないんだよ。

華原:
ええっ!? でも、いつもなんかそういう感じ。

西川:
そう? でも普段からちょっと不思議な感じの恰好が好きなんですけど。

華原:
細いねぇー!

西川:
いや、自分だって細いじゃん!

華原:
えぇー!?

西川:
細くないよそんなに。

華原:
細いって言われるの嫌い?

西川:
いや、そうでもないけど。けっこう腹筋はモリモリなの。

華原:
見てみたい。

西川:
すっごいよ、腹筋は。ほら。

華原:
本当だ!!

西川:
腹筋はけっこうすごい。そんなの映してどうすんですか! 腹筋はけっこうすごい。

華原:
じゃあ朋ちゃんも。

西川:
何見せてくれるの!? それはまた後で二人だけの時に。ここはもう、みんな見てますから。僕はアレだけど。

華原:
そうか。

西川:
あのね、ちょうどね「WHITE BREATH」の…、いいよいいよ、座って。

華原:
はい。

西川:
あのね、「WHITE BREATH」のクリップを撮影してる時にね。

華原:
ビデオですね。

西川:
そう、ビデオ。

華原:
クリップって? 違う、ごめんなさい。

西川:
そうビデオ。ビデオね。

華原:
ビデオ。

西川:
ビデオ。ビデオクリップって言うでしょ?

華原:
ビデオクリップ。

西川:
そう。ビデオクリップを撮影してる時にね、上半身ジャケットがバーンとはだけて。今回ちょっとセクシーめなんですよ。フェロモン出しまくりなので。

華原:
フェロモン?

西川:
フェロモン。こうムンムンムーンと。なによ? 出てるのですよ。

華原:
ほう。

西川:
今ちょっとね、僕のラブビームにちょっとやられちゃったみたいなんだけど。

華原:
王子様にやられたって感じですね。

西川:
そうでしょう? もう、お姫様ですから。

華原:
そんなことないですよ。

西川:
なに照れてるの? で、それでね、腹筋のモリモリ加減が話題になりまして。

華原:
話題になったんですか?

西川:
そう。だから、暇で。けっこうすごい時間がかかったのね。で、暇だったから「じゃあ、もっと腹筋モリモリにしよう」と思って、ちょっとシャドウを入れてみました。

華原:
シャドウを? 結局お腹に絵を描いたんですか?

西川:
絵っていうか。

華原:
お化粧したんですね。

西川:
そう。だって暇だったの、ずーっと。

華原:
ずーっと暇だったの?

西川:
なんか、待ち時間がすごく長くって「暇だなぁ」って思って。で、ちょこっと撮って休んで、ちょこっと撮って休んでだったのね。で、だんだん暇になってくるじゃない。それで「何しようかなぁ」って思ってて「よし! 腹筋がすごいって言ってたから、もっとすごくしてみよう」って思って。「ふんっ!」って力入れてポコポコなってるでしょ。で、その下のところに影をいれてみたんだけど、そしたらすっごいことになっちゃってね。もう本当「ブルースリーの再来」みたいになってて。

華原:
カッコいいじゃないですか。

西川:
そう。なんか「歩く死亡遊戯」って言われて。けっこうすごかったんですけど。僕的にすごい大満足な腹筋なんですけど、ぜひそこを見てもらえると。

華原:
見て下さい。

西川:
そう、ぜひ1回。あの、マフラーっていうかスカーフをぐんぐん回してるところがあるんですけど、それが今回「WHITE BREATH」のポイントなんですけど。あ、今ちらっと見えたりとか。

華原:
あのビデオ格好いいよね! あの♪体が火照り出す〜。

西川:
あの上のビデオの話を。「火照り出す」って、そんな歌詞ないよ。ほ、ほてりって?

華原:
ごめんなさい。

西川:
「火照り出す」って、なんか字数もあってるんですけど、ぜんぜん歌詞違うやないですか。

華原:
違うんですか?

西川:
「体が夏になる」だろう?

華原:
♪体が〜夏にな〜るぅっ〜。

西川:
あ、なんかあってるようで、この振り付けはないねっていうか。右腕上げて「体が」。

華原:
「体が」。

西川:
腕を横に引いて「夏にな」腕広げて「る」。OK?

華原:
「夏になる」。「る」。

西川:
OK、OK。で、マイクを持ち替える。左手を肩から斜め右に下ろして「過激」左に移して「で」。しょうがねえなぁ。いくよ。

華原:
はい。

西川:
始めから。「体が」。

華原:
「体が」。

西川:
「夏にな」。

華原:
「夏になる」。

西川:
「る」でマイク持ち替えて。「過激」。

華原:
「過激」。

西川:
「で」。

華原:
「で」?

西川:
で、右手から親指立てて前に「さい」。次、左手で「こ」。次、両手で「う」。

華原:
「最高」。

西川:
完璧だね。

華原:
今度もしシングル出せたら、振り付けやって下さい。

西川:
振り付けですか?

華原:
それは自分で振りを考えたんですか?

西川:
うんとね、ずっと一緒にね、まあ座って下さい。

華原:
はい。

西川:
ずっとライヴのほうとかも一緒に、振りなんかも一緒にやってもらってる人がいるんですよ。多分、小室さんも知ってるんじゃないかな。知ってる方ですよ、多分。

華原:
小室さんもういい。

西川:
いいの? もういいの? わかった。じゃああの、そうなんですよ。その方と「こんなのがいいんじゃないか? あんなのがいいんじゃないか?」とかって言うんで。

華原:
え? 誰? 誰ですか?

西川:
えっと、林エリさんっていう方なんですけど。

華原:
女の人?

西川:
そう、女の人。昔「スターライトエクスプレス」とかやってた人なんですよ。知らないでしょ?

華原:
はい。

西川:
知らない? 川崎麻世だけが日本人で参加してるって言ってたんだけど、嘘だったのあれは。ジャニーズさんのほうがもみ消したんですけど。そんな話はいいや。それはもうぜんぜん使えない話だし。こんなの言ってて本当に大丈夫なのかな? 同録とか回されてるとい嫌だなぁ。なんかいいんですけど。じゃあ、また考えられるといいいよね。どんなのがいいのかな?

華原:
え? なんかさっきのが。

西川:
え? 本当に? 今度のやつもね、聞いてるって? ねえ? 踊ってないで聞いてよ。今もうすぐね。あ、そう。

華原:
このセット、上がれるんですよ。

西川:
あ、本当? じゃ行こう。

華原:
誰も一度もこんないいセットなのに上がってくれないんですよ。

西川:
そうだよね、大きい。あの、上のモニターの数字が出てるビデオあるでしょ。あれが今度の「WHITE BREATH」のプロモーションビデオなんですけど。

華原:
カッコいいねぇ!

西川:
カッコいいねぇ。

華原:
風が吹くのが似合う人ですよね。

西川:
あ、本当に? 嬉しいですね。朋ちゃんもでも、最初の♪I'm proud〜の時。

華原:
なんでそんなこと言うんですか?

西川:
あれもすごいブワーッと風が吹いてて、すごい気持ち良さそうに。あれ気持ち良さそうだよね。

華原:
気持ちかったよあれ。

西川:
気持ちかった。気持ちかったぁ? あ? あれあれ。あのシーンでね、あれが、風がグワーッ。ほら、スカーフ回してるでしょ。

華原:
ああ、回してる、回してる。

西川:
あれあれ。次の振りはこれなのね。

華原:
これなんだ。

西川:
次はこれ。楽しみにしててね。

華原:
はい。

西川:
ということなんですよ、けっこうとんと。あ、あの椅子かわいいね。

華原:
座ってきていいよ。

西川:
あ、これ二つあるわけじゃないんだ。あ、鏡が。座ってきていいの? 座ってみよう。あ、でもこれいい感じ。

華原:
嬉しい。

西川:
ねえ、なんかいい? 座る?

華原:
私はいい。

西川:
いつでも座れるか。あ、でも、これはこれでTV。なんかTVの人だ、なんて。でも不思議だなぁ、なんか。

華原:
あれ? なんか大きくない。

西川:
なに? なに?

華原:
身長何cmですか?

西川:
公称は16です。いや違う、2m9。

華原:
あ、そうだ。「2m9から2m50cmまでの」って言ってたね。

西川:
そうそう。あのね、気でコントロールしてるから。

華原:
そこらへんの話を聞きたかったんです。

西川:
本当に? 

華原:
王子様で、ビーナス。

西川:
ん?

華原:
うーんと、3つ。3つあるの、うん。王子様で。

西川:
うん。

華原:
3つあったでしょ?

西川:
3つ? 王子様なの?

華原:
星の。宇宙。宇宙?

西川:
おかしいね、なんか。

華原:
妖精。妖精、宇宙の。

西川:
あ、そうかそうか。

華原:
宝石。

西川:
宇宙の宝石?

華原:
そうでしょう?

西川:
うん、それもそうだね。当たってるね。まあ宇宙の神秘というか、僕自身がもう。

華原:
神秘。神秘ってどういう意味ですか?

西川:
神秘。神秘ねぇ。もう本当に神のなせる業なのですよ、僕自身がここにいること自体が。

華原:
神に近い存在なんですね。

西川:
限りなく神に近いというか、もう神なのよ。

華原:
神様なんだ。

西川:
そうそう。すべては僕が。ただ、朋ちゃんは僕には造れない。朋ちゃんはまた不思議の国から来た人なので、僕とは違う星から来た人だと。僕はそういう意味でもすごい近い存在だと思ってるんですよ。

華原:
近いの?

西川:
ええ。隣ぐらいの星じゃないかなとぐらいに思ってるんですよ。

華原:
隣の? うん、私もそういう気がする。

西川:
だよね多分。そういう気がするよね。そういう意味でも親しみ深いよね。

華原:
あ、嬉しい。

西川:
あ、そう。本当に? じゃあ嬉しいです。僕も嬉しい。

華原:
喧嘩したくないからね。

西川:
なに? 喧嘩しそうなの? なになに? なに? どうしたの?

華原:
よく……、うん、いいんです。そうですね。

西川:
よく喧嘩しちゃうの?

華原:
ううん、違うんです。

西川:
大丈夫?

華原:
はい。

西川:
うん。でも、なんか不思議。なんか少し、はい。なんか少し知ってもらえましたか? 僕のこと。

華原:
うん。すごい、なんか好きになっちゃった。

西川:
マジかよ!? ヤベぇ。電話しなきゃ、うちの親父に。いや、でもぜひ。あの、僕はすごくそういう意味でもまだまだたくさん知りたいんですよ、まだまだ朋ちゃんのことは。僕もっと知ってもいいですか?

華原:
いいですよ。

西川:
あ。じゃあ、少しずつお互いを理解し合って。

華原:
理解し合って、いいお付き合いをしていきましょうね。

西川:
そうですね、本当に。焦らずに一歩一歩お互いを知っていくことから始めていければ、きっと幸せな明日が僕らには待ってると思うんで、ぜひ。

華原:
はい。わかりました。今日はどうもありがとうございました。

西川:
おいおい、急だなあ。

華原:
違うの、違うの。本当はもっと聞きたいことがあるんだけど。

西川:
いいよ。聞いて下さいよ。あ、もう「よきところで」ってテロップが出たから。いいじゃん。

華原:
わかった。いいって言ったからいいや。

西川:
うん。いいですいいです。僕、神なので。

華原:
神様だから、みんな従わなきゃいけないんだよ。

西川:
そうだよ。そうです、そうです。はい、ぜひ。

華原:
これからの目標とかを教えて下さい。

西川:
これからの目標?

華原:
はい。

西川:
そうですねぇ……。

華原:
T.Mさんの。T.Mさんって言ったらいけないんだ。

西川:
そう。

華原:
T.M.Revolutionさんの。

西川:
の西川。西川貴教としての野望と、T.M.Revolutionの野望はまた違うんですよ。

華原:
別なんですか?

西川:
だってT.M.Revolutionは僕自身もそうだけども。

華原:
一緒だから?

西川:
そうそう、みんなのプロジェクトだから。僕自身の野望は免許が欲しい。

華原:
あ、朋ちゃんと一緒だぁ! 

西川:
一緒?

華原:
教習所、一緒に行きましょうよ。

西川:
行こうよ! マジで行こう! あのね、本当に免許が欲しいんです。

華原:
でも、危ないからダメって。危なっかしそうだからダメって言われる。

西川:
僕も言われます。僕、車に乗るとすぐに寝ちゃうのね。

華原:
乗り物に弱いんですか?

西川:
乗り物に弱い? そういう意味じゃないよ。それ吐いちゃうってことじゃないの? 違うよ。

華原:
王子様なのに?

西川:
違う。乗り物に乗るとすぐ寝ちゃうの。なんか車とか乗ると寝ちゃわない?

華原:
私? 私だって不眠症だもん。

西川:
おいおい、ダメじゃん、それ。病気だよ。僕はね、すぐ寝ちゃうの。車に乗るとすぐ寝ちゃうのね。だから「お前が運転する車なんか乗りたくない」っていうか、運転している尻から「じゃあ、よし。バタン。ウン。ウゥゥゥーン」って走り出しながら寝てるんじゃないかっていう噂が立ってですね、ちょっとマズいっていうんで怒られてるんですけど。

華原:
怒られた?

西川:
「ちょっとしばらく無理なんじゃないの?」みたいな。まずはその「車に乗っても寝ないっていうのを克服しないと運転なんかできないんじゃないの?」ってことなんですけど。でも、それはまあ、僕自身、西川貴教の野望。

華原:
野望。

西川:
で、ギアの入りにくい、ギアのすごい堅い、重ステのチンクチュエットかカルマンギアが欲しいの。

華原:
もっとカッコいい車に乗ったらいいのに。

西川:
いや、でもほら、僕がベンツとか乗ると頭から全部隠れて。

華原:
ベンツは似合わない?

西川:
無人の車が走ることになるよね。ベンツとかじゃないでしょ?

華原:
うん。ベンツとかじゃない。

西川:
うん。だから僕は、イタリアのね。

華原:
フェラーリ?

西川:
いいえ。

華原:
フェラーリ乗ったら? フェラ−リを改造して。

西川:
フェラーリをさらに改造? なに? 変型するとか、ロボットにするとかか? どうすればいいの?

華原:
うーん?

西川:
もっと速くするってこと?

華原:
うん。それもそう。うーん?

西川:
あ、フェラーリがいいと思う?

華原:
うん。

西川:
買います。フェラーリにします。ええ、あなたのために。

華原:
本当?

西川:
助手席を空けとけばいいんですね? 僕がフェラーリを買って。

華原:
空けといてくれるの?

西川:
だからシートに買った時のまんまにビニールをかけとけばいいんですね?

華原:
でも、ビニールかけたまま乗せてたらどうするの? 初めに。

西川:
乗せない。乗せないよ。で、朋ちゃんが乗る時に僕が初めて外せばいいわけですよね?

華原:
じゃあ、もしかしたらそれまでに乗ってるかも知れないじゃん。

西川:
そーんな。わかんないよ、そんなの。そんなんじゃない。違う。じゃあ買って。

華原:
だまされない!!

西川:
いや、なに? どう言うとんねん? どうしてそう猜疑心いっぱいで見るかなぁ。あのね、とりあえずもしフェラーリを買うのかなぁ? まあ、いいや。買う。買います。じゃあ買って。買ったらキューンって朋ちゃん家に行って乗せればいいんだよね。

華原:
うん。

西川:
そこで初めてシートをビリッと破って。シートっていうかビニールをビリビリッと破って「どうぞ!」みたいな。乗ってくれる?

華原:
乗ります!

西川:
ああ、じゃあ頑張ります。じゃあ、その前に免許取らなきゃね。

華原:
あ、免許。

西川:
一番の問題なんだよなぁ。でも、今、行けないでしょ?

華原:
早起きすれば?

西川:
あのね、今そんなことやったらすごいことになっちゃうんじゃないの?

華原:
なんでですか?

西川:
疲れて。

華原:
でも、なんかその自分が。あ、そうか。それ言うとまた怒られるんだな。

西川:
なんだよ?

華原:
違うの。自分がやりたいことをやる時は、絶対に朝が早くてもやろうって思うじゃない?

西川:
うん。

華原:
だから仕事があっても仕事に迷惑をかけなければ、朝早起きして行けばいいじゃん。だけどそういう理由じゃなくて、みんな周りのスタッフの人が考えてるのはそういう理由じゃなくて、もう「危ないからダメ」っていう。

西川:
ああ、なるほどね。

華原:
もうダメなんですよ。

西川:
なんで? 怒ってる? でもあれだよ、なんて言うの? 朋ちゃんのことがみんな大事だからだよ。

華原:
だって、そんなこと言ったらそうじゃないですか。同じだね。

西川:
うーん? そうかなぁ?

華原:
だって、みんな大事だもん、西川さんのこと。T.M.Revolution。

西川:
本当に? なぁ。嬉しいなぁと思ってるんですけど。でも本当に、フィアットの小っちゃいやつか。

華原:
フィアット? 

西川:
うん。フィアットの小っちゃいやつ。

華原:
うーん? 似合わない、あれは。

西川:
そうお? チンクチュエットよ? ルパンが乗ってるやつですよ。

華原:
嫌だ! ルパン3世嫌いなんだもん、朋ちゃん。

西川:
んー、わかった。じゃあ、やめる。じゃあ、ワーゲンのカルマンギアって知ってる? コンパーチブルになってるやつ。

華原:
ワーゲンってフォルクスワーゲン?

西川:
そうそう。それの2シーターのやつかな?

華原:
WW、あのWの車でしょ?

西川:
あれだけど、あのビートルじゃないよ。ビートルじゃなくてもっとスパイダーみたいな感じの形の。

華原:
嫌だ。

西川:
フェラ−リね。OK。うん、うん、フェラ−リね。僕も前からフェラ−リ好きだった。買うんだったらフェラ−リかなってずっと思ってたし。乗せるんだったらもう朋ちゃんしかないので。でも、じゃあ買った時にはちゃんと乗ってくれるわけ?

華原:
うん、乗るよ。

西川:
ああ、じゃわかった。頑張ります。ああ、明日から大変だ。みんな、買って下さい、シングル。シングル買って下さい。朋ちゃんのためにも僕のためにも、今すぐシングル買って下さい。ああ、大変だ。頑張るぞ!! ツアーもあるんで。

華原:
そうですよね。これから始まるんですよね。

西川:
うん。

華原:
結局、2日おきぐらいに入ってますよね。

西川:
うん。1日空いてとか、そう2日に1回とかは毎日ライヴやってる感じなんで、うん。今回は初めてのとこばっかだし。朋ちゃんうちのライヴまた見に来てよ、またっていうかぜひ。

華原:
それを待ってたんですよ。

西川:
来てくれます?

華原:
行くに決まってるじゃないですか。

西川:
ぜひ。あの、今回、冬のツアーは東京とか大阪とか名古屋はないんですよ。でもね、また近いうちにやる時、本当に。

華原:
東京でやりますか?

西川:
うん、東京でやります。その時、本当に来てくれます?

華原:
私は行く。

西川:
じゃあ、誰が来ないの? 誰が来ないの?

華原:
私は行くよ。

西川:
うん、わかったわかった。朋ちゃんが来てくれればいいから、うん。

華原:
本当?

西川:
うん。いい、いい。本当にいい? じゃあ誘いますよ、本当に。忙しいんじゃないの?

華原:
忙しいの?

西川:
の? って僕に聞かれても。忙しいんじゃないかなぁと思って。誰見てんの? じゃあ、誘うよ。誘っていいよね? じゃ誘うから。来なかったら恋は終わったなと思えばいいのかな? どうやねん? とりあえず本当に誘います。真剣に。

華原:
誘って下さい。

西川:
本当に、うん。本当に近いうちね。朋ちゃんはライヴは?

華原:
そんな遠い話できない。

西川:
おいおいおい! なんだよ。なによ? その遠い話って。

華原:
遠い話できない。

西川:
まだもっと先にライヴがあるっていうか、ライヴはしたいの? 

華原:
したいですよ。

西川:
したいよね、うん。

華原:
やってみたいな、うん。したいなぁ。

西川:
ライヴは楽しいよ、本当。

華原:
いいなぁ。

西川:
出る?

華原:
えっ!?

西川:
うちのライヴ。でも、本当楽しいから。だから、誰見てんの? って。誰見てんの? 可愛いね、なんかね。あ、そうか。うちのに出ちゃえばいいんだ。

華原:
いいの?

西川:
いいんじゃない? いいじゃん。誰見てるのよだから。

華原:
でもそんなことしたらファンの人に怒られそう。

西川:
大丈夫だよ。

華原:
私が逆に剃刀とか送られてきて。

西川:
なんで? 極端だなぁ。

華原:
それでアンケートの一番後ろに「華原朋美が歌わなかったらすごくメチャクチャいいライヴだったのに。すごい感動したのに」っていうか。

西川:
そんなことないよ、そんなことない。そんなのぜんぜんない。絶対ないから、絶対。大歓迎だよ。もう「ブラボーッ!!」だよ。ちょっと、もう本当、スタンディングオベイション。

華原:
ん? スタンディング?

西川:
うん。3大テノールや。だからわからんかな。気持ちは。気持ちは。もうトリオロスデパンチョス。もうわけわかんない。それぐらいもうみんな朋ちゃんを歓迎するよ。

華原:
そうかなぁ?

西川:
草や木も歌うよ、きっと。本当だよ。

華原:
草や木も?

西川:
トリオロスデパンチョスだよ。もうこうだよ、みんな。ギター鳴らして「朋ちゃーん!!」って。

華原:
なに? これ。

西川:
だからわからんかな? わかんないけど、僕の中では大歓迎の意味。「朋ちゃーん!!!」ていう。わかんないなぁー。なんで僕の気持ちが高ぶってきたかわかる? 燃えてきた。やる。

華原:
本当?

西川:
やろう! やる。やります。じゃあ、どうしよう。なに歌う?

華原:
ん? うん。

西川:
一応うちのライヴでもあるんで。

華原:
そうですよ。

西川:
2時間もやられるとすごい肩身の狭い思いをするんで、お互い気持ちのいい関係を保つためにもちょっと話し合いましょうね。

華原:
話し合いましょう。はい。

西川:
うん、そうそう。よし、じゃあ考えましょうね。本当に遊びに来てよでもライヴには。

華原:
はい、行かせて頂きます。

西川:
で、絶対に朋ちゃんのライヴがある時には僕も行きます。

華原:
私あの、あれ持ってやるね。風がでてくるやつ。こうやって持ってやってる。

西川:
なんでよ? あ、そういうこともしてくれるんだ。

華原:
風係になる。

西川:
風係? 風係って、花係とかじゃないんだから。風係っていいね、でもね。

華原:
風係になる。

西川:
風係? いや、でも朋ちゃんには多分そんなことさせられないよ。

華原:
ううん、私はやる。

西川:
ダメ、ダメ。ダメ、ダメ。もっといい役。っていうか歌ってよ。一緒に歌うの。

華原:
♪体が〜って?

西川:
うん。「WHITE BREATH」も歌ってね。

華原:
うん。

西川:
この曲もすごいいい曲ですよ。

華原:
いい曲ですよ。

西川:
うん、もちろん。

華原:
ハートが。

西川:
よろしいようで。なに?

華原:
はい?

西川:
ハート? おあとが?

華原:
いや、ハートが。

西川:
ハート? ハートがか。いやびっくりした。聞き間違えちゃった。「おあとが」って聞こえたから「よろしいようで」だって。オヤジか? 俺は。なに言ってんだ僕。もうびっくりした。円楽になったかと思った。

華原:
すいません、ごめんなさい。

西川:
いえいえ、いえ。ぜんぜん。

華原:
今日は、いっぱい話聞けてうれしかった。

西川:
楽しかったね、すごいなんか。

華原:
うん。

西川:
まだまだ話せそうだよね。

華原:
本当にそうです。話が尽きないと思います。

西川:
うん。番組何時間あっても足らないと思うんで。だんだんみんなスタッフの人たちも嫌な顔になってきましたね。ちょっとウンザリしてますし。ちょっとね、ちょっとこう「マジかよ? まだ喋んの? こいつら」みたいな顔になってますから。あとはじゃあ、楽屋で。

華原:
あ、はい。

西川:
またお話したいと思います。

華原:
いっぱいまだまだお話したいことがありますけど。

西川:
また呼んで下さいよ、じゃあ。

華原:
はい!

西川:
っていうかどっか遊びに行けるとね。

華原:
遊びにいけると嬉しいですね。

西川:
うん、ぜひ。

華原:
連れてって下さい。

西川:
でも口約束だけだからなぁ、この世界の人。

華原:
私のこともそういうふうにやって見るの?

西川:
そんなことない、そんなことない!! わかった。ごめん。それは僕が間違ってた。

華原:
今のはすごい嫌だった、うん。

西川:
そうだよね、ごめん。違う。今やっぱり寂しい。僕もほら、あんまり、やっぱほら、そりゃあもうやっぱね。「朋ちゃぁーん!!」やもん。わかる? それがあるから。

華原:
なんの意味があるかよくわからないんですけど。

西川:
気持ちよ。わかってもらえると。僕がどれだけ朋ちゃんに僕の気持ちが。「これ、こういうことだ」って。それが僕の中の今一番の最大の表現がさっきのだったんですよ。

華原:
はい。じゃあ、それをしっかりと受け止めます。

西川:
はい、ぜひ。

華原:
ありがとうございました。

西川:
ありがとうございました。

華原:
今日は本当に長い間本当にどうもありがとうございました。

西川:
もう、ごめんなさい。なんかベラベラしゃべって。

華原:
違うの。私が延ばしたの。「早く締めろ早く締めろ」って言われてたんだけど。

西川:
ううん。いい、いい。いや、僕がなんか。

華原:
早く締めろっていうか、「締めて下さい」って言ってたんですよ。

西川:
うん、そうだね。いいです、いいです。ごめんなさい。ちょっと喋り過ぎましたが。でも楽しかったです、すごい。

華原:
楽しかったです。

西川:
本当に楽しかったです。

華原:
なんか初めての男性のゲストで、私、本当は緊張してたんですよ。

西川:
あ、本当に?

華原:
だけど、すごい楽しかったです。

西川:
いや、僕のほうこそ楽しかったです。

華原:
ありがとうございました。

西川:
ありがとうございました。これでいいのかな? なんか不安だけど。でもまあ、いいよね、楽しかったし。

華原:
うん。

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